MEWさん投稿

MEWの楽しきモスクワの日々
5日

初めての恐怖体験

 
  
最寄の駅から関空直行バスに乗り、関空へ。
関空では時間があまり無いにも関わらず、下着とデューティーフリーでシュウ・ウエムラのお化粧品を買うことを堪能し、大韓航空でまずソウルへ。
ソウルで乗り換え、いざモスクワへ出陣!!
シェレメチェボに着き、トランスファーの方とも無事合流出来て、ホテルにチェックイン。
ホテルがねぇ。なんと、5つ星・メトロポール!!
これには深〜い訳があって、母が広いベッドで無いと眠りにくい上、MEW2と私は1つのベッドで寝るので、ダブルベッドでツインのあるホテルを、いつもお世話になているJICさんに探して頂いたのです。
JICさん、その節は大変お世話になりました★
当たり前かもしれませんが、居心地の良い、とても素敵なホテルでしたv
えっと〜〜…チェックインの際にデポジットを3000ルーブルほど払わないといけないのですが、1300ルーブルくらいしか持ってなくて、ホテルの両替(めっちゃレート悪い)も閉まっていたので、1000ルーブルで良いよ、と言ってもらえました。
絶対ビンボーだと思われた;;
いや、私自身は本当にビンボーなので良いですけどねぇ^^;
で、その夜中。
カツーン、カツーンと、ヒールで廊下を歩く音で目が覚めました。
あれ?廊下は絨毯敷きなのになぁと思っていると、音がだんだん早くなり…
背中にゾワゾワっと、何かの気配を感じました。
金縛りにはあうし、もう必死ですよ〜!!
MEW2にしがみつき、思いつく限りのお経を唱え。
手に汗をかくほど「逝け!!」と願っていると、フッと気配が消えました。
そういえば、めるさんが「呪い代行屋」の事を書いていらしたので
「彼女が送って来たんかなぁ??」と考えつつ、朝5時、MEW2が目を覚まし、長い6日の始まりを迎えました。
6日

久々の我が家(?)
朝5時頃から目覚めた私達。
朝食は一番乗りで食べ、エンテイくんと会わないというドクターとの約束の下、12時までは自宅へ行けません。
ゴロゴロしてなんとか時間をつぶし、タクシーで自宅まで。ホテルからなんと500ルーブル!!
200が良いとこと思っていたので、ビックリしながら「明日からは白タクにしよう!!」(←良い子は真似してはいけません)と心に誓ったのでした。
500ルーブル無かったので、ドル払い。ちゃんとおつりも貰えましたv
久しぶりの我が家は…
すっかり他人の家でした。
まず、現金がちゃんとあるか確認して。
ちゃんと有りました★ ホッv
頭で思い描いていた分を順序良く整理して、1日目の片付けは何とか終了。
お世話になった上の階のヴォーバさんに電話しました。
ヴォーバさん一家には、本当に良くして頂いて、まず連絡したかったんです。
もう、涙の再会!!
とても喜んでくださって、私の事も毎日心配していたって。
毎日、窓を見上げては、MEW、居ないなぁ…と思っていて下さったそうです。
もちろん、9月末に私がブチ切れ(ちゅか、発狂?)たのは聞こえていて、それ以来、ずっと心配してたって。
母とMEW2も招待して下さって。
素敵な時間を過ごさせて頂きましたv
帰りはもちろん白タクで^^;
もう夜7時を過ぎていたし、長旅の疲れもあって、
食事はルームサービスで。フレンチスープが今まで味わった事の無い味で、美味しかったv
が、パスタはロシア仕様(茹で過ぎ)でした…
イタリア人やったら怒ってると思います。
あ、デポジットも残り2000ルーブル払いました★
7・8日

片付けは続くよどこまでも…
エンテイくんがダーチャに居る事&16日まではこっちのフラットに来ない事が判明したので、今朝も朝から沢山朝食を頂き、朝10時頃から、白タク(200ルーブル)でフラットの片付けに行きました。
その合間にヴォーバさん一家ともお話したり。
エンテイくんに「お掃除のおばちゃん、月曜日に来てくれるの?」と聞くと、キャンセルするつもりらしく「どうしても会いたいから、来てもらうようにお願いして下さい」とTEL。
お掃除のおばちゃんから電話を頂き、9日に来て下さるとの事。
嬉しいv 家族のように感じていた人だけに、どうしても会いたかったんです。
なんとか大まかには片付いたけれど、細々した物が「どうしよう…」状態。
夕方遅くなると、後が忙しい事を経験したので、5時前にはフラットを後にし、ホテル内のレストランで食事。
5日にデポジットを払う際「ルームサービスとかレストランとか使わないと思うけど…」と言った私は何処へ!?
ちゅか、母が「外に出るの面倒」と言って仕方なしに、って感じです。
9日

お掃除のおばちゃんとの再会
今日も朝からいつも通り朝食(もうレストランの人とは顔なじみになりました)→フラットの片付け。
1時にお掃除のおばちゃんが来てくれました。再び抱き合って涙の再会★
ティファールのお鍋セットやその他のキッチン用品など、何時でも良いから持って帰ってね、とお願いすると、おばちゃん「物は捨てたらダメ!!近所に良い生活をしていない若い子もいるから、服でもおもちゃでも、捨てる物は全部置いておいて」
なんてありがたいお言葉〜〜〜!!
捨てるのもったいないけど、持って帰るのもなぁ…って言うものが沢山あったんです。
「じゃあ、本当に全部置いておくからね〜」
彼女の住所を聞き、必ず写真送るから、と約束。
彼女が「ジェーニャが心配してるよ。MEWはどうしてるのって。」
「ジェーニャ?」
「そう、ジェーニャの奥さんのジェーニャ。知ってるでしょ?」
「え!?ジェンカ(エンテイくんの友達の奥さん)!?どうして知り合いなの!?」
「私、ジェーニャの所でも働いてるのよ。知らなかったの?」
「そうなん!?知らんかった〜〜!!」
「ジェーニャの番号、書いておくから、連絡してあげて。すごく心配してるから」
ジェンカの番号も貰って。
そして、涙のお別れ。
貴女はロシアでの家族だから。絶対忘れないから。
彼女もそう感じてて、だから、掃除に来る度に私達がいなくて、すごく心配してたそうです。
彼女も、いつもMEWとMEW2を覚えているからね。
そうして、彼女は帰って行きました。
また会える日まで。
食事はMEW2の希望でマクドナルド…
久しぶりで美味しかったです^^;
10日

何でもお掃除のおばちゃんへ
入院している際に、大変お世話になった領事部の方にお礼に伺いました。
心配して毎日のように病院に来て下さったドクターは、残念ながら年末、タイに行かれてしまって、お礼が出来なかったんですけど…
フラットに着いて、もうこうなったら最後の追い込み。
5日くらいで片付けのケリをつけるようにと、鬼コーチ、じゃなくて母からの指令で、何でもかんでもお掃除のおばちゃん行き。
なんとか目処がたちました。
それもこれもお掃除のおばちゃんと、gonzaさん・ひよこさんのおかげです〜〜!!
11日

領事部へご挨拶
今日からロシアはワーキングデーです。
こんなんで大丈夫なん、このホテル?ってくらい空いていましたが、お客さんも増えてきました。

今はあちらの方が大変な時だと思うので、またあちらが落ち着いた頃に、お電話で御礼をしようと思います。
またまたフラットに言って、片付けの合間にジェンカにも電話をしました。
「今日仕事だから、仕事終わったらホテルに行く」と彼女が言ってくれました。
夕方、ホテルについて、またしてもルームサービスで食事をして。
7時半頃ジェンカが来てくれて、母を紹介し、MEW2も久しぶりで大きくなった姿を見せて、MEW2の事を母に頼み、2人でカフェで話し込みました。
「さ、何があったの?全部話して」とジェンカ、いきなりです。
あったこと全て(命ちゃんの事も含めて・ジェンカは敬虔なクリスチャンです)を出来るだけ客観的に話し、個人的意見も述べて。
「なんでそこまで我慢したの!?もっと早くに電話してくれなかったの!?」
「いやぁ、普通のロシア女性は我慢するもんかと思って…。
エンテイくんのお母さんにも、今すべき事だけ考えなさいって言われたし、向こうの彼女もこんなの当たり前って感じだったし」
「当たり前じゃないって!!大体エンテイくんは昔からちょっと変わった人だったんだから!!」
「え?そうなん?じゃ、ジェンカだったら、こんな時、どうした?
ま、ジェーニャはジェンカにラブラブ一直線だから考えられないかもしれないけど、一般的に考えたら?」
「ファッキュー!!って蹴り出すよ〜!!普通そうよ!!」
「そっか〜。そうなんや。」
「じゃ、明日は一緒にランチしよう」と彼女が提案してくれて、一旦お別れ。
12日

今日はお片付けはお休み
今日はフラットに行くのをお休みして(そこまで余裕が出来てきたんですよ)ジェンカとランチ★
それまでは、入院していた病院にご挨拶に行きました。
お世話になった先生や、まだ入院している友達と話しをして。
嬉しい事に、ほとんどのお友達は退院していました★
会えなかったのは残念だけど、彼女達のこれからの幸せを祈ります。
ジェンカとランチをしながら、また色々話しながら「土曜日ウチにおいでよ」とご招待を受けました。
まだgonzaさんとひよこさんにもお会いできていなかったので、予定、出来るだけ空けるようにするね、と答えてジェンカはお仕事へ帰って行きました。
その後、皆疲れていたのでお昼寝したり、寒いながらも、グムのあたりとかちょっと散歩したり。
ちょっと普通の旅行者気分を味わうのでした★
13日

最後の追い込み
gonszaさん、ひよこさんにお願いして、14日にお会いする事にして頂いたので、、今日はお片付け最後の追い込みです。
もう、あれもこれもお掃除のおばちゃん行き。
服とか下着とかも「要らないんだったら置いておいて」と言われていたので、もう何でもかんでも、って感じでした。
が、最後の確認はやっぱり必要ですねぇ!!
エンテイくんのワードローブの下の箱、最初見た時はエンテイくんの物しか入っていないようでしたが、あるやん、私の服とかMEW2の服!!
しかもお気に入りのやつが!!
箱詰めはほとんど出来ていたので、また開けて隙間に入れたり、「仕方ない、手荷物にいれるべ〜」と。
また手荷物が増えてしまうのでした;;
14日

gonひよさんとの再会
今日はgonzaさん・ひよこさん・そしてMEW2の初恋の彼と再会です。
gonzaさんもひよこさんもお忙しくて夕方になってしまってバタバタしてしまったけれど、お会いできただけで嬉しい〜〜v

荷物はgonひよさんが選ぶ間もなく、MEWが勝手につめたものを持って帰って頂きました^^;
タクシーがねぇ、白タクで予約していたおっちゃんがもうダーチャに向かっているって言うので、また違う白タクのおっちゃんに電話して、そのおっちゃんが手配してくれました。
この頃にはもう完全に白タク使いの名人になっているMEWでした。
そして、今日を最後に、もうフラットには行きません。片付けは全部お終い。

ホテルに帰ると、支配人からフルーツの盛り合わせのプレゼントがありました^^;
美味しく頂きました★
15日

ジェンカの家にお呼ばれ
今日はジェンカのお家にお招きしてもらったので、遊びに行きました。
相変わらずシンプルだけどセンスが良く、そしてお金もかかってる家です。
旦那のジェーニャもすごくお給料が良いし、ジェンカも働いてるし。
でも、このフラットとは別に、都市部に新しくもう少し大きなフラットを買って、今改装中なんです。
このフラットはどうするかまだ決めてないそうですが。
ジェーニャ(旦那)と話をしていると、エンテイくんの話になり、私たちの状況も知っていたので
「あいつは昔からおかしな奴だったんだよ。さすがエンテイって感じかな。想像も出来ないよ。君はまともだ。僕が保障する。」って。
そっか〜。昔から変な奴だったんだ〜
そんな話をしながら、再会を約束して帰りました。
16日

さようなら
モスクワ
今日は最後の日です。
例とチェックアウトで夕方まで暇なので、近くのグムでウロウロしてました。
MEW、最後の最後に服買っちゃったよ〜〜
だって、手荷物に入りそうだったんだもん^^;
チェックアウトの際にも、係員の人が少し日本語を話せるので、アヤシイ日本語とアヤシイロシア語(私)で楽しく会話しながらチェックアウト。
荷物は、日本で手配した車一台では無理そうなので、いつもの白タクのおっちゃんにも頼んで2台で空港へ。
空港での待ち時間は、カフェ(?)でお茶したり…
そしてソウルへ。
ソウルからは行きに予約しておいたコチュジャンを買って、
無事関空に着きました。
総括 もう完全に白タクOKです。料金交渉も、電話番号貰うのも。
あんなに怖がってたのが嘘みたいに、平気で「高い!!200ルーブル」と強引にホテル⇔クバルチーラ間を絶対200ルーブルにしたり。
タクシーで走っている間も、おっちゃんと話したり。
結構白タク生活楽しみました。
母は、モスクワが暖かく、雪が少ないと言うかほとんど無くて、降っては溶けてグチャグチャの状態にだったので
「50cmくらい積もってるつもりで楽しみにしてたのに〜〜!!」とご不満でした。
きっと、またモスクワに行かなければならない時があるはずですが、その時も、白タク、頑張って使いこなして見せます★

そんな楽しいモスクワの日々でした。
お世話になったgonzaさん、ひよこさん、
ヴォーバさんご一家、MEW2初恋の彼、お掃除のおばちゃん
ジェンカ、ジェーニャ、本当にどうもありがとうございました!!
また会いましょうね!!

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