2011年10月15日

●和文解釈入門 第148回

いくら長年連れ添った夫婦でも侵してはならぬ領分というのが多々ある。我が山の神は料理であれば、いくらでも侵してもかまわぬと宣(のたま)が、いくらなんでも何十年厳然とその領域は存在するわけで、勝手にお言葉に甘えるわけにはいくまい。口は出すが手は出さずを謙虚に長年守っている(たまに食器は洗う)。誤解のないように言っておくが料理が出来ないわけではない。モスクワへの単身赴任のときでも1週間に1回は米を炊き、小分けにして後は冷凍していた(妻の指示のもと)し、週に2度は味はともかく栄養満点の野菜スープを作ったりしていたから、ジャガイモの皮もむけるし(皮むき器を使うが)、玉ねぎも、人参も切れる。家にいると朝昼は食べるものが決まっているので、家内から毎日かようなお言葉を賜る。
妻「今日ノ夕飯ハドウシマセフ?」
僕「任ス」
妻「任ス任スッテ、何モ考エテナイジャナイノ。(豆腐ノ料理)ハ如何デス?」
僕「ヨキニハカラヘ」
カッコ内は毎日変わる。カヤウニ晩飯ニツイテハ余ハ不完了体ノ人ナリ。
設問)「お待たせして申し訳ありません」
「待ったなんてとんでもありません。私も来たばかりです」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2011年10月15日 05:56
コメント

(1) Прошу прощения.
Вы меня долго ждали ?

Нет, успокоитесь.
Я тоже только что
прибыл.

(2) Простите, может
быть я вас заставил
ждать.

Нет, Ни в коем случае.
Я тоже только сейчас
прибыл.
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(1)と(2)のприбылはかなり硬い言い方で外交官やビジネスでもかなり公式な場で使われます。(2)のможет бытьの後にはカンマが必要ですが、そういう会話ではどうでもいいのを除けば正解です。私の答えは、- Простите, что заставил вас ждать.
- Я совсем не ждал вас, я сам только что пришёл.
二つ目の文でне ждалとなるのは、深く考えればждатьに完全に対応する体のペアがないということもあるが、完了体過去形を否定すると「期待していたのにだめだった」という気持ちが出て、そうなると相手を傷つけるので、たんに事実だけを述べるという否定における不完了体過去形の用法からかもしれない。その後に結果の現存で「私は来て、ここにいます」となるわけである。

Posted by カジューシャ at 2011年10月15日 06:57

Спасибо за то, что вы
меня долго ждали.

Что вы ! Я тоже только
что пришел.
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こちらのほうがロシア語らしくてすっきりします。

Posted by カジューシャ at 2011年10月15日 08:35

- Извините, что я заставила вас ждать.
- Что вы! Я тоже только что пришла.
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正解です。

Posted by メイ at 2011年10月15日 14:47

Извините, что я заставила вас ждать.
Ничего. И я только что  пришла.

約13年振りにロシア語勉強を再開したいと思い投稿させていただきます。
通じますでしょうか・・・?
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わざわざ投稿ありがとうございます。そういう方を中心にこのコーナーをを始めたので、非常にうれしく思います。是非続けていただければと思います。ご回答ですが、通じるどころか正解です。特に付け加えることもありません。

Posted by ロンロン at 2011年10月16日 01:23
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