2017年11月02日

●和文露訳要覧第287回

完了体には過去形と未来形(学者によっては「現在形」)のみがあるが、時制的に用法をまとめてみると、過去の一点において動作が終了する点過去は過去完了と結果の存続(現在完了)の用法に分かれる。結果の存続は過去は過去でも現在の時制と密接な関係にあるものである。未来は同様に、未来の一点において動作の終了する点未来があり、これは現在の時制とかかわりの深い近接未来完了と、もっと時制的に離れた未来の動作を扱う未来完了に分かれる。

 一方不完了体は過去、現在、未来の時制のいずれでも用いられ、期間内の不定の点(一つ、ないしはそれ以上<それ以上なら反復の用法となる>)で動作が起こるが、動作の終了を意識しない(終了するかもしれないし、しないかもしれない)。期間に関係した完了体にпро-という接頭辞のついた動詞、例えばпроехатьなどがあるが、期間の終了時までに1回の動作が終了するという意味であり、これが不完了体との大きな違いである。

出題)「彼は抵抗したかったが、衆寡敵せずだった」をロシア語にせよ。

Posted by SATOH at 2017年11月02日 21:43
コメント

Он хотел сопротивляться, но его сторонников было гораздо меньше, поэтому не мог.
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意味は分かるでしょう。私の答えは、Он хотел оказать сопротивление, но был подавлен численностью.

Posted by Го at 2017年11月03日 00:12

Хотя он хотел бы оказать сопротивление, численное превосходство этого не разрешило.
宜しく御願い致します。
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誰が数的に優勢なのかが明示されていません。抵抗の優勢というのはどういうことでしょう?

Posted by さきちゃん at 2017年11月03日 06:21

Он хотел возразить, но не смог, потому что, их больше было.
具体的一回でCBとしました。よろしくお願いします。
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потому чтоの後にカンマは来ないでしょう。「反論したかったが」とありますが、抵抗とは違います。

Posted by やま at 2017年11月03日 19:34
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