2019年12月27日
●和文露訳要覧第534回
出題)「敵の敵は味方」をロシア語にせよ。
Враг врага -это сторонник.
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直訳ですね。私の答えは、Враг моего врага - мой друг.
Враг моего врага – мой друг.
宜しく御願い致します。
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正解です。
格言として
① Враг моего врага – мой друг.
があるようです。良く分かりませんが、単純に、多少意味不明でも
② Враг врага – друг.
でいいのでしょうか。
宜しくご指導お願いします。
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言い回しとして、確立されている以上、またロシア語は論理的な言語ですから①を使うべきだと思います。誰のをはっきりさせないと敵味方が分からないということなのでしょう。多少でも意味不明なのは、特に会話では使えないでしょう。
Враг врага --- свой.
пока не そうだったんですね。
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直訳ですね。
Противник своего врага является союзником.
作りました。よろしくお願いします。
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同じ単語を繰り返さないという考え方は分かりますが、決まった言い方があるので、それを使うようにしたほうが良いと思います。
コメントありがとうございます。
「確立した言い回し」とは言え、このような場合
Есть изречение: враг моего врага – мой друг.
などとした方が良い、ということはないのでしょうか。
宜しくご指導お願いします。
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会話ではくどいと思います。日本語の会話でも、いちいち「~という格言(金言)がある」というのでしょうか?
コメントありがとうございます。
この格言の場合は必要ない、という意味で了解します。しかし、格言によりけり、ということは無いのでしょうか。格言によっては意味が必ずしも明瞭に一義的でなく、「意味は格言の通りで」という前置きをつけた方が間違いのないというタイプのものはないのでしょうか。この格言について、その点はどうなのかを確認したくて質問した次第です。
宜しくご指導お願いします。
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私が考えますに、日常会話でそのようにくどくは言わないだろうということで、それは人によって考え方も違うでしょう。
コメントありがとうございます。
「くどいかどうか」「考え方の違い」では一般論過ぎるように思います。露訳する格言の使われ方、日本語で通用する格言の意味がそのままロシア人に通用するのか、などについての情報が欲しいと思いました。
この格言についてはそのまま通用します、ということで了解しました。