2020年01月23日
●和文露訳要覧第542回
Женяさんからご指摘があったのですが、第540回でпринести результатыという語結合はないとコメントに書きましたが、語結合辞典のприноситьの項をチェックし忘れていました。この語結合は可能です。この場を借りてЖеняさんにお礼申し上げるとともに、皆様にお詫びいたします。
出題)「彼じゃまわりに示しがつかない」をロシア語にせよ。
1.Ведь никакого его примера не может быть для людей вокруг него.
2.Он совсем не служит примером для всех кругом него.
宜しく御願い致します。
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1. 否定生格を主語にしていますから、例はあり得ないとなり、2.の例とはなりえないの方が正解に近いと思います。ただ2. 彼の周りにいる全員というのは意訳であり、.1. для людей вокруг негоと組み合わせた方が出題には近いかと思います。私の答えは、Он и не служит примером для окружающих.
Он сам не может служить примером для всех вокруг него.
宜しくご指導お願いします。
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基本的には問題ありません。ただ「彼の周りの全員」はさきちゃんの2. のように訳しすぎだと思います。
Если он , то будет дурным примером для других.
作りました。よろしくお願いします。
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強調するならиでもつければよいと思います。他人とまわりの人とは同じではありません。時制を未来にすると、今は模範であるというように受け止められる可能性があります。
Он же неможет служить примером для других.
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惜しいですね。他人とまわりの人は違います。
Он не послужит хорошим примером
для окружающих.
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正解です。ただ完了体未来形に否定ですから不可能、つまり「なりえない」という強調のニュアンスになります。
Если он, то невозможно вызвать у окружающих соглашение.
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強調ならиでもつければよいと思います。同意を求めるというのとは違います。
コメントありがとうございます。次に訂正します。
Он сам не может служить примером для тех вокруг него.
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これなら問題ないでしょう。