2016年09月19日

●和文露訳要覧第102回

ロシア史については9世紀から現代までСоловьевやКлючевскийの著作を自分なりに読破し、それなりの知識はあるつもりだが、20世紀初めが弱いように感じていた。これはソ連時代の歴史家の著作(ポクローフスキーなども含めて)がソ連の御用学説ばかりで信用できないためである。革命前後についてはトロツキーの『ロシア革命史』(岩波書店、5巻)などを読んだが、内戦、特に赤色テロル関係のものが知識不足のように感じて、そういうものを最近読んでいる。古典とも言える『ソヴェト=ロシアにおける赤色テロル(1918~23)』メリグーノフ(発音はメリグノーフが正しいと思う)、梶川伸一訳、社会評論社、2010年で、これはロシア革命直後の赤色テロルに関する同時代人の証言による古典である。ただ虐殺の事実の羅列のみであり、レーニンの責任についてなど、赤色テロルを俯瞰的に述べられていない憾みがあるが、同時代という事考えるとやむを得ない。ただそれを補う解説が巻末についている。ミーシュカ・ヤポンチクМишка ЯпоничикやコトーフスキーКотовскийがヤクザや盗賊上がりのボリシェヴィキーであるとの記述もある。また『共産主義黒書<ソ連編>』、ステファヌ・クルトワ+ニコラ・ヴェルト、外川継男、ちくま学芸文庫、2016年は、赤色テロルにおけるレーニンの主導的役割を明確に示した好著。社会革命直後の農民反乱や緑軍について詳しく解説しているのがありがたい。ロシア語では『ロシアにおける赤色テロルと白色テロル(1918~1922)』Красный и белый террор в России、リトヴィーンАлексей Литвин, ЭКСМО, 2004があり、これは赤色テロルと白色テロルについて書かれている好著である。

出題)「うまくゆく見込みはあるのか?」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2016年09月19日 13:21
コメント

(1) Есть ли надежда на
удачу ?

(2) Есть ли надежда на
то, что дело пойдет
удачно ?
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(1)は正解。(2)はдело пойдёт.だけで十分だと思います。私の答えは、Есть ли надежда на успех?

Posted by ブーチャン at 2016年09月19日 14:38

1.У нас успешные перспективы?
2.Можно успешно сложиться, как предложено?
宜しく御願い致します。
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両方とも非常に硬い表現です。和訳すると、「成功の見通しは我々にはあるのか?」、「提案通り、成功裏におさまりうるのか?」となり、少なくとも、会話では使わないでしょう。

Posted by さきちゃん at 2016年09月19日 15:43

Есть ли надежды,что всё будет хорошо?
よろしくお願いします。
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надежда на то, чтоとしないと語結合的におかしいと思います。

Posted by やま at 2016年09月21日 06:37

Удача будет?
Можем надеяться?
お願い致します。
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正解ですが、最初のはу насとかつけたほうが分かりやすいと思います。

Posted by Го at 2016年09月22日 00:15
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