2017年02月19日

●和文露訳要覧第180回

新橋駅地下にあるシュークリーム屋さんでプロフィトロールが売られていた。プチシューのようなもので、クリームがかかっている。話のタネにと、それとこの頃シュークリームにはまっているので、買って食べてみた。おいしいが、私には普通のシュークリームで十分だ。ロシアでもпрофитрольというプチシューが売られており、アカデミー版の露露辞典にも収録されているから、ロシア語ではあるが、フランス語由来であろう。なぜこんなことを書くかというと、シュークリームをロシア語で何というか悩んだことがあり、結局サイズは違うが、профитрольとするしかないという結論を得た。ただ中の餡が甘いものの他に、しょっぱいものもあるという点がどうかなという気はする。

出題)「あなたの子供が欲しいの」をロシア語にせよ。

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2017年02月18日

●和文露訳要覧第179回

マスコミで紹介される遺族の談話などでは、「天国のお母さん云々」というような話をよく聞く。我々日本人はほとんどが神道や仏教だから、浄土や極楽ではないかなどという瑣末なことはともかく、多くの日本人はあの世はあると考えているようだ。私個人としては、子、怪力乱神を語らずと論語にもあるように、あるかどうか分からないものに対しては不可知論の立場である。つまり、ないとか、あるとか決めつけるようなことはしないということである。しかしながら、ガイドをしている時に、ロシア人に対して日本人庶民の死生観や葬式のあり方(なぜ葬式をするのかも含めて)を尋ねられることも多く、それなりの回答を用意しておくべきだと思い、これまでいろいろその種の本も読んできた。最近読んだ本で感心したのが『日本人の死生観』(五来重、角川選書、1994)である。この類の本では同じ標題の『日本人の死生観』(加藤周一他、岩波新書、1977)があるが、これはは乃木希典、森鴎外、中江兆民、河上肇、正宗白鳥、三島由紀夫という日本の(知的?)エリートの死にまつわる評伝であり、これはこれで面白いが、これを、日本人全体を代表する死生観として取り上げることには大いに疑問である。五来氏の著書は正に日本の庶民の来世観を墓制と共に取り上げたもので、外国人向けのガイドをする上での必読書と言える。

我が国は古来より死者は死の直後は荒魂(あらみたま、あらたま、新魂)となるが、これは祟りやすいとされ、鎮魂(子孫の供養など)により死者の罪が清められ、年を経て和魂(にぎみたま、にぎたま)という子孫を慈しみ、恩寵を与えるものになるという、いわば霊魂昇華説が日本人の宗教感情の根底にあるからだと述べておられる。江戸時代には33回忌で死者の魂は祖先の霊と一体化するという説も生まれた。

殯(もがり)は荒魂を封じて置くために、遺体を土の上に置き、四方を木などで囲んだもので、風葬のようなものであり、3ヶ月から2年、6年(平均2年)と遺体を風化させておくものだという。葬儀は荒魂を鎮める鎮魂の儀式であり、墓は荒魂を封じておく構造物だったという。もがりは7世紀の大化の薄葬令で公には禁止されたが、その後も庶民の間では細々と続き、土饅頭などの土葬、700年の僧道昭に始まる火葬に代わって行った。これは遺体が腐敗していくのをそのままにしておくのは忍びないということもあったのかもしれない。

出題)「すべて私の体調の悪いのは、まず第一に喫煙のせいだ」をロシア語にせよ。

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2017年02月17日

●和文露訳要覧第178回

Авторитет, или подчинение без насилия.(権威、それは暴力なき服従)を、「権威、あるいは暴力なき服従」というように、илиを間違って直訳しているのをよく見かける。これは英語のorと同じ用法で、то есть(つまり), иначе(換言すれば)という意味である。

出題)「急ブレーキをかけると前輪がスリップします」をロシア語にせよ。

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2017年02月12日

●和文露訳要覧第177回

出題)「回想録の入手は幸運な成り行きのおかげである」をロシア語にせよ。

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2017年02月11日

●和文露訳要覧第176回

出題)「クリスタノーヴィチに重要な仕事がまかされた」をロシア語にせよ。

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