2008年02月24日
●新帯研 第8回
本を一生に1冊ぐらい書くのはだれでもできるということを読んだことがある。その通りであろう。ただ2冊目からが難しい。机につけば自然に筆が(あるいはコンピューターのキーボードが)動き出すというわけにはなかなかいかない。筆者は自転車での散歩中、起きぬけ、床についてから、翻訳中、電車の中でなど、とにかく何か思いついたら語句だけでもよいから書き留めておく。それをその日のうちか翌日、あるいは1週間後でも時間のあるときに文章にしておく。経験から一つの語句から3~5行ぐらいにはなる。こうして書き留めておいたものを書き溜めるわけだ。週に3回ぐらいは自然にそういう風に書くようにしている。1週間ぐらい何もアイデアが出ないことも多いが、万が一のために常住坐臥ボールペンとメモ用紙は手放さないようにしている。
На конкурсе красоты победительницу спрашивают журналисты:
- Что нужно сделать, чтобы победить в таком сложном конкурсе?
- Забыть обо всём и отдаться главным.
設問1)オチが分かるように訳せ。オチを別に説明してもよい。
予備校の新年度と春期講習のテキスト作りを始めています。
なかなかこれぞ「決定版!」のようなものができなくて苦しんでいます。
では回答です。
<和訳です>
美人コンテストの優勝者に記者から質問が飛びました。
「こんなに大変なコンテストで優勝するには何をしたらいいんでしょうか?」
「あれこれ考えないで、大事なトコ(コト)に没頭することかしら」
オチはотдаться главнымに「重要なことに専念する」と「重要な人物に身をまかせる」の二つの意味がかかっている、ということですね。
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非常に惜しい。重要な人物とはだれでしょう?それは審査委員長です。私の回答は、
美人コンテストで優勝者に記者たちが尋ねました。
「このような難しいコンテストで優勝するためには何が必要なんですか?」
「全てを忘れて、メインに身を任すことですわ」
審査委員長でよかったのですか・・・
отдаться кому-чемуでしたので、главнымの後には複数形の名詞が省略されているのだろうと考えて、審査委員の何人かと関係を持ったと思ったのですが・・・
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その通りです。私の勘違いです。正解は審査委員長を含む審査に影響力を持つ審査委員ということです。早とちりでここでお詫びします。
(訳)
美人コンテストの優勝者にインタビュアーが尋ねます:
「このような難関で勝ち残るには何をする必要がありますか」
「すべてを忘れて主催者に身を委ねることです」
オチは「主催者に体を許して(丸め込んでしまう)」ということだと理解しました。世界中で実際にやってそうで笑えないです…
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訳は非常にきれいに仕上がっています。