2014年05月03日

●続和文解釈入門第437回

心霊スポットなどをテレビでも紹介しているが、その中で丑の刻参りについて紹介している番組を見たことがある。藁人形に五寸釘が刺さっているのがいくつか紹介されていた。丑の刻参りというのは、午前1時から3時ごろ毎夜、白装束を身にまとい、顔に白粉を塗り、頭に五徳をかぶってそこに蝋燭を立て、一本歯の下駄を履き、胸には鏡、腰には護り刀、口に櫛を咥えて神社のご神木に憎い相手に見立てた藁人形を五寸釘で打ち込むというもので、丑の刻参りをしている者の姿を他の人に見られると、参っていた人物に呪いが跳ね返って来ると言われ、目撃者も殺してしまわないとならないと伝えられる。

 マキノ雅弘(1908~93年)は映画の草創期に子役として出て、俳優、助監督を経て、監督として生涯に261本の作品を取った。マキノ雅弘自伝『映画渡世』(上下2巻、ちくま文庫、1995年)はトーキーを経て現代までの70年間を網羅した波乱万丈の自伝である。その中に丑の刻参りの実見談が出てくる。マキノの小学校の頃(1910年代か?)、北野天満宮で友達の泥政(後に2代目の説教強盗になったという)とそれを見に行ったという。「女が一本の杉の大木に近寄り藁人形を出して、あたりを見回しながら。人形に釘をコーンと打ち付ける。めらめらとローソクが切れる」とある、マキノは女に見つかり、殺さんと追いかける女から大急ぎで何とか逃げた。その後女は泥政が連れてきた警官につかまったという。

出題)「彼らの本は本屋の棚で何十年も埃をかぶっていた」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2014年05月03日 05:31
コメント

Их произведения были осыпанными на полках книжного магазина за несколько десятков лет.
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お答えの作品にはいろいろありますが、出題に本とあるので、本と訳したほうが自然です。それとосыпаннныйというのは粉状のものがふりかかっているということであり、ほこりとは限りません。私の答えは、Их книги десятилетиями пылились на полках книжных лавок.

Posted by ブーチャン at 2014年05月03日 06:30

Их книга оставалась на полке книжного магазина со густым слоем пыли за десятки лет.
過去の長く続いた動作で、結果が現存するかは不明のためнвとしました。
よろしくお願いします。
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不完了体なのは結構だと思いますが、それならза を使っているのはどうしてでしょう?заは完了体とともに用いられ、期間での完遂を示しますから、お答えの場合заを取るべきです。

Posted by yama at 2014年05月03日 16:27

Их книги не снимали с полки книжного магазина и десятки лет там стояли в пыли.
残存じゃないとみてнесов。
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正解です。

Posted by ゴ at 2014年05月03日 23:58

お答えで本屋が複数形なのは、彼らが書いた本が置かれていた店は一軒だけではないから、という解釈でよいのでしょうか。
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そうではなく、一軒の本屋なのですが、彼ら(複数の著者が1冊の本を書いたという想定)が何冊も本を書いているということで、その複数の本がその1軒の本屋にあったということでもいいし、同じ本が何冊もあったということでも結構です。回答は単数でも複数でもよいわけです。ロシア語や英語なら簡単に説明できますが、日本語では単数複数を普通示さないので、こういうややこしい説明をすることになります。細かいことで気になることは、遠慮なくご質問ください。普通気がつかないこと、つまり質問が頭に浮かぶというのも、一朝一夕にできるこおtではありません。yamaさんは十分上級ですが、上には上があるわけで、それが奥義に至る唯一の道です。

Posted by yama at 2014年05月04日 21:17
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