2009年12月30日
●新帯研 第88回
モスクワのソコーリニキ公園Сокольникиにバラ園розарийがある。家族連れでよく行った。ここに限らずモスクワには日本で言う森林公園лесопаркが市内にいくつかある。ロシア人は北国ゆえか花が大好きである。プレゼントをどうするか選ぶのがいやならバラを買えばよい。冬でも花屋は盛況であるし、3月8日の国際婦人デー、取引先の(特に担当の女性秘書の)誕生日には花とチョコ菓子がつきものである。チョコの包装紙も昔からのものも多いので、一時コレクションをしていたことがある。おかげで太った。食べなくてもいいはずだが、元来のケチゆえもったいないと思うからかそういうことになる。おかげさまで、ダイエットが成功して今日(2009年12月30日)現在で71.95kgと2009年元旦の83kgより予定通り11キロ減った。後はこれを何とか維持するのみ。
- Что такое «реактивный муж»?
- Ту – 104, а жену 1 раз.
設問)和訳して、オチを説明せよ。
新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。ダイエット成功、おめでとうございます。佐藤先生のことですから、きっとリバウンドはないでしょう。
次回の著書には、ひょっとして御近影を載せてくださるのではないかと少し期待しています。
(訳)
「お洒落な夫」とは、いかなるものか?
「ツポレフ104型だが、妻とは一回だけしかしない」
реактивныйが「ジェットエンジン用の」の意があるので、ジェット機ツポレフにかけている。ただ、реакитвный мужの訳はこれでいいのか不安。「反動的な夫」もありかと思いました。
また、а жену 1 разの動詞がわからず、ジェット機だからとこんな訳にしました。
「妻をもらうのは一回だけ」、「妻に反抗するのは一回だけ」で迷っています。
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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。私の写真を載せて本の売り上げが増えるのなら喜んで載せますが、逆に売り上げの面でも、その結果気持ちの面でも落ち込む可能性大なのでやめておきます。設問についてですが、Туが何をかけているのか分からないので、オチが理解できなかったと思います。これはта (девушка, женщина)のことです。つまり妻とはセックスは1回だけだが、彼女とは104回という意味をかけているわけです。動詞として考えられるのはиметь, использовать, употреблятьなどで、いずれも俗語ではセックスするという意味です。女性の対格をうまく利用しているわけです。1日で104回というのは小話だからありうるのか、1年でなのかは分かりませんが。私の訳は、
「反動的亭主とは何か?」
「女房とは1回なのに、あの子とは104回」
なるほどтуなのですね。こういうところに気がつかないうちは、まだまだですね。それにしても小話とはいえ104回・・・・こういう発想、ある意味すごいです。
新帯研も110回までといわれると、すでに寂しい気分になりますが、最後まで挑戦させてください。