2008年6月情報
筆:ぴえるばや/モスクワ州・クラスノゴルスク

Wi-Fi(ワイファイ)とは何か?

主にコンピュータ通信に用いる通信規格のIEEE802.11シリーズを使った無線通信で、ホットスポットと呼ばれる無線LANを利用したインターネット接続サービス拠点で有償又は無償で利用出来ます。

***必要な物***

★端末

ノートパソコン・PDAなど

★無線LAN子機

IEEE802.11b/gに対応した無線LANの子機、これはPCカード型・USBプラグ型などがありますが、お手持ちのノートPCやPDA他端末機器に予め内蔵された物でも構いません。

★タリフカード・インターネットカード

プリペイドカード式の「Wi-Fiインターネットカード」で、街角にあるキヨスクやPCショップ、携帯電話販売店、通信会社営業所などで購入できます。

Wi-Fi無線LAN通信規格

無線LAN子機の価格は、日本国内販売価格(参考例)　ヨドバシカメラ　　ロシア国内販売価格(参考例) М-ВИДЕО　をご覧下さい。

Golden WiFi

ロシア版ソフトバンクの様な通信事業会社で、公衆無線LAN事業展開に関しては後にふれるエムテーエスグループを含めたロシア最大手と言っても良く、サービスエリアがモスクワとサンクトペテルブルグが直轄運営管理しているケースもあれば地域通信会社との提携・Golden Telecom社のグループ会社のРОЛブランドや、グループ傘下のサハリンテレコムとの事業展開されている場合もあります。

タリフカード(プリペイドカード)はモスクワ・サンクトペテルブルグであればキヨスクでも購入出来、100ルーブル/300ルーブル/500ルーブルの3種類があります。
通常、このタリフカードを購入しログイン画面に沿って登録し下のプランからお好みのレートブランを選択します。タリフの消費減額に応じて場合によっては買い足すか、クレジットカード払い、営業所窓口払い、ロシア版電子マネーによるタリフチャージが可能です。基本的にはカードを買い足す方が懸命でしょうか。

モスクワサービスエリア(地図) サンクトペテルブルグ(リスト)

参考情報

レートプランは中途変更も設定画面上で可能ですが、ИногдаとСуткиレートを選択された方でВсегда(フセグダー)のレートプランへ変更する場合、最低500ルーブル又はそれ以上のタリフカードを購入して足す必要があります。ВсегдаからИногдаやСуткиへ変更する場合は残ったタリフ分利用できます。

ВсегдаプランでPremium(プレミアム)のホットスポットを利用した場合コーヒーハウスではタリフが減り日数・時間も31日以下になります。

1週間程度の滞在でチョコッと接続する程度なら、100ルーブルのカードを最初購入してИногдаを選択しそれでも足りなければ、買い足す方が良いと思います。

Яндекс.WiFi

ロシアを代表するポータルサイトが提唱する無料で使えるホットスポットです。

無料ゆえ、無線LAN親機は良いのですが回線が細いADSLに何十台もの端末子機(利用者)が接続されている事も。

КОМСТАР WiFi

携帯電話など各種通信大手のМТСグループのコムスタル(コムスター)社。モスクワ市内大手有名ホテル他で利用出来、モスクワ市内に限定した上でのGolden Telecom社と比較対照するならば、通信品質のコムスタル、エリアカバーのゴールデンと言ってよいでしょうか。

Сахалин　Телеком　

サハリン州内で展開するGolden Telecomグループです。まだパシフィックカフェやサハリンサッポロなど一部でしか利用できません。

Wi-Fi Востоктелеком

沿海州・ハバロフスク州で事業展開していますが、サハリンのサハリンサッポロでも利用可能。