2002.4.8HK

地下鉄の電車の中でこんなものまで・・・。

カメさん投稿記事
 
 いつも変な記事ばかり書くカメです。今回、また変な物を発見しました。”今日のモスクワ”コーナーに書くべきかどうか迷いましたが、それほどのものでもなかったのでとりあえず投稿ということでこっちのコーナーに書きました。

 さて、ロシアに来た人なら一度は乗ったことがあると思います地下鉄の電車。その電車の中では乞食とか物売りが結構、来ますよね。今回はその物売りについて書きたいと思います。

こんなに柔らかい・・・だからどうした?
 さて、みなさんはどのような物売りを見かけたことがありますか?一番オーソドックスなのは”地図”、”電池”だと思います。
 しかし、今回、カメが見たのはかなり驚きの品物だったのです!!
 右写真を見てください。これ何だと思いますか?紐、飴?・・・ちがいます。なんと、これ、えんぴつなのです!!
 最初、地下鉄の電車の中で売ってるのをみたらかなり驚いたと同時に”なんてくだらないんだ”とあきれてしまいました(^^;
 そのことをラーメン中華さんに話すと、彼の心に火がついたのか”欲しい”と言われましたが、そのときは恥ずかしくて買えなかったので残念がってました。
 ロシアでは欲しいと思った物はすぐにかわないと、次の日に店に行ったらすでになく、今後いつ手にはいるかわからないくらい物流系統が悪く、注意しなければなりません。もちろん、地下鉄の物売りに関しても同じで、同じ物を売ってる人に会える確率はかなり低いのです。ましてや、このような変な物となるとかなりレアな確率でしょう(苦笑)

 しかし!!僕らの気持ちが天に通じたのか、最近、また地下鉄でまたこの鉛筆を売ってる人と偶然に遭遇!!しかも今度は2度!!(物売りは一駅ごとに車両を変えて売り歩くのですが、今回は一人が僕の車両を去ったら、なんと二人目の売り子がまた入ってきた(^^;それも意味があるのか謎ですが・・・。)
 今度はすかさず売り子を呼び止め(この鉛筆の説明を大声で最初に話すのですがそのときになんと”日本製・・・”という言葉が聞こえた(^^;本当に日本製なのか!?)ロシア人も全然買わないようなこの鉛筆、買ってしまいました。しかも2本も!!

なんと後には消しゴムまでついているという細かい作り。 もちろん真ん中には芯も入ってます。ちゃんと書くこともできます。

  早速、部屋に帰ってラーメン中華さんに1本プレゼント。ラーメン中華さんもこの鉛筆にかなりウケてました(笑)

  興味津々で分析をしたところ上の写真のようなことがわかりました(って分析するほどのことではないって?)。鉛筆の後には消しゴムがついてて、本当の鉛筆みたいです。(笑)もちろん、先を削ってかけるかどうか試してみましたが・・・なんと本当に書ける!!

 でも、ラーメン中華さんが一言、”この鉛筆って最後まで芯があるのかな・・・?”・・・いや、まったくもってその通りです(^^;ロシアではボールペンでも書いてると、まだインクが残っているにも関わらず書けなくなるという”上げ底ペン”があるくらいだからこの鉛筆も・・・。それは次回、こうご期待(って次回はないです(^^;)しかもなぜ柔らかい必要があるかということに関しましても”持ち運びに便利”と一言、納得のいく回答をしてくれました。

 それにしてもロシアは変なものが多すぎです(^^;頭に電極をつけてマウスを使わずに念だけでカーソルを動かすパソコン、水の味を変えるだけの反重力装置、チタン合金を作れる技術力がありながらもその技術を使ってるのはスコップだけなど、ロシア人の考えることはかなり不思議です(笑爆)今回の”グニャグニャ鉛筆”にもロシア人のギャグセンスが光ってて◎でした。(本当にギャグなのかはあえてきかないでおきましょう)この国にはまだまだ僕らの想像を超えるものが存在しそうでこれからが楽しみです。

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