2011年10月04日

●和文解釈入門 第137回

鐘には捕虜の鐘пленные колокола、流刑の鐘ссыльные колоколаというのがあるが、失寵の鐘лыковые (опальные) колоколаというのもある。лыкоは菩提樹などの靭皮(内側の丈夫な皮)をいい、一揆の知らせなどを告げたという理由で鐘に恨みをもったツァーリが、(罪もない)鐘を打ち砕き、その後лыкоで縛りあげ、追放した鐘を言う。有名なのはドミートリー王子の暗殺を鐘が告げたことで怒ったボリース・ゴドゥノーフБорис Годунов(1552?~1605)の例がある。この事件は後に偽ドミートリー1世、2世、偽ピョートルなど100人余りの僭称者を生み、ロシア大乱の原因の一つとなった。飛行機や戦車を記念碑にする国だから、鐘がそのツァーリの願いを叶えなかったりしたら、鐘もそういう運命を辿ったのであろう。こういう鐘の流刑はさすがに18世紀の初めには見られなくなった。
すね(はぎ)というのは膝からくるぶしのところまでを指すが、それに近いロシア語のголень(голяшкаは口語)はчасть ноги от колена до ступни(膝から足まで)で、ступняというのは「くるぶしから下の足や足の裏」だから少し違う。
設問)「注文はお決まりですか?」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2011年10月04日 06:02
コメント

(1) Вы уже решили что
заказать ?

(2) Что вы хотите
заказать ?

(3) Ваш заказ уже
определился ?

(4) Вы уже выбрали ваш
заказ ?
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ボーイが注文を取るという前提では(1)は可能だと思います。(2)はボーイ以外の、取引先の人に言うのら正解です。(3)の意味は分かりますが会話では使わないでしょう。(4)は意味は分かります。私の答えは、Вы решили, что будете брать?で、これは相対時制を使ってみました。

Posted by カジューシャ at 2011年10月04日 06:26

(1) Что вы будете
заказывать ?

(2) Дайте мне знать
о вашем заказе.
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(1)は厳密にいえば設問とは違いますが、意味は通じます。(2)だと意味が広くなりますし、時間的にかなり後で使えるなど設問とは違うと思います。少なくともレストランのボーイはこういう言い方はしないでしょう。

Posted by カジューシャ at 2011年10月04日 13:09

鐘といえば、欧米の鐘と日本(東洋?)のお寺の鐘ではだいぶつくりが違いますね。どうして
あんなにも違って発展してきたのでしょう。双方とも教会やお寺で使われていますが。

①Что вы будете заказывать?
②Могу (ли) я принять ваш заказ?
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始めのほうはボーイはこういう言い方もするでしょうが、厳密にいえば設問とは違います。二つ目は意味は分かるでしょう。

Posted by メイ at 2011年10月04日 18:13
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