2016年07月30日
●和文露訳要覧第77回
若い女性の中には、「~します」を「...симась」と発音しているように聞こえる人が結構いる。テレビの女優の影響なのだろうか。NHKの若い男性報道記者の中にも、語末の音が軟音に聞こえる人がいる。これは「す」だと断定的な感じがするので、これを避けるためなのかもしれない。個人的にはどうかなと思う。
出題)「お話の途中失礼ですが」をロシア語にせよ。
Разрешите мне прервать вас.
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お答えだと、これから相手が話すときに、あなたが話をし出したら話の腰を折りますよという非常に不可思議な文です。私の答えは、Простите, что прерываю вас.
従属節での遂行動詞の使用例。
1.Простите, я вас прерываю в середине разговора.
2.Извините, я вас перебиваю.
宜しく御願い致します。
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正解ですが、1. в середине разговораはくどくなるので、不要です。会話ではともかく、文法的にはчтоを入れるべきです。遂行動詞なので、従属節で使えるかどうか分からなかったということでしょうか?『和文露訳指南』3-1-4-9項参照ください。
Извините, я вас
перебью.
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Гоさんと同じ発想ですね。
Извините, что я прерываю вас.
нвとしました。話を途中で遮るのは遂行動詞でしょうか。よろしくお願いします。
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完全な正解です。