ロシア流のなおし方

”調子が悪かったらすぐ殴ってみる”
結構荒っぽいかもしれませんがこれが俗に言うロシア流の修理の仕方なのです。

テレビの調子が悪くなっても、ラジオの調子が悪くなってもとりあえずロシア人は殴ってみます。しかも尋常な叩き方ではないのです(^^;
おそらく1番皆様がお馴染みなのは映画”アルマゲドン”でロシア人宇宙飛行士が壊れかけた宇宙船を”ロシアでは叩いて直すんだ!!”と叩くシーンではないでしょうか。

それを実際に目の当たりにすることになろうとは・・・。

仕事上、チェブラーシカを大量に仕入れるのですが、毎回チェックするのです。
もちろんお店でチェックしているときに歌わないものが何体かでてきます。
「これ、歌わないんすけど・・・。」
「・・・・・・・。」
店の人、おもむろに歌わないチェブぬいぐるみをつかむと、

ガッ、 ガッ、 ガッ・・・

チェブになにか恨みがあるかのように、思いっきり何度も何度も何度も!殴りつけます(^^;
(それでもだめだったら角度をかえながら殴りつけます。)
さすがにチェブがかわいそうなので止めようかと思ったその時!!

ちゃららららら〜らん♪♪

( ̄□ ̄;) マ、マジですか!?

なんと、いままでうんともすんとも言わなかったチェブが元気よく歌い出したではないですか!!
やはりチェブもロシア製ということですか・・・(--;

こうして何個か歌わないチェブラーシカがあったものの、全部、この方法で直してしまったのでした。
もしかしてロシアは病人もこの方法で治すのでは?と一瞬、不安になったカメでした。

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