恐るべき「らんまロシア化計画」(凄し!)
日本語版との違いはページの開きが左右逆で、巻末に呼称(〜さん、〜くん)についての解説がのっているだけではありません。
日本語ならではの豊富な擬音語・擬声語(ドーン!、バタバタ!、バキッ!など)もすべてロシア語化されています!!!
日本語:「ドタドタドタ!」(かな?)→ロシア語:「トプ トプ トプ!(ТОП ТОП ТОП)
日本語:「ガバッ!」(かな?)→ロシア語:「フヴァーチ!(ХВАТЬ)」
など・・・。(感情こめて言ってみましょう。なかなか笑えます。)
(ちなみに、上の絵でパンダがらんまをつかまえようとするときの露語擬音「フヴァーチ!(ХВАТЬ)」はロシア語の動詞「フヴァチーチ(ХВАТИТЬ)」(つかむ)からきていると思われる・・・)
ロシア語は日本語のような擬音語は少なく、また(風刺画などはあるが)コミックという文化も長年なかったので、日本マンガのロシア語化にあたってはすごく苦労したはずです。
翻訳スタッフの知人から聞いた話によると「気が狂いそうな作業」だった(笑)とのこと。えらいです!ロシア初の日本マンガの出版にこぎつけた若きスタッフたちの情熱と努力に拍手をおくりましょう
(フロップ フロップ フロップ(ХЛОП ХЛОП ХЛОП)←パチパチパチの露語訳) |
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パッケージまでカンペキにロシア語化されているのに注目↓
↑そこまでやるか!
ブールカ・ス・カリー(БУЛКА С КАРРИ)=カレー入り白パン。80 イェン(йен)=円
と書いてあります。
ちなみに別の箇所には
ブールカ・ス・ラプショイ(БУЛКА С ЛАПШОЙ)=焼きそばパン?
ブールカ・ス・ディーネェィ(БУЛКА С ДЫНЕЙ)=メロンパン?
ピラジョーク・ス・ミャーサム(ПИРОЖОК С МЯСОМ)=肉まんかな?
もでてきます(^_^)
分かりますか? ロシア語の勉強になりますね。
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