2015年05月16日
●和文露訳指南第240回
сучья は大枝(一番低いところにある)で、ветви は枝、ветки は小枝、веточки は果実のなる小枝、побеги は若枝 で、лапаは針葉樹の手の形の枝を指す。
出題)「もし想像力がなくなれば、人は人でなくなる」をロシア語にせよ。
Если человек потерял воображение, тогда он не будет человеком.
例示だと思いました。
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その通り例示的用法なのですが、それならどうして完了体過去形が出てくるのでしょう?従属節が過去の時制で、主節が未来というのはめちゃくちゃです。私の答えは、Если исчезнет воображение, то человек перестанет быть человеком.
例示的用法であり、これを無理に仮定法にすることはない。
Если человек лишился воображения, то он не был бы человеком.
仮定法と考えました。想像力がなくなっている→完遂と考えてсв、人でなくなるは否定の状態なので нвとしました。よろしくお願いします。
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従属節にбыが抜けています。交通事故や脳に障害があって、想像力を持てない人もいますから、仮定法にする必要はないと思います。
Если бы исчезли силы воображений,
человек не стал бы
быть человеком.
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仮定法にする必要がないということと、人以外のものが人になるわけであり、人が主語ならне стать человеком「人が人にならない」ということになり、非論理的なので、使えないと思います。
Когда человек не умеет воображать, он больше не может быть человеком.
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ブーチャンさんのところにも書きましたが、人が人でないというのは非論理的です。それよりも人とは呼べないという風にした方がよいように思います。
Без способности воображения, человек не станет человеком.
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ブーチャンさんのところにも書きましたが、人が人にならないというのは論理的に矛盾します。способностьは能力という意味では複数で用いるのが普通であり、想像力という意味では使いません。
Человек не был бы человеком без воображения.
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正解です。