2011年08月27日

●和文解釈入門 第99回

語感を鍛えるために露文解釈の勉強をロシア文学でやると、有名な作家はトルストイ、ドストエーフスキーとほとんど19世紀の作家であり、チェーホフとて亡くなったのは1904年だから19世紀の作家と言える。この語彙を暗記して会話や現代文に使おうとすると古めかしいと言われる場合も出てくるし、個性の強い作家の語彙は日常会話では使えないことが多い。「説明する」объяснить, пояснитьという意味でизъяснить, толковатьを使うとか、「組織」という意味でорганизацияの代わりにобществоを使うとか、「に向かって~と言う」と言う意味のобратитьсяの代わりにотнестисьを使うなどである。ここまで細かく勉強するのがいいかどうかは個人の考え次第だが、書き言葉と思っていたら廃語だったということもあるので、気長に類語の使い分けを学んでもいいかもしれない。
設問)「когда-тоはハイフンを入れて書く」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2011年08月27日 06:06
コメント

(1) Слово "Когда-то"
пишется со
вставлением
маленького тире
между "Когда" и "то".

(2) "Когда-то" пишется
с дефисом между
"Когда" и "то".
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両方とも意味は分かります。ハイフンはдефисの方がいいでしょう。私の答えは、Когда-то пишется через чёрточку (дефиз).
「(数字や文字に)加えて、付けて、入れて」という意味でчерезを使う例は、ホテルの電話などで、「市外通話は前にゼロをつけて電話する」というときに、Звонить в город через нольがある。ハイフンという意味ではчёрточкаもдефизも同義語であるが、чёрточкаの使用がやや多いようである。

Posted by パラショーノク at 2011年08月27日 08:46

(訳)
когда-тоはハイフンを入れて書く
1. Слова "когда-то" написаны через дефис.
2. В словах "когда-то" поставлен дефис (между обоими словами).
3. Слова "когда-то" соединены дефисом.

辞書を見ると3つも例が出て来ました:
1. は研究社462頁、дефис
2. 3. はЗиР150頁、дефис

さて、正解は…
черезですね。これが一番すっきりしますね。
0発信などでも使えるのですか。0を経由して、と考えるんでしょうか。
ハイフンがчёрточкаというのは知りませんでした。
ちゃんと辞書にも載っているので、昔からある言い方なのですね:
писать через чёрточку ハイフンで分かち書きする
(研究社2,611頁、чёрточка)
писать через чёрточку ハイフンでつないで書く(例 по-русски)
(岩波2,170頁、чёрточка)
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よく調べましたね。感心します。ただいずれもсловоと単数のはずですし、設問は一般的に(繰り返し)書くという意味ですからписатьсяを使わないとおかしいです。コーシカさんの答えは結果の現存ですから、具体的な場合にハイフンを入れて書いたとなり、普通は入れては書かないというようなニュアンスが感じられ、設問とは違う回答になります。

Posted by コーシカ at 2011年08月28日 13:02

ありがとうございます。
やはりкогда-тоでひとつの単語なのですね。
ハイフンで連結されているとはいえ、когдаとтоで別々かな、と考えて複数にしておりました。
писатьの被動形動詞過去はнаписанныйと勘違いしておりました。
それより何より、писатьсяで綴るという意味があるのでそちらがより適切ですね。
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писатьの被動形過去はнаписанныйなのですが、スペルを綴るという場合、意味は繰り返しですから現在形を使うというだけなのです。писатьсяはписатьの受け身ではなく、「綴る、書かれる」という3人称で使われる自動詞です。他に「書く気になる、書ける」という否定形でよく使われる意味もあります。

Posted by コーシカ at 2011年08月28日 23:47
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