2013年05月09日
●続和文解釈入門 第88回
自分の名字の佐藤を説明するときに、これまでは、佐藤は日本で一番多い姓で、ロシアのイワノフと同じですと言っていたのだが、最近のロシアの統計によると、ロシアで一番多い姓はクズニェツォーフКузнецовとのことである。これなども、昔一番ありふれた名前は山田一郎であるとされたのと同じで、実際とは違うという例だろう。ちなみに佐藤と鈴木は競り合っていて、年によって順位が入れ替わることがあるらしい。
出題)「それもありだな」をロシア語にせよ。
И это же может быть.
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出題をどうとらえるかによりますが、お答えは、「そうかもしれない」ということで、両立するという断定では使えないということになります。私の答えは、Одно другому не мешает.
「あっても悪くない、両立する」という意味に使える。
И вентиляция, право, была бы нелишней.(換気も実際あっても悪くなかろう)というのも可能である。
Это возможный вариант.
Это возможно было бы выбрать.
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出題をどうとらえるかによりますが、お答えはそれも一つの可能性だと言っているわけで、両立するというニュアンスはありません。ですから両立するという意味では使えないことになります。
(お題)
それもありだな
(コーシカ訳)
1) Это тоже доступно / возможно.
2) Это – тоже доступный / возможный выбор.
英語で言うたらpossibleやろな~、と踏んで考えてみました。
当たるも八卦、当たらぬも八卦…
さて、正解は
おぉ
両立する=もう一つを妨げない、と考えるのですね。