2004/09/01

メールの書き方・読み方

特段難しい設定はありませんが、極一般的なOutlook Expressでのロシア語・日本語・英語の書き方・読み方の注意点について解説します。

ロシア語のエンコード簡易設定

WindowsXPには言語追加で一般的なロシア語エンコードは網羅されていますのでメッセージ画面にある、表示→エンコード→その他でロシア語のキリル言語から適当な物を選び、ロシア語でメールを書きます。逆に外国語版WindowsXPでも逆の方法で日本語を選択します。

エンコードの種類には代表例として・・・
★キリル言語=ISO/KOIB-R/KOIB-U/Windows
★日本語=シフトJIS/EUC
があります。


ロシア語で書いても文字化けして読めないメール・・・というのは原因の1つにエンコードの設定ミスや相手側に対応していないエンコード(言語追加によるエンコード追加がなされていない)等が原因のようで、外国語をJISエンコードで送信したりなどの原因がありそうです。

私は、ロシア語でメールを出す時は、Windows/ISO、日本語で出す時はシフトJISにしています。


既定のエンコード設定

 外国語版Windowsを使い、主に日本語でメールをやりとりするのであれば、OutlookExpressの設定を日本語環境メインとした設定が出来ます。

 当然、逆に、日本語版Windowsを使ってロシア語環境メインなどにする事も出来ます、



送信設定
 OutlookExpressを起動させた後、ツール→オプションで左のダイアログを表示させます。

次に送信というタブをクリックし送信欄の「エンコードの設定」ボタンを押し、送信メッセージのエンコード設定をします。ロシア語でしたらキリル言語(Windows)などにし、日本語でしたら(JIS)に設定します。




読取設定(受信)

 続いて読取設定ですが、読み取りのタブをクリックしフォントをクリックします。

ロシア語メールがメインという場合は、フォントの設定をキリル言語を選択し既定のエンコードをキリル言語(Windows)にしてOKを押し設定します。

 プロポーショナルフォントは、Arialか、Gothicなどでも構いませんが、ロシア語はArialの方が確実だと思います。

 ロシア語版でも方法は同じで、日本語を選択しエンコードを日本語JIS/シフトJISにするとOKです。



 この設定をすると、自動的にロシア語環境/日本語環境でのメール送受信を前提とした設定になりますので、ロシア語のエンコード簡易設定で記述した通り、その都度エンコードを変えて読むか、変えて送信するかという事になりますので、個々の日本語・ロシア語の使用比率で既定のエンコード設定をするかは検討の上設定されることをお勧めします。


日本語にないフォントで日本語メールは避けましょう

 日本語を読み書きする事が前提になっていないフォントはWordなどでは入力・表示できても、相手側にメールで送った場合「何をしても文字化けしている」事があります。
 これはメールソフトの読み取り設定や(例えば明朝体で書いても相手側の受信設定で代替フォントとしてGothicにて表示される)その他ありますが、一番良い方法は、Gothicなどの一般的に広く使われているフォントを活用して相手に送る方法が無難かもしれません。

ぴえるばや
(編集:gonza)

ロシアでパソコンなんちゃって講座メニューへ

ロシアンぴろしき表紙に戻る