2012年04月16日

●和文解釈入門 第333回

この世で苦難しても信仰を捨てなければ天国に行けるという考え方は、一種のバランス感覚である。物事はマイナスのままという事はなく、できることなら後楽がよいと考えるのは人間の常だろう。しかしこういう殉教の考え方は、布教という意味でやむなく、殉教するのであれば別だが、殉教を奨励するように見えるし、このような16世紀や17世紀のキリスト教伝道師のやり方はキリスト教本来の宗旨とは異なるように思われる。また徳川幕府の指示により改宗を強いた側もサド的な要素があったことは疑いを入れない。

設問)「起床は朝4時半だった」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2012年04月16日 06:43
コメント

(1) Вмемя утреннего
подъема было в
половине пятого часа.

(2) Я встал в четыре
часа тридцать минут утра.
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スケジュールの露訳ですから、そのように訳す必要があります。私の回答は、Подъём был в 4.30 (четыре тридцать) утра.
ソルジェニーツィンの収容所列島からの出題。意味上の主語はу насのようにу + 生格で示す。

Posted by ブーチャン at 2012年04月16日 07:08

1. Мы должны были вставать (встать) в половине пятого утра.
2. Встали (Вставали) мы в половине пятого утра.
文脈によりいくつかあるように思います。よろしくお願いいたします。
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この設問はスケジュールと理解してください。つまり、起床、朝食、セミナー、昼食、セミナー、夕食、就寝といった類です。ちなみに、就寝(消灯)はотбойです。

Posted by 雪のかけら at 2012年04月17日 03:17

① Я встала в 4:30 утра.
② Подъем был в 4:30 утра.

最初思いついたのが①でしたが、簡単すぎるのと、起床したのが誰かが特定されていないので、②の、(たとえばスポーツクラブなどでの)起床時間が4:30に設定されていて何かの合図で一斉に起こされたというケースを考えました。
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その2番目が正解です。細かい点で恐縮ですが、4時半という場合、ロシアでは4.30とするのが普通です。日本人は4:30としがちなので注意が必要です。

Posted by メイ at 2012年04月17日 23:39

Подъем был в полпятого утра.
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正解です。

Posted by Ml at 2012年04月18日 17:13

Вставание было половина пятого утра.

規則を伝えているようなニュアンスで訳したつもりです。
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その通りで、その勘は正しいのですが、起床はподъёмを使います。いつも書いているように語彙というのは瑣末な問題です。重要なのはロシア的な(ロシア人と同じような)感覚を持てるかどうかです。その点では合格といってよいでしょう。ただ時間を示す場合には、起床 = 4時半ではなく(起床は5時半でも、6時半でもあり得ますから)、起床が生じたのが4時半なので前置詞が必要です。

Posted by asuka at 2012年04月19日 05:27
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