2009年07月07日
●新帯研 第58回
1年前長女から「お父さんは毎日2時間ぐらいママチャリで荒川のほとりを走っているのに、どうしてお腹は出っ放しなの」と言われた。なぜだろう。こっちが聞きたい。適正体脂肪率がどうのこうのと文句を言っているわけではない。その範囲にすることに否やはない。ただ体脂肪率が4%とか5%という人がもてはやされているようだが、それに対しては異論がある。かのブルースリーだって、体脂肪率5%を誇ったものだ。こうなるとナルシストである。ブルースリーの死因は一時麻薬だとか言われたが、どうやら普通の風邪薬が原因のようである。普通の体脂肪の人だったら大丈夫な薬が、体脂肪が少なすぎたためにアレルギー反応を起こしたらしい。まあプロの運動選手で健康によい程度の運動をしていたらプロとしてはとてもやっていけないだろうけど。体脂肪5%など誇る人は、腹筋もすごいし、そういうのを鏡で見ていたら、運動中毒になるのは分かる。ただ17~18世紀の中国拳法の達人の絵を見ているとけっこうでっぷりとした人が多い。昔は庶民はみなやせていて、太っている人イコール金持ちだから、太っているというのはステータスシンボルだったからかもしれないが、腹に皮下脂肪(内臓脂肪ではなく)を貯めておくというのは、いざ飢餓というときに役立ったかもしれないし、腹部への攻撃のときにクッションになったからかもしれない。去年の健康診断でBMIが29だった。個人的には26~27くらいが病気にかからないだろうと考えている。今年は何とかこのレベルまで下げた。コレステロールだって細胞の原料だし、自分が健康だと思うのは毎日食欲があり、便通が普通で、体のどこにも痛い所がなく、ぐっすり眠れるからである。私にこれ以上何を望めというのだろう。ただ体重が昨年83キロで、少し皮膚がかゆくなってきた。つまり糖尿病の前駆症状かもしれないと考えて、10キロ減量することにした。半年たって76キロになった。腹はまだ出ている。あと半年でもう5キロ減ったらブログにダイエット方法を公開するつもり。ただそれにしても、腹が出てたっていいじゃないか。娘から何を言われようといいじゃないかというのが今回の結論。今回の課題は、
Некий строгий блюститель госинтересов в лице военного цензора встретил на газетной полосе заголовок «Слово о полку Игореве». Внизу он поставил резолюцию: «Заменить на «Рассказ о части, где служил коммунист Игорь».
設問)オチが分かるように訳せ。
頑張ってみましたが、まだまだ難しいです。
(訳) 軍事検閲官を任ずる、ある厳格な国益守護者が、新聞に「イーゴリ軍記」という見出しを見つけた。彼は、下部に「「コミュニスト・イーゴリの従軍談」に変更すべし」との通達を記した。
* 半年で7キロ減量は体に無理がなくて、よいペースに思えます。半年後のダイエット法公開を楽しみにしています。
2時間ママチャリで走っておられるとのことですが、かなり遠くまで行けそうですね。
--------------------------------------------
従軍談というのは私のより良い訳です。私の訳は、
軍検閲官という名のある厳しい国家権益の防人が新聞に「イーゴリ公軍記」という見出しに出くわしました。彼は下に結論として「共産主義者イーゴリが勤務した部隊についての物語」と訂正せよと書きました。