2002.8.16HK

シャガール展について

カメ投稿記事



 
みなさんはマルク・シャガールという画家についてはご存知でしょうか?絵画とかにはかなり疎いカメは実は最近までこの画家の存在を知らなかったのです(^^;がローカル放送のCMでたびたび流れるCMを見て、このシャガールの絵画展が岡山県の県立美術館開かれているのを知りました。

 もちろん、このようなロシアネタを見逃すわけもなく、その場所まで足を伸ばすことになりました。今回そのことについて書きます。(ちなみに写真は岡山県立美術館の入り口の写真で、2枚目の写真はその入り口のところに立ってありましたシャガール展の看板です。)


ちなみにカメと同じくシャガールについて知らない人のためにちょこっと説明です。

 マルク・シャガール(Marc CHAGALL 1887-1985年)はベラルーシ共和国のユダヤ人居住区に生まれました。父親は鰊倉庫で働く労働者、母親は食料品店を切り盛りする厳格なユダヤ教の信者でした。兄弟は8人という大家族のなかで育ちました。
 少年のころから、シャガールは画家や詩人にあこがれ、サンクトペテルブルクに移り、絵の勉強を続け、ヨーロッパ諸国にも多くの絵画を残しており、もちろんモスクワのトレチャコフ美術館にも多数の絵が残されております。
 彼の芸術の根底には、宗教や国家、民族や人種の対立や争いを超えた、普遍的で変わらない「愛」への信頼が横たわっているといわれます。多くの人々が彼の作品に魅了されるのはそれゆえではないでしょうか。

 

 実際に中に入ってみますと、このシャガール展が目玉らしく、フロア-の一角にシャガールの絵のレプリカや、ポストカードが売られておりました。もちろん、日本語で書かれた(というかロシア語は普通は売ってないですよね(^^;)シャガールの絵画集や、芸術関係の本も売られておりました。
ちなみにこれが入場券





 
 その他にも、シャガールについてのDVDが少し離れた小さな小部屋で上映されていたりしておりまして、絵を知らない人でもここで基礎知識を身に付けることも可能です。

 



 残念ながら中は撮影禁止でしたので展示場の入り口しか写真をとることはできませんでしたが、入り口でトレチャコフ美術館と同じように作品説明テープの貸し出しをしていたのには笑いました。
 中に入りますとかなりの数の絵が展示されており、中にはトレチャコフからの作品もたくさんありました。
 展示場に見に来ている人もさまざまで老若男女たくさんの人がシャガールの絵に魅了されておりました。正直、ここまでの人が集まるとは思っても見ませんでしたので中に入った時には驚きました。中にはシャガールについての解説文(日本語)を自分のノートに写している熱心な方もおりました。


この展示会、8/18日までやっておりますので、もし岡山に行く人がおられましたら見に行ってみてはいかがでしょうか。
詳しくはhttp://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/chagall.htmに載っておりますので参考にしてください。


ちょこっとプレゼント

 今回、このシャガール展でポストカードを購入いたしましたのでロシぴろの読者のかた1名様にプレゼントさせていただきます。
 
 このポストカードが欲しい方は住所・氏名・電話番号とアンケートの答えを明記の上こちらまでメールで応募ください。締め切りは8/31まで。尚、当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

アンケート
 ・どのようにしてロシぴろのサイトを知りましたか?
 ・あなたの好きなコーナーはどれですか?
 ・ロシアのどのようなことについてもっと知りたいですか?
 ・ロシア語を勉強したいと思いますか?
  (勉強している人はどのくらい勉強しておりますか?)
 ・ロシぴろのオフ会が開かれるとしたら参加したいですか?
 ・ロシア語から日本語、日本語からロシア語の翻訳サービスがあれば利用したいですか?
 ・その他、ご希望、ご感想など

投稿記事コーナー目次へ

ロシアンぴろしき表紙へ