2014年03月12日

●続和文解釈入門第386回

бытьについて第383回本文にて動作動詞(不完了体)としての意味もあると書いた。「いる。ある」という意味なら状態の動詞であるから不完了体のはずだが、不定形で完了体的要素も出てくる場合がある。最新版のアカデミー露露には(どうしたらいいか?)Как быть? = Как поступить? (Как предпринять?)と書いてある。つまり不定法においては完了体としての機能があり得ることになる。次の不定法も不可避の意味での完遂の用法であるから、完了体の機能をбыть動詞が持っている場合があるとも言えるが、『三訂和文露訳入門』6-2-7項にも書いたように、不可避・必然という用法は、切迫感や期間が含意されていれば不完了体を使うので、бытьには完了体と不完了体の両方の側面を持っていると言える。

(きっと雨になる)Быть дождю.  <意味的にはДождь обязательно будет.と同じだが、不可避の中に切迫感が感じられるとすれば不完了体の用法である>

 不定形と同様、未来形のбудет (будут)にもстать(~になる)という完了体の用法がある。

(彼女は看護師になりたい)Она хочет быть медсестрой.
(彼は先生になる)Он будет учителем.

出題)「私は彼女をお義理で愛している。なぜなら彼女は私の母だから」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2014年03月12日 07:45
コメント

Я люблю её из чувства
долга. Потому что
она моя мать.
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正解ですが、会話ではともかく、文章にするときはまとめて一つの文にした方が自然です。日本語の文の構造まで直訳することはありません。私の答えは、Я люблю её по долгу, потому что она моя мать.

Posted by ブーチャン at 2014年03月12日 07:59

Я неохотно люблю её,потому что она моей матерью.
よろしくお願いします。
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любить неохотноという語結合はないように思います。それとона моей матерьюというのは文法的に間違いです。Она моя мать.Она была (будет) моя мать. (Она была (будет) моей матерью.)と過去の時制や未来の時制で述語が造格になることがあります。これはбытьの繋時(連時)と呼ばれる用法で、英語のbe動詞と同じく、主語と述語が等価(equalイコール)の関係にあるか、結び付ける働きがあります。現在形ではбытьが省略されるのが普通です。述語が主格であれば、恒常的な性質を、造格なら一時的な身分・資格を示すとされます。бытьが不定形で用いられれば必ず造格を用い、形式主語は与格で示します。繋時にはほかにもбывать, оказаться, делаться, казаться, оставаться, становиться, считаться, являтьсяがあります。

Posted by yama at 2014年03月12日 21:43

よろしくお願いします。

Я люблю её только из чувства долги потому, что она моя мать.

запятая の位置で迷いました。
理由を強調する意味で、上記のようにしました。
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惜しい。долгаとすれば正解です。

Posted by Женя at 2014年03月12日 23:33

Я люблю её по долгу. Поскольку она является моей матерью.
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正解ですが、一つの文にした方がロシア語としては自然だと思います。

Posted by ゴ at 2014年03月13日 00:01
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