2016年01月29日

●和文露訳指南第382回

『和文露訳指南』10-3-1項を下記のように変更した。

日本語では特に複数という概念があまりないので、抽象名詞は単数と理解すればよいと思いがちである。ところが技術технологияは一般的に技術を意味するときは単数だが、何種類かの具体的な技術を意味するときは複数になり、これを種別の複数と言う。музыкаは音楽という意味では単数だが、吹奏楽や楽器という意味では複数が使える。抽象名詞でも一般的にその名詞について話し手が抽象性を意識すれば不可算に、具体性を意識すればするほど複数形が用いられる傾向にある。これが複数が不定性を示す可算名詞と具体性を示す抽象名詞との違いである。

出題)「彼は自分の解雇が合法かどうか法廷で争うようになった」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2016年01月29日 20:57
コメント

Он стал бороться на процессе, чтобы выяснить незаконность своего увольнения.
なんかちょっと違いすみません。
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процессの代表的な意味は、過程(プロセス)ですから、会話では裁判とすぐ分かるような単語を使うべきです。私の答えは、Он начал оспаривать законность своего увольнения в суде.

Posted by Го at 2016年01月30日 00:11

Он начал спорить о том, что законно ли его увольнение.
アオリスト用法でсвとしました。よろしくお願いします。
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споритьには「法廷で争う」という意味もありますが、そうでない場合もあるので、裁判でという文言を入れるべきだと思います。

Posted by やま at 2016年01月30日 05:10

Он стал разбирать в суде, было ли законно свое увольнение.
よろしくおねがいします。
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合法かどうかを究明するのは彼ですか?そうなると彼は裁判官となり、出題とは違います。разбиратьは他動詞ですから、直接補語がないとおかしいと思います。

Posted by 智 at 2016年01月30日 05:33

1.Он стал ссориться на суде о легальности своего увольнения.
2.Закономерность своего увольнения заставил его ссориться на суде.
3.Он искал суда о том, что своё увольнение закономерно или нет.
宜しく御願い致します。
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1. ссоритьсяはげんかをするですから違います。2. закономерностьは法則性ということですから、違います。3. искатьを裁判に訴えるという意味で使うのは、研究社の露和には載っていますが、最新版のアカデミー露露辞典に依ると廃語です。

Posted by さきちゃん at 2016年01月30日 08:30

Он стал подать в суд
законность своего
увольнения.
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стать + 不完了体不定形のはずです。

Posted by ブーチャン at 2016年01月30日 09:22
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