2013年06月21日

●続和文解釈入門第129回

完了体未来形の否定は、広い意味での現在(現在のこの一瞬を除く近接未来)において時間軸の特定の不動の一点(特に指示がなければ一瞬後の今)では、動作は完遂しないという事を示し、例示的用法から、一度も動作がないという事を強調しての否定の強調か、不可能(『和文露訳入門』3-2-3項)を示す事になる。どちらかかは文脈によるという解釈上の問題点がある。一方不完了体未来形の否定(否定的意図『和文露訳入門』4-1-1-6項)は、未来の時制におけるあらゆる時点での動作がそもそも起こらないということを示しており、否定的意志を示す事になる。ただникогда, ни разуという否定の文言がなければ、否定の強調も、否定的意図も区別が難しい。違いは話し手が未来における時間軸の特定の一点を意識する(完了体未来形)か、しない(不完了体未来形)かだからである。動作がないというのは不完了体で示すのが一般的だが、完了体で示すと、1回具体的な動作を否定するという主観的ニュアンスが出てくるので、具体的な動作を意識するときには完了体を使う事になる。つまり具体的な補語があれば完了体未来形の否定が出やすいという事は言える

Я больше никогда не повторю этой ошибки!(こんな過ちをもう絶対繰り返さない)<否定の強調>
В здравом уме не повторю такое!(常識ではこんなこと繰り返す事は出来ない。〔繰り返せるわけがない〕)<不可能>

出題)「昨日お呼ばれから彼らが戻ったのは夜中すぎだった」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2013年06月21日 05:19
コメント

Вчера они вернулись домой с приглашения на обед позднее полночи.
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приглашениеは招待、招待状という意味であって、招待の場という意味はありません。私の答えは、Вчера они вернулись из гостей за полночь.

Posted by ブーチャン at 2013年06月21日 07:36

Вчера они вернулись из приглашения не раньше полуночи.
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ブーチャンさんと同じですね。それとприглашение はна/сと結び付きます。

Posted by ゴ at 2013年06月21日 23:05

(お題)
昨日お呼ばれから彼らが戻ったのは夜半すぎだった
(コーシカ訳)
(Это) было не раньше полночи, когда они вернулись из приглашения вчера.

「…すぎ」は辞書の表現を参考にしました。
昨日とはっきり但し書きがあるので
вернутьсяは過去において完結した事柄を指す完了体過去です。
さて、正解は
えっ!приглашениеは招待の場の意味がないのですか。
知りませんでした。前置詞も間違ぉとるし…
こんなところでзаが使えるのですね。
帰宅という行為の完成に要する時間?
とは違うわなぁ…
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このзаは「数量が越えている」ということで、この場合заに力点が来ます。Ему за сорок.(彼は40過ぎだ)の場合はзаに力点が来る場合も来ない場合もあります。この反対はЕму под сорок.(彼は40前だ)

Posted by コーシカ at 2013年06月23日 16:07
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