2016年01月30日
●和文露訳指南第383回
техникаは相対的な技法で、приёмは個々の技法。фактураは芸術における技法を指す。
出題)「人が飛べたのだから、僕にもできる」をロシア語にせよ。
Другой успел летать, так что и я смогу.
具体的1回の事実ででсвとしました。よろしくお願いします。
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大体いいのですが、другойは単数形ですから、一人の他人ということになり、複数にした方が不定性が出て自然です。私の答えは、Другие летали - ну, и я смогу.
「飛べた」というのは能力を指し、しかも動作の確認ということで、不定動詞の過去形を使うのがベストです。
Человек смог летать, поэтому я тоже смогу.
приставка必要?!
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人を直訳してしまうと、話し手が宇宙人とか、擬人化した動物になってしまいませんか?смогと完了体を使うと、動作の順次性となって不自然です。
Раз чужой прыгнул, и
я смогу.
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他人が単数だと、その他人一名がぴょんと飛び上がったとなり、しかも完了体ですから、次々と動作が起きるわけで、非常におかしいと思います。バンジージャンプのように飛び下りるならまだ分かりますが、不完了体でしょう。
Я сам тоже мог бы, так как другие смогли вскакивать.
宜しく御願い致します。
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仮定法を使うと、できたのにしなかったという意味になります。другие смоглиとすると、結果の存続のようになりますが、出題は人が飛んだのは時制的に前の動作ですから、おかしいと思います。вскочитьは飛びあがるですから、飛び下りるならともかく、おかしいと思います。