2018年08月09日

●和文露訳要覧第383回

『皇太子東洋旅行記』Путешествие на Восток наследника цасаревича, Ухтомский, ЭКСМО, 2017
1890年から1891年にかけて9ヶ月半ロシア皇太子ニコライ(後のニコライ2世)の世界歴訪に随行したウフトームスキー(1861~1921)公爵の旅行記。父君アレクサンドル3世の指示によるもので、頼りない子を思う皇帝修行の卒業試験の一環として行われたものであろう。440ページの著書の中で日本に触れているのは20頁ほどだが、大津事件にも2ページほど触れており、津田三蔵の逮捕直後の表情が記載されているのが興味深い。それ以外は皇太子同行の公式記録のようなもので、特に面白くはない。

出題)「国事院は政争の場と化した」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2018年08月09日 20:01
コメント

Палата государственных
дел превратилась в место
политической борьбы.
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直訳ですね。私の答えは、Государственная дума превратилась в политическую площадку.

Posted by ブーチャン at 2018年08月10日 07:35

国事院(国家院?ロシア下院?)の正確な露訳が分かりませんので、便宜的にГосударственная Думаをあてております。
Государственная Дума становилась местом политической борьбы.
宜しく御願い致します。
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確かにマスコミなどでは外務省の訳語国家院を使っていますね。そういうことはべつにして、不完了体過去形を使っているのはどうしてでしょう?

Posted by さきちゃん at 2018年08月10日 09:15

Институт по вопросам государства был превращен в место междоусобицы.
作ってしまいました。よろしくお願いします。
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институтは研究所、体制、単科大学となりますし、内紛、内戦と訳されていますが、それは違うと思います。

Posted by やま at 2018年08月10日 09:32

Министерство государственных дел превратилось в место политического конфликта.
Ява ソ連で吸った!とても鮮やかな目を引くパッケージでした。
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省ではありません。

Posted by Го at 2018年08月10日 23:58
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