2018年12月28日
●和文露訳要覧第432回
『和文露訳要覧』2-1-8-3 歴史的現在と完了体未来形に下記を追記した。
歴史的現在に完了体未来形が全く使われないわけではない。動作の完遂を強調する意味で使われることがある。
(フォレッゲルの運命において浮き沈みは死ぬ間際まで続く。1939年結核をこじらせて、また肝硬変のため急逝する)Череда взлётов и падений продолжится в судьбе Николая Форрегера до самого конца, когда в 1939 году он сгорит от запущенного туберкулёза и цирроза печени.
出題)「その後の彼の消息は不明」をロシア語にせよ。
2018年12月25日
2018年12月21日
2018年12月18日
2018年12月15日
●和文露訳要覧第428回
下記のように『和文露訳要覧』に補記をした。
10-14 чтобыの用法
接続詞のчтоは事実の確認に用いられ、чтобыはчто の導く従属文が仮定法である場合の形であり、否定的表現がなされると、その内容を表す従属節は仮定法的(実際には起こらない、現実に反する)ニュアンスを持つことになり、чтобыが用いられる。同じように仮想的ニュアンスからчтобыは疑い、希望・要望(хотеть欲する, желать望む, просить頼む, советовать勧める, просьба頼む, совет助言, приказ命令, умолять懇願する, заклинать切願する, надо必要だ, нужно必要だ, необходимо不可欠だ、など)に用いられる。
出題)「その気になれば何でもできる」をロシア語にせよ。