2018年04月08日
●和文露訳要覧第343回
部分生格について考えてみた。(水を<くれ>)Воды! では欲求を示すために生格が用いられているが、(ちょっと水を飲む)попить воды, (水を飲み干す)выпить водыは水全体ではなく、水の一部であることを強調しているために、部分生格を要求している。(水を飲む)пить водуは特に水の一部という事を強調しているわけではないので、対格が来ると言うことになる。
出題)「彼らは互いに水をはねかけあった」をロシア語にせよ。
Они преснули водой друг на друга.
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はねかけるが完了体過去形なら、互いにほぼ同時に1回かけ合うことになります。それよりも何度か継続的にと考えたほうが自然です。それとかけるのは1点を目指してかけるので(それが相手の体全体であっても)в + 対格です。私の答えは、Они плескались друг в друга водой.
Они плеснулись водой друг на другу.
宜しく御願い致します。
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再帰動詞を使っているのは評価します。
Они брызгали и бросали воду друг другу.
一定時間反復継続する行為なのでнвとしました。よろしくお願いします。
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不完了体を使っているのは結構なことです。брызгиというのは衝撃や風などでいろんなところに飛ぶしぶき、飛沫を言うので、これを人にかけることはありません。
Они брызнули водой друг другу.
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ブーチャンさんと似ていますね。