040319 S/O

ロシアの伝説がやって来る!
  
東京、金沢近郊にお住まいでライブ当日にお時間のある方、
すぐにチケットを入手して下さい! 
こんなに貴重な機会を逃してしまう方がいるのを黙って見過ごすわけにはいきません!

音楽が好きな方なら、好きな音楽のジャンルを問わず、ぜひ聴いていただきたいライブです。大事な人との約束がある、という方は、大事な人も誘って一緒にライブに行きましょう! 
“伝説”のグループ《アクワリウム》のボリス・グレベンシコフ&ボリス・ルベキンの演奏が日本にいながらにして生で楽しめるだけでも貴重な機会だというのに、現在も絶大な人気ながら今後がますます楽しみな実力派ロックグループ《スプリーン》のヴォーカル アレクサンドル・ヴァシーリエフがそこに加わるとあっては、このライブ、逃すわけにはいきません。 「すでにБГを体験済み」の私(Sonia)が自信を持っておすすめするライブです。 一緒に感動を分け合いましょう!! 

東京公演チケット情報:STAR PINE'S CAFEさんのページで見られます http://www.mandala.gr.jp/spc/event/040403.html
金沢公演チケット情報およびもっきり屋さんのコメントがこちらで見られます。  http://www.spacelan.ne.jp/~mokkiriya/live/schedule/bg.html

●さらに主観的コメント● 
《アクワリウム》は、とにかく、ライブが良いんです!
私はテープ(^-^;)やCDでの作品を聴いていて、それでも好きだったのですが、
2000年の来日公演で彼らのライブを初体験して惚れ直しました。
「これかぁ!」と、長年にわたる人気の理由がそれまでとは違ったレベルで
大いに納得された瞬間でした。 ある友人はモスクワ留学中に“「ま、クレムリンは見ておくか」
みたいな感覚”で《アクワリウム》のライブに行き、そこでファンになってしまったとのことです。
とにかくライブが良いんです!
2000年のライブは、大き目の会場だったのがちょっと残念に思った点でしたが、
今回はステージと客席がより近い会場なので、今からとても楽しみです♪ (Sonia)

Сплин(スプリーン)》を知っていますか?
《スプリーン》の名を聞くのは初めて、と思っていてもБрат2 (ブラザー2)をご覧になった方はすでに《スプリーン》のサウンドを耳にしているはずです。セルゲイ・ボドロフJrファンや「ブラザー2」ファンでなくともRussian Rockファンなら欲しくなる「ブラザー2」のサウンドトラックに、ロシぴろでおなじみのゼムフィーラやチチェーリナ、S.G.と並んで《スプリーン》の曲は収録されています。

今回来日するアレクサンドル・ヴァシーリエフとアレクサンドル・モロゾフ(2001年に脱退)を中心に結成され、1994年に1stアルバムを発表したペテルブルグのロック・グループ《スプリーン》は、今やビッグネームとしての地位を確立していると言えます。 

《スプリーン》は、アルバムごとにカラーを変えてきました。歌詞の内容もアルバムによって変遷を遂げてきていますが、また、その歌詞で話題になることの多いグループでもあります。セクシャルな内容、薬物によるトランス状態を思わせる内容等々・・・。
最新アルバムからのヒット曲「新しい人々(邦題は仮)」も「人々は夜ごと新しい人々を作っている・・・」という歌詞とそのビデオクリップで話題になりました。

早い時期からБГ(ベーゲー)が彼らの実力を認めていたことは有名で、ある記事には「БГが最近の若いミュージシャンの中で唯一気に入っているグループだとして一度ならず《スプリーン》の名を挙げているが、このグループの運命にБГは大きな影響を与えている」というようなことが書かれていました。 今回БГがアレクサンドル・ヴァシーリエフを連れて来日することが今後の《スプリーン》の運命に影響を及ぼすことを願っています。
■グループの足跡 (日本語タイトルは仮訳です)■
1994年 結成。アルバム「Пыльная быль (埃をかぶった過去)」
1994年〜1995年 ペテルブルグのクラブでのライブ活動
1995年 2ndアルバムのデモ版が2000部突破
1996年 期待の2ndアルバム「Коллекционер оружия (武器コレクター)」発表。 モスクワでもライブ活動開始。
1997年 アルバム「Фонарь под глазом(目の下の青あざ)」。詩的なだけではない歌詞に。 ロック系ヒット集「Maxidrom」に参加。 マネージメントがつき、ペテルブルグ、モスクワ以外のロシアの各都市でライブ活動を展開。
1998年 アルバム「Гранатовый альбом(ザクロアルバム)」。音楽の進化が大いに語られ、より人生(生活)に目を向けた歌詞が注目される。いくつかの楽曲でトランス状態が歌われ、物議をかもす。
1999年 アルバム「Альтависта (アルタヴィスタ)」 大人のアルバム。
2001年 アルバム「25 кадр(25コマ目)」発表。非常に高く評価される。 アレクサンドル・ヴァシリエフと《Би-2(ビー2)》とのコラボレートによる「フェリーニ」ツアー。
2002年 マキシシングル「Гандбол(ハンドボール)」 学生時代同じバンドで活動していたこともある、アレクサンドル・ヴァシーリエフの妻アレクサンドラさんがバックボーカルで参加。
2003年 アルバム「Новые люди(新しい人々)」発表。今や押しも押されぬ実力派人気グループに。
クセがあるというわけではないけれど、一度聴いたら忘れない、独特のボーカル。あなたも、今、生ヴァシーリエフを体験しておきませんか?
【上】雑誌《Oops!》用に撮られた写真(2002年) 【下】ヴァシーリエフの作品(flashアニメの1コマ) * * *
「自分たちを最初に買ってくれたのはキンチェフ(《アリーサ》)だった。グレベンシコフは、もっと後で番号を知って電話をかけてきたんだ。誕生日に。それとは知らずにね。“これからレストランに行くところだけど一緒に来ないか?”と言われて出て行った。それから時々一緒にどこかに行くようになったんだ。」(2004年2月「ノーヴィェ・イズヴェスチヤ」紙インタビューに答えて)
Сплин(スプリーン)》のオフィシャルHP(ロシア語です): www.splean.ru (写真はオフィシャルサイトより)
「Гандбол(ハンドボール)」のPVをはじめ、ヴァシーリエフの作ったFlashアニメーションや水彩画も展示されています。
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 《アクワリウム》メンバー(2002年)

写真左から3番目、赤い服がキーボードのボリス・ルベキンさん、その隣(向かって右)で帽子をかぶって青が基調の色鮮やかな衣装を着ているのがБГ(ベーゲー)です。
(写真はオフィシャルサイト:Aquarium's Very Own Home Pageより)

アクワリウムの音楽を聴いてみませんか? 
発売時に評論家から“現在のメンバーでの(第3期アクワリウムの)最高傑作”という意見も出たアルバム「シスター・カオス」をご購入希望の方は、このまま下↓↓へお進みください!

音楽CD: Аквариум 《Сестра Хаос》 アクワリウム「シスター・カオス (2002年)

 ロシアロック界のカリスマБГ(ベーゲー)ことボリス・グレベンシコフ率いる人気グループ“アクワリウム”の2002年発表のアルバムです。グループ結成から30年以上の間、常にトップであり続け、その影響力は音楽界にとどまりません。一方で“伝説の”バンドと呼ばれながら、他方で現在も変化を続け、アルバムを発表し続けている怪物グループです。目が離せません。

曲名
1. 500 6. Слишком много любви
2. Брод 7. Псалом 151
3. Нога Судьбы 8. Кардиограмма
4. Растаманы из глубинки 9. Северный цвет
5. Брат никотин
アクワリウムのHP
◆オフィシャルサイト:Aquarium's Very Own Home Page 
トップページから英語サイトへもリンクしています。 歌詞あり。
◇セミオフィシャルサイト:Planet Aquarium





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