2016年07月31日

●和文露訳要覧第78回

ロープはканатで、тросは船舶用語である。共に一般的にはワイヤロープを指す。конецも船舶用語だが係留用、曳航用ロープを指す。

出題)「紙の上を波が走った」をロシア語にせよ。

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2016年07月30日

●和文露訳要覧第77回

若い女性の中には、「~します」を「...симась」と発音しているように聞こえる人が結構いる。テレビの女優の影響なのだろうか。NHKの若い男性報道記者の中にも、語末の音が軟音に聞こえる人がいる。これは「す」だと断定的な感じがするので、これを避けるためなのかもしれない。個人的にはどうかなと思う。

出題)「お話の途中失礼ですが」をロシア語にせよ。

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2016年07月29日

●和文露訳要覧第76回

前回の出題を添削するときに、уехатьとпоехатьの使い方がよく分かっていないような感じを受けたので、この機会に説明しよう。у-の接頭辞の意味は、「(この場、ないしは発話の場所から動作主が)去る(いなくなる)」というもので、по-の接頭辞では、「出発する」ということであり、動作の視点が、その場に残るか、動作主と共に出発するかの違いがある。前回の出題「残りますか、それとも行きますか?」では、話し手は動作主である聞き手とは行動を共にしない(あるいは行動を共にするかどうかはわからない)というニュアンスである。Я уезжаю.という文では、私は去るが、聞き手であるあなたは残ると言うニュアンスが出る。

出題)「何事にもいい面を見なくてはならない」をロシア語にせよ。

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2016年07月24日

●和文露訳要覧第75回

『和文露訳指南』6-1-1項の一部を下記のように修正した。

規則的反復というのは不完了体のもともとの役割ではないはずだが、完了体がその用法の本質から偶発的反復という役割を担うために、不完了体に規則的反復の役割が回ってきたびではないかと3-1-2項で述べたが、この規則的反復というのは習慣性を生み、それが習慣だから習慣を守りたい、「~するのが当然である」、それから「~せねばならぬ」という気持ち(切迫感)に発展したのだと思われる。また不完了体の別の側面でもある過程の用法も動作が既定の路線上を移行するわけであり、そうなるのが当然という意識から切迫感になったとも考えられる。

出題)「残りますか、それとも行きますか?」をロシア語にせよ。

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2016年07月23日

●和文露訳要覧第74回

печьは製鉄所の炉であり、горнは鍛冶屋の炉である。

出題)「生きるに値しないと考えることがよくありますか?」をロシア語にせよ。

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2016年07月22日

●和文露訳要覧第73回

レンズという意味ではлинзаが一般的だが、メガネのレンズはстёклаと言い、虫メガネはувеличительнок стеклоである。

出題)「次のようにまとめさせていただきます」をロシア語にせよ。

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2016年07月18日

●和文露訳要覧第72回

(何かニュースある?)Что нового? <述語生格>
(言い争うことに何の得(意味)がある?)Что пользы (толку) спорить? <述語生格>
(それらが啓蒙とか科学と何の共通点があるのか?)Что общего имеют они с просвещением или наукой? <述語生格と疑問詞の複合用法>

новоеもобщееもこの場合は形容詞派生の名詞であり、その場合述語生格が用いられる。

出題)「疲れやすい方ですか?」をロシア語にせよ。

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2016年07月17日

●和文露訳要覧第71回

再度やまさんへのお詫び。申し訳ありません。どういうわけかご投稿が消えてしまいました。再投稿願います。

имение 不在地主のも含む領地。поместьеは実際に地主が住んでいる土地。усадьбаはその地主が住んでいる屋敷のこと。вотчинаは12~18世紀の貴族の世襲領地。

出題)「それらは啓蒙とか科学と何の共通点があるのか?」をロシア語にせよ。

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2016年07月16日

●和文露訳要覧第70回

やまさんへお詫び。
昨日疲れていたのか、出題を今日と昨日を取り違えて出題しました。後で気がついて訂正したのですが、やまさんには間に合わなかったようです。申し訳ありません。

このたびNHKラジオ第一放送の夕方のニュース番組「先読み!夕方ニュース」の「夕方ホットトーク」というコーナーでロシア人気質について話をすることになりました。出演日は7月25(月)で、午後5時半からの生放送です。平日なので時間的に放送を聞くのは無理だと思いますが、NHKのサイトで放送後1カ月は聞けるとのことですので、ご興味があれば聞いてください。

出題)「我々の話が奥方のいない、二人っきりでできたら、ありがたい」をロシア語にせよ。

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2016年07月15日

●和文露訳要覧第69回

リストという意味ではсписокが一般的で、реестрは名簿など文書の形のリスト、目録を指し、описьは記載(登録)される品物や文書のリスト。

出題)「何もすることがないのか?」をロシア語にせよ。

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2016年07月10日

●和文露訳要覧第68回

表の縦の欄はколонка, столбец と言い、言葉より数字でよく使う。横の欄はстрокаと言い、графаは線で囲まれた欄を指す。

出題)(道を尋ねての返答)「この道じゃないですよ」をロシア語にせよ。

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2016年07月09日

●和文露訳要覧第67回

自動車レースのラリーはралли、автораллиで、テニスなどのはобмен ударамиという。

出題)「我々全員、彼に比べるとゴミみたいなものだ」をロシア語にせよ。

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2016年07月08日

●和文露訳要覧第66回

読み物はчтение が普通。чтивоは低級な読み物。материал для чтения は教材としての読み物。

出題)「どこの(スポーツ)クラブでプレーしていますか?」をロシア語にせよ。

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2016年07月03日

●和文露訳要覧第65回

『和文露訳指南』8-1-1項を下記のように修正した。

動詞бытьの過去形ではアオリスト用法だけで、былが助動詞として過去の時制を示すため、結果の存続の用法はないのではないかと述べたが、現在形では結果の存続の機能を果たし、さらに近接未来完了を意味する場合があると言える。これは未来形が近接未来を示す事ができないためではないかと思われる。

(今すぐ行きます)Я сейчас. <近接未来完了>
(今行くよ)Я сейчас буду. <近接未来完了というよりは未来完了であろう>
(すぐに戻りますから)Я мигом. = Я ненадолго. <近接未来完了>
(運転がありますので)Я за рулём. <酒を勧められた時の返事、近接未来完了>
(もういらしたのですね)Вы уже здесь. <結果の存続>
(来たと取り次いでくれ)Доложи, что я здесь. <結果の存続>
(誰かから私に問い合わせがあったら、私はレストランにいますから)Если меня будут спрашивать, я в ресторане. <これはすでにレストランに行こうとしているわけで、быть動詞の現在形でも近接未来完了を示す事ができる>

上の文もбуду(= прибуду完了体未来形の完遂の用法)などが省略されているとも理解されるが、素直に、現在の時制でも「到着する」という完了体未来形の完遂の用法(近接未来完了)に匹敵する意味になる例ととらえるべきだろう。бытьの未来形を使って下記のように未来完了となる例もある。

(だれかが私のことを問い合わせてきたら、2時過ぎに戻りますと)Если меня будут спрашивать, я буду после двух часов.

しかし、быть動詞には完了体の意味もあることから、現在の時制で近接未来完了から派生する偶発的反復(例示的用法)を示す事もできる。

(必要なら、一声かけてください。すぐ参ります)Что надо - кликните, я мигом.

出題)「私に恥をかかせるな」をロシア語にせよ。

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2016年07月02日

●和文露訳要覧第64回

「よい」という意味では、хорошийが一般的であり、добрыйはобычай, правио, время, день, привычкаなどとの語結合でよく使われ、человек, молодец, конь, еда, ужинとの語結合では廃用ないしは民話的、詩的な表現である。славныйは見かけが魅力的という意味であり、おいしいという意味では廃用。важный、важнецкийはものに対して用いられる。мировойはとてもよいという意味である。

出題)「ここで待っていてください。すぐ戻りますから」をロシア語にせよ。

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2016年07月01日

●和文露訳要覧第63回

сновидение は寝ている時に見る夢であり、сонにもその意味があるが、本来は眠りという意味である。мечтаは希望という意味の夢である。

出題)「でも殺し屋にはまったくなるつもりはない」をロシア語にせよ。

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