2012年06月17日

●和文解釈入門 第394回

文法と聞くとアレルギーを起こす人も多いらしい。ただ文法が先ずありきではないというのは自明のことである。文法というのはその言語を体系づけようとする一つの試みに過ぎず、外国人がその体系を利用してその語学を習得するのに、役に立つはずのものである。そういう意味で、体の用法を突き詰めて考えるというのは、自分の意思を正しく、ニュアンスも含めて、相手のロシア人に伝えるための道具をマスターするという事に過ぎない。

設問)「裁判をなめちゃいけない」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2012年06月17日 05:54
コメント

(1) Нельзя ни во что не ставить приговоры.

(2) Нельзя презреть суд.
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(1)は判決に少しも価値を認めてはならないということで、裁判は判決だけではないので、違います。(2)はнельзяの使い形がよく分かっていないようです。нельзя + 不完了体不定形で禁止を、нельзя + 完了体不定形で不可能を意味します。ですから、裁判を馬鹿にすることはできないとなり、設問とは違います。私の答えは、Судом шутить не следует.
пренебрегать судомでも同じ意味である。「甘く見てはいけない」、「軽く見てはいけない」というのも同義である。шутить + 造格という構文を利用したもの。

Posted by ブーチャン at 2012年06月17日 06:53

Тебе нельзя суд презирать.
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正解です。

Posted by Taro at 2012年06月17日 21:25

Не стоит недооценивать суд.
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設問のようなくだけた感じが出ているとは思えませんが、内容的な意味としては正解です。

Posted by Ml at 2012年06月18日 02:07

Нельзя презирать суд.
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正解ですが、これだけでは設問の日本語のくだけた感じが足りないように思います。

Posted by asuka at 2012年06月18日 03:10
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