2015年05月02日
●和文露訳指南第232回
第232回
同じくクルガーノフの第2巻に、週の説明があり、日曜воскресеньеは復活の日というのが本義であり、これをスラブ語で言うとнеделя(現代語では週という意味)であり、これはне делай(〔何も〕するな)が由来であるという落語のオチ見たいなことが書かれている。これまでнеделяの由来など考えたこともなかったが、そう言われれば、なるほどと思えるから不思議だ。
出題)「2005年12月14日その取締役は半死半生になるまで殴られた」をロシア語にせよ。
14-го декабря 2005-го года этого директора компании избили смертно.
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お答えでは撲殺されたことになってしまいます。私の答えは、14 декабря 2005 года был до полусмерти избит директор.
半殺しになるまでということ。出題はアオリスト的用法から。
В 14-ое декабря 2005-го года директор был избит до полусмерти.
結果の現存と考えсвにしました。専務、常務、最近ではCEOなどと取締役にもいろいろあるようですが、実際にビジネスでロシア語を使っていないと、露訳するのは難しそうですね。とりあえずдиректорとしました。
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в 14-е декабряという表現はロシア語にはありません。やまさんクラスの上級者にしては、珍しい初歩的ミスです。それ以外は正解ですが、結果の存続ではなく、年月日が明示されているのですから、アオリスト的用法です。
14-го декабря 2005 года
этого директора
избили до полусмерти.
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正解です。
14 декабря 2015 года директор был избит до полусмерти.
よろしくお願いします。
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正解です。
14-го декабря 2005 года этот директор был избит до полусмерти.
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正解です。