2017年03月19日

●和文露訳要覧第192回

出題)「なにか行き違いがあったとか、気分を害されたと言うのならあやまります」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2017年03月19日 13:10
コメント

Прошу прощения, в случае каких-то расхождений с вами, или если бы я вас был обидеть.
宜しく御願い致します。
-------------------------------------------
大体いいのですが、仮定法過去で丁寧さを示すのは、この場合仮定法本来の用法(実際とは反対の動作)と取られる可能性があるので、使うべきではないと思います。был обидетьというのはおかしくありませんか?обиделのはずです。私の答えは、Извините, если что-то не так, если мы вас чем-то обидели.

Posted by さきちゃん at 2017年03月19日 14:04

В случае, если у нас с вами произошли какие-то расхождения или я испортил настроения, я приношу вам
извинения.
---------------------------------
正解にしてもいいのですが、ваше настроениеとすべきだと思います。

Posted by ブーチャン at 2017年03月19日 15:08

Если что-то пошло не так или что-то задело вас чувства, то извините меня пожалуйста.
何かがあったのは確実のようですので具体的一回でCBとしました。よろしくお願いします。
------------------------------
大体いいのですが、задело васだけならよかったのですが、чувстваはよけいですし、こういう接続はありません。消し忘れでしょうか?что-тоが二つあるので、後のは取るべきですし、пошлоもよけいな感じがします。

Posted by やま at 2017年03月19日 22:18

Если вы скажете, что у меня были какие-то неувязки или я вас обидел, я попрошу вас прощение.
--------------------------------------
если вы скажетеはよけいです。у меняではなく、унас (с вами)とすべきです。一番問題なのは、попрошуです。句動詞としてはあり得ますが、完了体なので、新規の動作、つまりその場の雰囲気から見て唐突な感じ(いきなり謝る感じ)がします。悪いことをしたかもしれないときは、謝るのが当然ですから(その場の雰囲気に合わせてということで)、不完了体の遂行動詞Прошу прощения.を使うべきです。どうしても完了体を使いたいといういうなら、「許してください」Извините!を使えば、「あなたが許す」なら動作が唐突であっても可能でしょう。ちなみにこの動詞の命令法は遂行動詞に近い用法です。

Posted by Го at 2017年03月20日 00:43

Я извиняюсь, если произошло какое-то недоразумение, или я Вас чем-то обидел/ла.

「行き違い」は、慣用的な表現なのでこのくらいは意訳として許容されるのではないかと思っています。
1. если возникло какое-то недоразумение/недопонимание
2. если у нас что-то прошло не так
3. если я Вас не правильно понял/ла
4. если что было не так

「謝罪」については、いくらでも表現がありましょうが、今回は、口頭の少しざっくばらんな印象を原文から受けましたので、こちらの訳を採用しました。

毎回、訳案が多くて恐縮です。
-------------------------------
ほぼ正解なのですが、今回のように不定の行き違い、つまり行き違いがあったかどうか分からない場合は、ロシア語の可算名詞では複数形を使います。извиняюсьというのは、私が長年ロシアにいて聞いた感じでは、すこしふざけたニュアンスがあるので、丁寧な表現(つまり普通の表現)の方がよいと思います。これは私の感じであり、強制するつもりはありません。2. произошлоとするか、一番いいのは動詞を取ってしまうことです。4. былоは取るべきです。былоというのは明らかに過去の時制であることを示しており、出題は、厳密に言えば結果の存続です。つまり過去の動作が現在にも影響を及ぼしているわけです。そういう場合быть動詞では現在形(通常は動詞の省略)を用います。例えば、Я дома.
(ただいま)<無論文脈によっては「今家にいます」とも解釈可能です>。それと口語でчто = что-то, что-либоです。念のため。

Posted by novichushka at 2017年03月20日 05:05
コメントしてください