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〜ロシア生活を体感する写真レポート〜
今日のモスクワ

2001年11・12月号

今は昔、言論統制がされていた時代、「今日のソ連邦」というロシア大使館発行の雑誌があり、ロシアを知るための貴重な情報源となっていました(すいません。実はバックナンバーを読んだだけで当時のことはよく知りません)。
「今日のモスクワ」では、今のモスクワで暮らす私たちの日常をビジュアルにお伝えします。


ロシアの新年&クリスマス(12/25 ひよこ)
みなさんご存知の通り、ロシアは1/7がクリスマス。これはロシア正教の暦によるもの。今日12/25は、ロシアでは、あくまでもカトリックのクリスマス。とくに特別な食事や特別なパーティは開かないようです。最近ではヨーロッパ嗜好の強い人の流行なのか、12/25もクリスマスパーティをする人たちもいるようですが、とても少ないようです。

そもそもクリスマスパーティというものがロシアには存在するのでしょうか?
三年ちかくモスクワに住んでみて感じたことは、ロシアの人々にとってはクリスマスよりも新年の方が大切なんじゃないかな、ということ。
もちろんロシア正教徒にとっては、クリスマスは大切な行事なのでしょうが、やはりイースターの方が盛大な式典や夜通しのミサが行われることから力の入れようが違うという感があります。
さらにソ連時代には、もちろんロシア正教は弾圧されていて、ロシア正教の式典もやっぱり禁止されていたのです。

クリスマスよりも新年の方が、国民にとって重大行事というのは、日本人の私は、何となくしっくり納得してしまいました。はたまた、クリスマスツリーである
ёлка(ヨールカ)は新年のためのものでもある、などなど。ロシアの新年&クリスマスは私たちの知らないことばかり。
今回はそんなロシアの新年&クリスマスについて、モスクワで少しだけ撮ることのできたクリスマスイルミネーション(新年イルミネーション?)の写真と共にご紹介したいと思います。 → ロシアの新年&クリスマスの記事を読む

チェブラーシカの第二のパパ、シュワルツマンさんの記事(12/11 ひよこ)
今年の夏、すったもんだがあったロシアの雑誌『イトーギ=(総括)』。みなさんご存知かもしれませんが「すったもんだ」以前は、この雑誌『イトーギ』はNewsweekと提携していたステータスある雑誌で、ロシアの時事や時勢を知る上でとても重宝した雑誌でした。 もちろん今でも、『イトーギ』でロシアの状態を知ることができます。
さて、今週号『イトーギ』の中に、私が気に入った記事がありましたので紹介しましょう!
私(ひよこ)が気に入ったといえば、もちろんアニメ関係の記事に間違いありませんよね。
そう!!今、東京で展覧会の開かれているシュワルツマンさんの記事が載っていたのです。
シュワルツマンさんはロシぴろに来て下さっている方には周知の事実、アニメ「チェブラーシカ」の美術監督を務めた方ですよね。

ひよこ事ですが、ロシアに来た当初、私が好きになったアニメはだいたい全てシュワルツマンさんが美術担当をしていました。それは単なる偶然だったのでしょうか?シュワルツマンさんの絵の中に、彼の温かい人柄が表れていたのを感じ取ったかもしれません。どちらにしても、私はシュワルツマンという画家に一方ならぬ興味を抱いたのです。シュワルツマン展がモスクワで開かれていると知って飛んで行くほどでした。彼の一端だけでも知りたいと思い続けています。シュワルツマンさんが81歳のおじいさんと言うところも、惹かれてしまったところかも・・・。(ひよこはおじいちゃん・おばあちゃん大好き人間なのです。)
「あんなに素敵なアニメをたくさん作っている人なのだから、きっと心の温かい素敵な人に違いない!」私の頭の中では、シュワルツマンさんはやさしい素敵なおじいさんというイメージになっています。もうそれ以外には考えられません。そんな素敵なシュワルツマンさん、みなさんにも知っていただきたいのです。
それでは、記事の方をどうぞ・・・。
「チェブラーシカの第二のパパ」を読む。

コーラが飲みたくなったら、あなたはどっち?(12/4 ひよこ)
いつの頃から始まったのか・・・確か1〜2年前からだったと思います。
ボリショイ劇場前の広場や赤の広場付近、アルバート通りやトベルスカヤ通りなどモスクワの観光地、人の多い通りに彼らは出現したのです!それは一体誰か?
コーラとチョコレートを売る販売人たち
キオスクで売っているのではありません。白い箱にコーラとチョコレートを入れて通りに立って、通行人に「コーラとチョコレートはいかがですか?」と立ち売りしているのです。
問題の白い箱。しっかり抱えてます。
この中に商品を入れます。

立ち売りだけに20代の若者が多いのですが、特に若い女の子が販売員として多いのです。あんなにかわいい女の子にニッコリ笑って「いかがですか?」と言われたら、ちょっと買っちゃうという男性の気持ちも分かる、というもの。
彼らはまさに、コーラ・チョコレートの販売のプロ?!歩く自動販売機のよう?(モスクワのコーラプロ販売員の方々、ごめんなさい!!)その姿に、日本の駅弁売りを思い浮かべるのは私だけでしょうか?

確かなことは分かりませんが、もちろん彼らはバイトさんたち。コカコーラ社のバイトさん達かと思うものの、じゃぁ、クラースヌィ・アクチャーブリ社(モスクワの大手菓子会社、特にチョコレートは有名?)のチョコレートの販売はなんでしているの?という疑問も頭に浮かびます。はたまたペプシコーラや、他のチョコレートを売っているのを見かけることも・・・。
もしかしたら、こういう立ち売り商売を考えついた人がバイトさん達を雇って、売っているのかもしれません。それにしても、いろいろな商売がありますねぇ〜、モスクワって。
そして、なぜ?必ずコーラとチョコレートなのでしょう???→それはロシア人がコーラとチョコが好きだから?


通りに立っての立ち売り、彼らはいったいどこから来るのか?コーラとチョコレートを白い箱に入れて、どこかのお店からやってくるのか?白い箱、一回分売ったらそれでバイトは終わりなの?などなど、モスクワに住む人で立ち売り販売人達を見ている人なら、一度は考えるのではないでしょうか?
なんと!偶然にも、彼らの補給シーンを目撃しました!
トラックに大量のコーラとチョコレート。こうやって販売ポイントまでトラック輸送して、そこに集まってきたバイトさん達に配るのですね。
バイトさん達はきちんと並んで配給を待つ。 コーラの大量パッケージ

一方、モスクワにはコカコーラ社の自動販売機もあるのですが、その自販機から誰かが買っている姿を私は見たことがありません。
ひっそりたたずむ自販機君。右上に注目!
取扱説明と15ルーブルの数字が・・・
ちゃんと詳細取扱説明付きです!

日本では自販機に慣れきっていた私も、モスクワの自販機はちょっとコワイ。お金が返ってこなかったら、品物が出てこなかったら、などなどいろいろ考えてしまうと詳細説明が書いてあろうが、絶対使うものか!と思ってしまいます。
ちなみに、自販機でコーラを買う場合は1本=15ルーブル、かわいいお姉さんから「いかがですか?」と言われて買う場合は、1本=10ルーブルです。
もちろん、お姉さんから買う場合、夏はぬるいコーラ。自販機君から買う場合は、どうなんでしょ?買ったことないので分かりません。今頃は、外の立ち売りお姉さんから買うとキーンとつめた〜いコーラ(凍っているという可能性も)が飲めます。
さぁ!コーラを飲みたくなったら、
あなたはどっち?

モスクワの地下鉄は音楽ホール(11/24 ひよこ)
モスクワ観光に来た方はご存知かもしれませんが、モスクワの地下鉄は各駅毎、それぞれ個性的な建築で、なかなかすばらしいものばかりです。日本の観光ツアーは知りませんが、ヨーロッパ各国からの多くの観光ツアーに地下鉄見物というのが組み込まれているようです。夏の観光シーズンには、都心の駅プローシャチ・レボリューツィイ(革命広場)や、彫刻や建築が素晴らしい環状線の各駅にはプレートを持ったガイドさんと観光客団体がたくさんいました。

モスクワの地下鉄・地下道を歩いていると、ながしの音楽家たちが素晴らしい演奏をしてくれていることに気がつきます。
有名(?)なのは、クレムリン近くの地下鉄アホートニィ・リャート付近のバイオリン四重奏。時には六重奏になったりします。この場所での演奏は、もう何年も続いてます。ここは、観光地に近いこともあり観光客が多いと言うのがあるのか、演奏時にはかなりの人だかりになります。もちろんかなり質の高い演奏。すばらしい!のひとこと。
もともと、ロシアはバイオリンなどの楽器演奏の質は、とても水準が高いらしいのです。だから、ストリートミュージシャンの演奏も素晴らしいのです。一度、地下鉄の中で、まるで劇場のように、音合わせから始めるバイオリン四重奏に出会いました。もちろん申し分のない素晴らしい演奏。モスクワでは音楽ホールに行かなくても素晴らしい演奏が地下鉄で聴けてしまうのです。

ある日、地下鉄に乗っていたひよこが遭遇した音楽家のお話をひとつ。
地下鉄の電車の中は、かなりの騒音。はっきり言って、仲間同士の話し声も聞こえないほど。
そんな中、車両の向こうの方から、何やらメロディが聞こえてくるような・・・。空耳かと思いながらも、気になって目を凝らしていると。
歩いてきました、向こうから!
電車の中でのながしのバイオリン弾きさん。
ちょっと判りにくいですが、
バイオリンのながしさんです。

これは、はっきり言ってすごい!ことです。ほとんど音楽は聞こえない。でも彼はバイオリンを弾いてます。地下鉄の騒音にもめげません。演奏の素晴らしさというよりも、その根性に敬意を払って、「素晴らしい演奏ありがとう」の一言と感動した分のお金を彼の袋に・・・。

モスクワにいらっしゃった方々、地下鉄で偶然にも、素晴らしい演奏家達に出会えたら、ぜひ、感動した分だけ彼らにお金を残していって下さい。
彼らは好きで地下鉄で演奏活動をしているわけではありません。自らの芸術魂を削りながら、ストリートミュージシャンとして生計をたてている人達です。本来なら、ストリートではなく、音楽ホールで演奏したいと彼らは皆思っているはずです。
ですから、彼らの音楽を聴いて感動した分、素晴らしいと思った分だけは、必ずお金を置いていって下さいね。よろしくお願いします。

ロシアOLのお弁当事情は・・・?(11/23 ひよこ)
ウチの近くには、大きな洋服市場があります。マーケットの棟は3棟あります。洋服市場といっても、売っているものは洋服だけではなく、日用雑貨、食器、カーテンや果てはベッドやソファーなどの家具など、棟毎にいろいろな物が売っています。子供用のおもちゃも売っていて、チェブラーシカのぬいぐるみなんかも置いているんですよ。
ここのマーケットは、結構有名なのか、土日ともなるとすごい人混み。かなり混んでいます。

これだけ大きなマーケットなので、働いている売り子さん達も、た〜くさん。マーケットって、たくさんの小さなお店が集まってできていますよね。ここのマーケットも例外ではなく、幅2mくらいの小さなお店がぎっしり詰まっている構造なので、その小さなお店の数は数え切れないほど。その数だけお店の番をしている人(売り子さん?)たちがいるのです。つまりお店で働いている人たちも数え切れないというわけ。

この人達は一体何をしているの?

このマーケットは地下鉄の駅を出てすぐのところにあるのですが、ある日、私が地下鉄に乗ろうと急いでいると、地下鉄の入り口付近に妙な行列が・・・???
確かに、地下鉄の入り口にはマーケットで働いているお姉さん方が一服しに(ロシアでは喫煙者がとても多いのです)、よくたむろっているのですが、そういう感じでもない。確かにお姉さん達は並んでいるのです。




行列の先頭の人をよく見てみると、おばさんが何かメモしながら、自分の側に置いている大きな袋から、何やら怪しげなタッパーをお姉さん達に渡しています。
よ〜く見てみると・・・。
それはお弁当らしきもの。ロシアのスビョークラ(ボルシチに使われる赤カブ)サラダの紅い色が!!!

前は全然気がつかなったお弁当屋さんの出現に、ちょっと驚き!と感動。
人が多いところなので、確かに以前から、屋台などはたくさんあったのですが、これはまさに
お弁当屋さん。だって弁当箱(タッパー)に入っているんですよ。ちょっと日本的・・・。しかも、この弁当箱、後で回収しているようなのです。きちんと洗って、また次の日使うのです。
おばさん達は一生懸命お弁当作って、売りに来るのでしょうねぇ。
人が集まるところでお弁当屋を開業するなんて、ロシアのおばさま方は、たくましい!
実は、以前、日本食お弁当屋さんを開業しよう!と真剣に考えたことがある ひよこは、このおばさま方にかなり感激してしまいました。

お弁当の他にもオープンサンドやお茶も用意してます。
至れり尽くせり!ロシアのママ達の愛かしら?

しかも、このお弁当屋さんに並ぶお姉さん方の行列。どこかで見たことがある!?
そう!日本のオフィス街でもよく見かけますよね。お昼時、お弁当屋さんに並ぶOLさんたち。まさにあの風景。

「そうかぁ〜。ロシアの働くお姉さん方も、お弁当を買っているのね。大手町のOLみたいだなぁ。なんか似ているんだよねぇ、ロシアと日本。」などと一人で日本のお昼の風景を思い描いてしまいました。



ただ、ちょっと違うのは、ここのお弁当屋さんに行列が並ぶのは、お昼じゃなくて、朝の9:30頃。出勤直後のお姉さん達は、朝お弁当を持ってやって来たおばさん達のところに直行?!おいしいお弁当はすぐになくなってしまうのかもしれませんね。
ま、お昼休みがきちんと決まっているわけではないので、「Перерыв」(休憩)の札を出して、お弁当買いに来るのでしょう。
お姉さん方、そのまま「Перерыв」の札、出しっぱなしにしないでね。^^;

チェブラーシカの記事紹介『МК(モスコフスキー・コムソモレツ)より(11/5 ひよこ)
三文記事が多い(?)、面白いとモスクビッチに人気の新聞МК(モスコフスキー・コムソモレツ)。最近、地下鉄で新聞を読んでいる人達もやたらコムソモレツを読んでいる人が多いような・・・。その人気は値段が安いからか、記事が面白いからか?!
それはともかく、10月下旬に日本でのチェブラーシカ人気の記事が掲載されました。多くのモスクビッチはこの記事を読んだはず。チェブラーシカの生みの親達はどんな人たちなの?ロシアアニメってどうなっていくの?ちょっと大袈裟ですけど、なかなか面白い記事です。ちょっと読んでみませんか?

「チェブラーシカ、日本を駆けめぐる」
 最近、チェブラーシカ騒動が日本をとらえた。チェブラーシカの映画を2つの映画館(東京と名古屋)が上映したことからすべては始まった。一瞬にして1ヶ月先までの映画チケットがすべて売り切れ、さらに予約をするほど、小さな日本人達は、この大きな耳をもつ学問上種族の分からない小さな動物をとても気に入ったらしい。インターネットでは、Tシャツ、カップ、イラスト付きのバッヂなど、そこでしか買うことができない1000ものキャラクターグッズを発売する公式サイトまで登場した。日本人はチェブラーシカのことを、とても愛情を込めて「チェブ」と呼んでいる。
→「チェブラーシカ、日本を駆けめぐる」の記事のつづきを読む。

若者たちによる集団暴行と大喧嘩事件(11/1 gonza)
また、モスクワの治安悪化を象徴するニュースが飛び込んできました。

ショッキングな写真ですが、
殺されたカフカス人です。
昨夜(10月30日)、モスクワの南部地区で未成年の若者による数百人規模の喧嘩や集団暴行が発生。2人が死亡、数十人が重症を負って病院に運ばれたとのことです。

現場は、モスクワの南部地区、地下鉄「ツァーリツノ」付近の市場や、地下鉄「カホーフスカヤ」の改札広場など数箇所。



ガラスを割られ、被害にあったお店


「ツァーリツノ」市場へは、棍棒や鉄棒を手にした300人もの若者(多くは未成年)が乱入。ここで商売をしているカフカス出身たち対象に集団暴行を加え、それがやがて通行人への無差別攻撃や大喧嘩へと拡大。店のガラス割られ流血の事態になりました。カフカス出身の2人が死亡、23人が頭に怪我を負い、病院に運ばれたそうです。

現場にかけつけた警察が銃を威嚇発砲したところ、暴行者たちは地下鉄の駅構内へ退避したそうですが、事態はそこで収まりませんでした。100人ほどの若者が地下鉄の車両のなかで乗客へ無差別暴行を加え、12人が怪我を負い、病院に運ばれたとのことです。

また同じ頃、地下鉄「カホーフスカヤ」駅からは、150人ぐらいの若者たちが、一斉に通りに出てきては、ホテル「セバストポリ」近辺にいたアフガニスタン人たちや通行人に暴行を加えはじめました。アフガニスタン人のほか、アルメニア人やインド人が怪我をし、病院に運ばれました。大規模な殴り合いになり、停車中の車も襲撃され、ここでも警察が威嚇のため銃を発砲する事態に発展しました。

この日モスクワでは「世界経済フォーラム」が開催され、プーチン大統領が世界貿易機構(WTO)へのロシアの参加に積極的な期待を表明しました。しかし、内務警察によると今回の暴動事件との関連はないといいます。

サッカーの試合から帰るファン達の仕業か?


この日はまたスパルタク(モスクワ)とゼニット(サンクトペテルブルク)とのサッカー試合がありました。警察は、興奮したフーリガンたちが、このような惨劇を引き起こしたと見ていました。






しかし、その後の警察の取り調べにより、今回の騒動は、極右組織「ロシア民族統一」により事前に計画されたものだという線が濃くなってきました。目撃者によると、騒動への参加者の多くが極右のバッチをつけていたとのことです。

テレビのインタビューで、皮ジャンを着た若者が
「なんでカフカスのやつらのせいで、ロシアが苦しまなければならないんだ!」と、答えていました。
「次は俺も(喧嘩に)参加してやる」と彼は言います。
暴行を起こした極右派の若者達。彼らは留置所の中で何を考えているのか?
極右派の若者達は増えていく一方なのか?

このニュースを見ているうちに、先日自分が襲われたときのことを思い出しました。
そして、若者に集団で襲われ、殺されたカスカス人のことを思いました。

世界で相次ぐテロ事件と、彼らを撲滅するため始まった戦争。
毎日テレビで流されるアフガンへの爆撃の様子。

若者たちの行き場のない怒りと、とどまるところを知らない暴力。
中央アジアの人々への差別と集団暴行。
日々夜が長くなっていくモスクワで、世界はどうなってしまうのだろうと考えると、ますます暗い気分になっていきます。

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