めるのロシア日記 調子悪くてあたりまえ

皆さまこんにちは。
国際恋愛→国際結婚を経ていよいよ国際介護に突入しております。

オノレもいい感じに古びてくれば、当然オヤは緑青噴くほど古びているわけで、
昨年脳梗塞を起こし、右麻痺、高次脳機能障害と、介護度５の車椅子生活となりました。

まあ、若干古びてから結婚したもんで、「いづれは国際介護」ということが頭にはありましたが、それは突然にスタート。

完全麻痺ではなく全部の機能がちょっとずつ残っているため、
歩けないのに歩こうとする、取れないのに取ろうとするなど、世の中には危険がいっぱい。

ウチの実家は地方の小都市で、都会の10倍の速さで高齢化が進んでいるそうで、
特養老（介護老人福祉施設/特別養護老人ホーム）などの終身施設は500人待ち、
（噂では聞いていたが申し込み行ったときマジ具体的数字を言われため息ふーぅ）
在宅介護するなら具体的な介助もですが常時の「見守り」ってやつも必要になり、
最低誰か一人は同居の介護人が要るっちゅうんで実家に帰ることに。

おっちゃんは？
おっちゃんは・・・・えーと；；；；；放置です。

ところで。
オヤの介護を心行くまで延々続けたい、心優しい良い娘であるところの私を阻むのがロシアの法律。
ロシアの長期居住資格を保ち続けるためには、一回の出国が半年以内、年一回の居住確認、という手続きがどうしても必要です。
まあやむを得ない何か起これば、そんなもんは潔く捨ててまたビザ滞在からやり直しすればいいんだし、
そんなものをオヤと天秤に掛けることは到底できません。
できません・・・・が、5ヶ月半で一回ロシアに帰りました。

その間、老健（介護老人保健施設）に入所してもらっていたんですが、
施設内で骨折して急遽入院、手術となり、あっという間にまた日本へ帰ることになってしまいました；；；；
脳梗塞→麻痺→転倒→大腿骨骨折というお決まりのようなコース；；；；
現在も在宅介護中。

でもっていま若干の悩みは、高カロリー超低糖、キューピーやさしい献立区分３程度の咀嚼＆嚥下障害のおやつのレシピ！
オヤをもうちょっと太らせたいんですが、糖尿病＆合併症もあって糖質を制限しているため、
食事の量に対してカロリーが低く、それなら量を食べてもらおうと思っても腹がいっぱいになってしまい食えないんです。
そんで間食で補いたいんですがアイデアが出尽くしてしまって・・・・

あ、余談ですが、↑これからもわかるように、糖質を減らすと痩せるっていうのは本当です！
自分のカラダで経験しました。
実は私も血糖値を自己測定するようになって隠れ糖尿がわかり、食事をがらっと変えたら血糖値やヘモ値は劇的改善、腹いっぱい食っても痩せてしまうんですよ！！
ダイエットの方には申し訳ないような話ですが、もともと痩せすぎだったのでヤバイと思い果物や木の実を間食するようにして維持していますけど、
オヤは咀嚼＆嚥下障害もあるのでなんでも食えないからいつもレシピに悩んでて・・・
我が家はやせ型糖尿病の家系；；；；
は〜やれやれ。
どなたか良いアイデアをお持ちの方があればお助けくださいませ〜〜！

※補足として、定期的に行っている血液＆尿検査では、血糖値/HbA1c以外（服薬しているため測定値は正常高値の範囲）の数値はすべて良好、血圧も正常で好き嫌いもありません。

実はおっちゃんが休暇で日本に来ていました。
目的は愛妻などではなく、釣りです。

「いつ家のほうに行ったらイイカ？」　と言うので、
「来んでいいわ、休暇なんやから存分に遊んでお帰り」　と、返事したら、
「オクサンの家に行かないのはおかしいジャナイカ？」　と言うので、
「そんなことないって、ウチ、こんなんやし大変やから気にしんといて」　と、私が大変になるので言ったところ、
「家の中とか修理したりアリちゃんが届かないとこなんかしたりすることあるデショ」　と言うので、
「修理もせにゃならんし上の棚も手が届かんがアンタが来るよりマシ！！」　と心で叫んで、
「そうか、ありがとうな、ほな適当に来て」　と答えました。

で、適当どころか着いてすぐ来やがったんですよ。
なんか、手伝う気は満々なんですが空回りで、私は介護とおっちゃんという、
シ○コとウ○コとロシヤジンでもうサイコーにぐちゃぐちゃな１週間を送りました。

おっちゃんはその後、沖縄に飛び、久米島で日本の釣り仲間のオッチャンらと合流してマグロ釣り。
　←船底に転がっているのがおっちゃん。半身が空輸されてきました。
その後も静岡に移動してまた釣って、東京で買い物し遊び倒して帰りました。

帰国後２日ほどしたらメールが来たんですが、
----------------------

こんばんは、アリちゃん。
職場に出たら仕事は満々で忙しいです。
もう日本での旅はどっかの遠い夢になりました。

-----------------
私はあの一週間、気が遠くなりそうでしたけども。