2010年01月29日

●新帯研 第93回

カザフ国内を出張していたときのこと、深夜にアクチュービンスク(カザフ西部)からアルマトゥイ行きの便に搭乗した。座席の前方が騒がしい。若い人がスチュワーデスと口論になっている。その若い人は酔っ払っていて、中年のがっしりしたスチュワーデスが「Молодой человек(直訳すれば「若い人」)、周りの迷惑になるから降りるように言ったとたん、いきなり胸のボタンを外して胸を出そうとする。男じゃないぞということらしい。うら若き女性だったのである。頭がショートカットだから分からなかったわけで、結局たくましいスチュワーデス二人に腕を取られて飛行機を下りて行った。カザフでもロシアでもスチュワーデスは毅然として(態度がでかいということでもあるが)、頼もしい。
ロシアにもモグサというものあったというのを最近知った。мокса といって、日本のヨモギと違い、木綿クズで皮膚の上に載せる。革命前のギリシャ起源の民間療法らしい。今回の課題は、
Демократия - это когда народ открыто проявляет недовольство своим правительством. А диктатура – когда народ также открыто выражает недовольство чужим правительством.
設問)和訳せよ。

Posted by SATOH at 2010年01月29日 13:32
コメント

民主主義とは- 国民が自国政府への不満をおおっぴらに言えること。
独裁とは- 同じく、国民が他国政府への不満を公然と口にできること。

よろしくお願いします。
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訳も完璧です。私の訳は、
民主主義というのは人々が公然と自国の政府の不満を述べるときである。専制主義というのは人々がこれも公然と他国の政府の不満を述べるときである。

Posted by hatomame at 2010年01月30日 10:54
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