2014年04月18日

●続和文解釈入門第423回

以心伝心をラヴレンチエフの和露辞典ではテレパシーтелепатияと訳していたので笑ってしまった。以心伝心するためには超能力者にならなければならいとは。ロシア語にもСердце сердце чует.という言い方もあるから、これなど使ったらいいのにと思う。これは辞典の編纂者が国語辞典の説明から訳語をこしらえた感じで、以心伝心を会話で使ったこともなかろうし、用例もあたってみたこともなかったのだろう。このような例は和露辞典で散見される。同じことは日本人の編纂になる和露辞典にも言えることである。

出題)「彼が貴職の下であり、貴職が彼の下ではない」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2014年04月18日 08:19
コメント

Он подчиняется вам,
а вы не подчинены ему.
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ちょっとくどいですね。а вы - не ему.とした方がよいと思います。私の答えは、Он под вами, а не вы под ним.

Posted by ブーチャン at 2014年04月18日 08:56

По рангам его должность ниже вашей, а не ваша ниже чем его.

よろしくお願いします。
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рангというのは外交官、軍人、チェスのチャンピオンなどでの階級を言いますし、должностьは肩書ですから、大げさな感じがしますし、二つも必要ないのではという気がします。それにа ваша - не его.じゃないかと思います

Posted by yama at 2014年04月18日 20:50

Он ниже вашего отделения, а не выше, чем ваше отделение.
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このотделениеはどういう意味なのでしょう。課か科では意味が通らないと思いますが。

Posted by ゴ at 2014年04月19日 00:47
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