2016年05月20日
●和文露訳要覧第47回
кроватьはベッドそのもので、постельは寝具も含めてのベッドを指す。一方кушеткаは診療室の簡易ベッド、背もたれのない、枕のついたソファーで、станина は工作機械の土台。
出題)「彼らはロープの上を歩いており、今にも落ちそうだ」をロシア語にせよ。
Они пдут по канату и едва не падают.
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идутのタイプミスがあります。訳では「落ちそうになっている」であって、「今にも」が訳されていません。私の答えは、Они идут по канату и каждый миг грозят сорваться,
1.Сейчас они идут пешком на канате, и почти сваливаются отсюда.
2.Они почти сваливаются от каната, на котором они сейчас идут пешком.
宜しく御願い致します。
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идтиは歩いて行くという意味ですから、пешкомをつける必要はありません。「~の上を」というように動いている場合は、по + 与格を取ります。идутは現在の過程(現在進行形)を示していますが、сваливаютсяは規則的反復としか理解できません。「今にも」が訳されていません。
Они ходят на канате
и чуть не падают.
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不定動詞を用いておられるので、「行ったり来たりしている」となり、間違いです。
Ходя на верёвке,
они на грани падения.
歩くという動作で不定としました。しかし、間違いのようでしたね。よろしくお願いします。
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定動詞を使うべきですし、表面を動いている場合はпо + 与格です。主文は落ちる寸前ということで、出題とは違います。