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〜ロシア生活を体感する写真レポート〜
今日のモスクワ

2002年10・11月号

今は昔、言論統制がされていた時代、「今日のソ連邦」というロシア大使館発行の雑誌があり、ロシアを知るための貴重な情報源となっていました(すいません。実はバックナンバーを読んだだけで当時のことはよく知りません)。
「今日のモスクワ」では、今のモスクワで暮らす私たちの日常をビジュアルにお伝えします。

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ロシアのトイレ事情(11/18 カメ)

 さて、人は生活してて一番よく行く場所はどこでしょうか?         そう、トイレです。
トイレ一つをとっても結構、日本とはちがうことが山ほどあるのです。今回は少し汚いかもしれませんがトイレネタです(^^;;(お食事中の方は申し訳ございませんm(_ _)m)

ちなみにこれは大学のトイレ


 旧ソ連圏で生活してて一番困ったのが”街中にトイレがない!!”ことです。おそらく日本ではいたるところに公衆トイレがあったりしててトイレがある生活が普通かもしれませんが、実はロシアで最初に困ることと言えば、このトイレなのです(^^;;なんせ、公衆トイレなどと言うしゃれた場所もなく、コンビニもないわけですから・・・。

 もちろん地下鉄の中にもトイレはありません。普通、もよおしてきたら地下鉄とかに行けばトイレがあるとおもうじゃないですか、でも、ロシアではないのです(^^;;知り合いの人に聞いたのですが地下鉄でトイレに行きたくなり、ずっと我慢してたのですが我慢しすぎて倒れたということもあるそうです。それほどまでトイレがないのです(苦笑)

 もちろんトイレが少ないといいましてもとりあえず簡易トイレなどというものが所々ありますけれどもそれはなんと
有料!!(^^;;もちろん近くにお金を受け取るおばさんとかが座っていたりしておばさんにお金を払うとカギを開けてくれます。でも、中に入るとかなりにおいます(^^;;炎天下の時には地獄かもしれません。




ちなみにうちの大学のトイレを紹介します。

 おそらくこの写真を見る限りではどこにでもある普通のトイレだと思いますがまだ安心するのは早いです。

 
 これがトイレになりますが、お気づきでしょうか?(いや、汚いのはまあ、場所により違いがありますが・・・。)な、なんと便座がないではありませんか!!
 日本だと普通、ふたがあり、便座があるのですが、ここでは便座はないのです。一説によると便座をおいておくと誰かが盗んでいくのだそうです。(市場でその便座を売るため?)それで普通は便座はなかったりします(^^;;他の場所ですと、横に木の「便座が立てかけられているところもありますが、なかなかまれです。というか便座なしでどのようにするのでしょうか?

 もっと田舎のほうになると個室の仕切りがなかったり、仕切られていても扉がなく、丸見えというところもあるらしいです(^^;;;(ちなみにカメはウクライナのサナトリウムに行った時には仕切りのない便所でした(^^;;)
 あと、もっとすごいところになると便器もなく、ただ穴があいていてそこにするというところや、男女一緒の便所も存在するらしいのです(^^;;

乾燥機(故障中)もある



 もちろんトイレットペーパーなどしゃれたものはおいてなく(おそらく盗まれるためだと思われる)、自分で持参していなければかなり恐ろしいことになることを覚えていてもらいたい。たまに新聞紙がおいてあったりしますが、新聞紙でふくのもどうかと・・・。

 実は入る時にも確認しなければならないことがありまして、このような便器の場合、たまに前の人の”モノ”が残っている場合もあります(汚くて申し訳ないですm(_ _)m)

 トイレネタといえば、大学の寮内でも、うちの大学は大体扉がありましてそのむこうに部屋が2つあるという状態なのですが外側の扉を開けっ放しにしておくとキッチンでパーティをやってた人たちが飲みすぎて近くの部屋のトイレに吐きにきたりします(^^;;;いきなりトイレをあけると知らない人が吐いてるというような経験はおそらく日本では味わえないのではないでしょうか?(笑)





毎年はじめての大雪はモスクビッチもたじたじ。(11/11 ひよこ)


 金曜日の夜から、モスクワでは雪が断続的に降り続きました。土曜日は、ほぼ1日中雪が降り続き、思わぬ大雪にモスクワおよびモスクワ近郊の各道路では大きな交通渋滞が起こりました。



都心の幹線道路は凍結防止剤等を巻いていましたが、それも渋滞解消の効き目にはならず。見通しの悪さにのろのろ運転にならざるを得なかったようです。





視界悪い〜。道路脇に止まって
しまう車も続出?!
車が立ち往生か?
お姉さん、ガンバレ!
街の交通機関にも支障が・・・。 お天気には空港も勝てない。

 路面凍結が原因での事故も少なからず起こったようです。

 モスクワのいくつかの空港は閉鎖になったり、飛行機の発着陸ができない状態におちいりました。

 車の運転をしている人や、各交通機関を使う街行く人々にも影響が出て、みな困惑気味。
中には、「雪はすべてを真っ白にしてくれるから美しい。」という人もいます。(かくいうひよこもそのひとり。^^)

モスクワの雪景色は本当に美しいのです!

 雪には慣れていると思われるモスクビッチ(モスクワ人)も心の準備ができていないせいか、冬支度ができていない不意を付かれて、はじめての大雪にはたじたじ・・・。
 わりと毎年そうだったりして、雪での交通渋滞のニュースが流れたりします。
 
 初の大雪に、当たり前のことかも知れませんが、「モスクワも初の大雪には弱いのね。」と思ったひよこでした。


劇場占拠事件:いまモスクワではなにが起こっているのか?(10/26 gonza)


ロシアのテレビNTVのカメラが、ロシャーリ医師に同行して、はじめて武装グループに占拠されている劇場なかに入りました。いったい武装グループとはどういう人間で、中の様子はどうなっているのでしょうか。
(おそらく)ロシぴろだけの現地からの詳細報告!
チェチェンテロによる劇場占拠事件によって、いまモスクワではなにが起こっているのか?






ロシアに残るチェチェンの爪跡(10/24 gonza )

人気ミュージカル「ノルト・オースト」(北東)上演中の劇場に40〜50人からなる武装グループが乱入。1000人の観客を人質に立てこもってます。現地から速報。ロシアに残るチェチェンの爪跡


モスクワ雪景色(10/11 ひよこ)

モスクワは最近、ほんっと寒い日が続いてます。
昨日の昼頃から細かい雪が降り出しました。
細かい雪なので、それほど積もらないだろうと思っていたものの・・・。(確かにそれほど積もらなかったんですが。)

いつの間にやら、辺りは雪景色。

まるで粉砂糖をかけたように雪で飾り付けられました。


しかも一夜明けてみたら、白さが一段と際立ってきたようです。夜の間に空気が凍りついたのでしょうか。

明け方で、まだ辺りは薄暗い まだ、木々の葉が見えてますね。


だんだんと雪が辺りの木々にまとわりついて、雪景色へと同化していきます。
日毎に、夜が長くなっていくモスクワです。


「プーチンって誰?」から「プーチンみたいな彼」まで。(10/11 gonza ひよこ)

 2002年10月7日。
それは一体何の日だったか、みなさんご存知でしょうか?
そう!あのプーチン大統領の50才のお誕生日だったのです!

その日、ロシアはプーチンフィーバーな一日でした。この続きはこちらをどうぞ。「プーチンって誰?」から「プーチンみたいな彼」まで。


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