めるのロシア日記 調子悪くてあたりまえ

ウラジオストック風景

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2008年1月7日(月) サバ・焼き方

「ロシアから電話やでー」

ハハの呼ぶ声で目が覚めました。

電話をとると、
「アリちゃん、コンニチハ。」
「はい、コンニチハ。」
「あのさ、サーバってサンマみたいに焼けばいいの?」
「サーバやのうて、サバ。」
「ハイハイ、サバ。」
「めずらしいな、生なん?」  ←浦でサバはほとんど売ってない
「冷凍の解凍デス」
「ほな、ちょっと塩振ってサンマみたいに焼けばええよ」
「ワカリマシター。」

そんだけかい!!

2008年1月8日(火) サバ・その後

きのう焼いたらしいサバについて、さっきメールがきました。

>さばをちゃんとおいしくできたそうです      
>背中のほうから半分に不完全で切って開いて 
>塩をふりかけてあみでオーブンで焼きました 
>悪くなかったです               
>けっこう新鮮なさばでした          
>脂ものったし                 

サバは上手に焼けたらしいが、日本語はまだまだ。

2008年1月9日(水) サバ・別の考察

きのうのメールでも思ったんですが、
オッサンはしゃべっている時はこんなヘンな日本語じゃありません。
ほぼフツーに『日本人のおっさん』です。
ところが書くと、いきなりこんな風になってしまいます。

漢字は思ったほど間違えませんし、
自身の専門分野ではケースリポートが無修正で載るほどお上手らしいのですが、
なぜかフツーの文章はこんなんです。
話している時の言葉をそのまま書けばいいのに、
文章にするからとヘンに意識してしまうのか、とても斬新な仕上がり。
しかし時に意図せずして真相を突いている場合もあり、私を唸らせます。

>脂ものったし

など、確信犯ではないかと思うほどです。
このような楽しみがあるので、オッサンにはこれ以上日本語が上手になって欲しくないですね。

2008年1月29日(火) ローズ&マリーになんでも聞いて!

午前中一時雪。暖房無しの室内3℃。

帰ってきてから気に入ったものに日産NOTEのCMがあります。

 ←著作権ヤバイので手描き;;
    Freddie    &    Mercury  

NOTEのサイトに行くと、ローズとマリーに「なんでも聞いて!」というコーナーがあったので、早速聞いてみました。

めるさん:ロシアを知っていますか?
ローズ :「ロシアを知っていますか?」だって!どうなの?どうなの?
マリー :そうねぇ。「ロシアを知っていますか」はまた今度聞いて頂戴!

めるさん:じゃ、ウラジオストクは知ってますか?
マリー :NOTEのことを聞いて頂戴!
ローズ :あたし達は、NOTEの外装を答えたいの。
マリー :外見がキレイなあたし達だから。
ローズ:NOTEの内側つまり内装は、エヴァ&アントニオに聞いて頂戴!お・ね・が・い♪

めるさん:でもエクストレイル乗ってるんです。
ローズ :うふっ♪ありがと!!
マリー :どうだったかしら♪
ローズ&マリー:もっとNOTEのこと聞いて頂戴!!

めるさん:新車だとロシアで税金高いですよ?
マリー :あー、オトコがほしいわねぇ♪
ローズ :マリー?声に出てるわよ!
マリー :あらっやぁだ、いけない!黙って他に聞いてみて!

めるさん:ローズ&マリーに聞きたかったのに・・・
ローズ :なに?なに?
マリー :お話しましょ♪

めるさん:ところでcitiバンク大丈夫でしょうかね?
ローズ :「citiバンク大丈夫でしょうかね?」だって!どうなの?どうなの?
マリー :そうねぇ。「citiバンク大丈夫でしょうかね?」は調べておくわ!また今度聞いて頂戴!

その頃潰れてるかもしれません・・・・・

2008年1月30日(水) それぞれの「わ」

「わ。」

インターネットで振込みしようと思って口座を開けたら、オッサンから小銭が振り込まれていました。

なんかあったかと思いメールを開けてみると、

>こんにちは。雪はどうですか。
>私は私のカードを使ってお金をおろしていいといいましたけど
>アリちゃんは遠慮してぜんぜんおろさないそうです。
>それでアリちゃんの口座に振り込みました。
>よろしく。poka

「わ・・・」

実はいまATMであなたのカードを使ってお金をおろしてきたばっかしなんですけど。
しかも3倍。

「ワ!」 ←明日の今頃ロシアにて。

2008年1月31日(木) カレイの煮付け

「モシモシ。」
「はいはい。」
「アノネ、いまカレイ煮ようと思ってるんですケド」
「はいはい、煮て下さーい」  ←忙しい
「・・・・・どやって煮るんデシタッケ?」
「オジちゃん、電子レンジの料理本に自分でちゃんと書いてたやん」
「・・・・・・・・・。」

オッサンは十数年前初めて日本にきた時、電子レンジを買って帰りました。

ええ?ロシアに電子レンジなかったの?
いえいえそんな。
でも当時のロシア製はダメダメなシロモノで、外国製は値段がめ〜〜〜っちゃ高くて
まだまだ普通の家庭には普及していない家電だったのです。

もちろん日本で買うのも「ナンカの舞台から飛び降りる気分デシター」 ←ナンカでなくてキヨミズ
だったそうですが、
そのレンジについていた料理本の『カレイの煮付』けに目が釘付けになったそう。

カレイの煮付けのところにはロシア語で材料や分量が細かく書いてあり、
「カレイの煮たやつは作れるヨー」とか、偉そうに言ってたはずなのに
最近は自分でやらないからワスレチャッタのか?

「カレイは?」
「いっぴき。フライパンに入らないカラ尻尾ダケ切った。スジも入レタ。」 ←切り目?
「はいはい、じゃ最初に煮る汁つくらなな。フライパンに水いれやん、カップで?」
「このくらいカナー」
「酒。」
「半分」
「醤油はおっきいスプーン。」
「エート、3つ」
「みりん。」
「3つ」
「さとう。」
「2つ」
「インビリ。」 ←しょうが
「チューブ」
「あとどうするん?」
「煮えたらカレイを入れてスプンで汁をかけてェー、煮るッ!」
「できるやん。」
「ソデスネー。」
「じゃ、どうぞ。」
「ハイ。」

やれやれ。

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