2014年02月01日

●続和文解釈入門第353回

『三訂和文露訳入門』2-2-1-2項の中ほどにある段落を下記のように訂正しました。

一見その動詞が初めて出てくるのにもかかわらず、不完了体が使われることがあるが、よく文脈を見ると、すでにその動詞に関する状況設定がなされている、つまり踏み台のように、場がすでにこしらえられていることが分かる。つまり意識下において、使われる動詞は新規に使われるのではなく、反復であるという認識から不完了体が用いられることになる。

(だって彼はもうここに来ていたよ。私と一緒に地震の後に来たんだよ)Он ведь уже был здесь – приезжал со мной после землетрясения.

出題)「専門家派遣の件はどうなりましたか?」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2014年02月01日 06:42
コメント

Как у вас предусмотрен вопрос
командирования
специалистов ?
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предусмотренは考慮されているということで、материалы, предусмотренные контрактом(契約に謳われている材料)という言い方はしますが、お答えは隔靴掻痒のような気がします。私の答えは、その問題がどう解決されたかということで、Как решён вопрос с направлением экспертов?
 この場合のс + 造格は俗語的なニュアンスの「~に関して」という意味である。

Posted by ブーチャン at 2014年02月01日 08:40

Что стало с отправлением специалистов?

よろしくお願いします。
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стать = возникнутьでしょうが、そうであれば、случилосьが普通でしょうし、さらにいえば、このс (употребляеся при указании на лицо или предмет, с которым что-либо происходит, который испытывает, претерпевает что-либоとあり、предмет(具体的なもの、事実、源)はともかく、отправлениеのような抽象的なことに使えるのかなという疑問はあります。お答えでは、「何が起こった」ですから、出題は、「どういう風に人為的に処理したか」ですから、発想が違うと思います。

Posted by yama at 2014年02月01日 18:41

Как идёт дело отправления специалистов?
訂正しました、ということは、今だともう訂正されたものを買えるということですか?
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お答えは進行形(過程)を示しているということと、ビジネス関係でКак дела?(商売の方はどうです?)という言い方はしますが、お答えの単数делоの構文自体不自然なような気がします。出題は人為的な処理の結果を聞いているわけで、経過を聞いているわけではないからです。
 「訂正しました」の主語がなかったので、一瞬分からなかったのですが、『三訂和文露訳入門』のことですね。四訂版はまだ出していませんから、買えません。三訂版の訂正については第300回以降の本文や投稿に対するコメントを見ていただくか、そのコピーを取ってもらうしかありません。今のところ手元の四訂版の草稿は三訂版より20ページほど増えています。ご希望が多ければ四訂版を出す可能性はありますが、ご希望がそれほどあるとは思えないので、今のところ四訂版を出す予定はありません。まあ100ページも増えれば別かもしれませんが、ただその頃私の気力が残っているかどうかは別の問題です。

Posted by ゴ at 2014年02月01日 23:24
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