これまでのあらすじ
２８歳のとき、ロシア語のアルファベットを覚えはじめました。
最初はほんのシャレのつもりでした。
街を歩いていたら、雨がふってきて、映画館のなかにはいったらロシア映画をやっていました。
ロシア語のきれいな響きが耳に残り、その後なんのきなしに、
ラジオ講座を聞き始めました。半年後には会社帰りに、語学学校に通いはじめました。
３年後、たまたま募集広告で、あるメーカーが、モスクワで契約制の現地社員を募集していることを知り、ためしに応募してみました。
海外経験もないのになぜか採用され、８年間勤めた電機メーカーを辞め、アパートも引き払って、後さきのことも考えずに、
ロシア社会に飛び込みました。
あれからもうすぐ２年になります。
ロシアに来た時も、不安いっぱいでしたが、いまでもやっぱり不安いっぱい・・・
どん底の経済危機のなか、ついに会社から首を告げられました。
うつになり、日記を書き始めました。
こちらで見たこと、聞いたこと、感じたことを、正直に書いていこうと思います。（不定期更新です）。
１９９９年２月
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