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〜ロシア生活を体感する写真レポート〜 今日のモスクワ |
2002年5月号
今は昔、言論統制がされていた時代、「今日のソ連邦」というロシア大使館発行の雑誌があり、ロシアを知るための貴重な情報源となっていました(すいません。実はバックナンバーを読んだだけで当時のことはよく知りません)。
「今日のモスクワ」では、今のモスクワで暮らす私たちの日常をビジュアルにお伝えします。
ロシアのマクドナルドにサムライバーガーなるものが!!(5/30 カメ) | |||
モスクワ在住のみなさんならもうすでに知っているとは思いますが、ロシアのマクドナルドでは最近、インパクトのあるハンバーガーが販売されるようになりました。 その名も”サムライバーガー”!!!!(笑) ロシアのマクドナルドのメニューに(写真左)でかでかと載っておりますこの新メニュー、もちろんW杯を意識してのことでしょう。 ちなみにアジア週間と名付けられたこの期間”サムライバーガー”と”チキンサムライバーガー”の2種類のバーガーが存在しております。しかし、チキンとサムライって・・・一体どのような関係が? もちろんこんなふざけたメニューが存在しているのに食べに行かない手はありません(笑)友人たちと近くのマクドナルドまで噂のサムライバーガーの真相を探りに行くことにしました。 注文すると、右写真のように何の変哲もないマクドナルドのハンバーガーの包みですが、この中にあの、サムライバーガーがあります。 一体、どのようなものなのか、ロシぴろ読者も気になるところですよね。
あまりオススメはしませんが、話題づくりにモスクワ在住者のみなさん1度食べてみてはいかがでしょうか? |
ロシア音楽集”ソユーズ30”がでました。・・・が。(5/29 カメ) | ||
おそらくロシアポップファンなら知っていると思います”ソユーズ”の30が発売されました!! この”ソユーズ”というCD、ロシアでの人気のある曲を収録して1年に2度しか発売されないというなかなか面白いCDなのです。 このCDをききますと、だいたい今、どのような曲がロシアではやっているかがわかるのです。それに、いろんな曲が収録されておりますのでロシアポップ初心者にも安心(?)して聞いていただけます。 僕も実は、ロシアポップを知らなかったのでサユーズでいろいろと聞きました(^^) ただ、モスクワにおります留学生ならわかるかと思います、実はこの写真の”ソユーズ”30のCD、どこか違和感があるかと思います。 そう、なんかパッケージが従来の”ソユーズ”らしくないのです(^^; 実はこのCD、とある有名、お土産市場で購入しました。売店の人にも”これソユーズ30なの?”と聞きましたが”そうだ”と言われたので買いました。(しかも本物のソユーズが発売される1ヶ月前ほど(^^;) さすがロシア、これは実は以外にレアなCDなのかも・・・とカメは内心ほくそ笑んでおります(笑) ちなみに本物の最近売り出されたのはこちらの方です。 今度は偽物の”ソユーズ”31に期待です(笑) |
ロシアのファーストフード事情その1(5/27 カメ) | |||
ロシアのファーストフードと言いますとみなさんはどこを思い浮かべますか?おそらくロシア人の中でも一番有名な”マクドナルド”(ロシア語読みだと”マクドーナルド”になりますが(余談))を思い浮かべる人が多いと思います。 それではほかにはファーストフード店はないのでしょうか?・・・・・・・・・否、実はマックと同じような店がこのモスクワにも存在しております。 その名も”ケンタッキーフライドチキン”!!日本ではいろいろなところに建っておりますが、モスクワではなんとただ1軒のみ。かなりレアです。
ただ、マックの場合はかなりの行列のため、落ち着いてゆっくり食べたい人はケンタをオススメいたします。 ちなみにケンタの場所は旧アルバート通りのなかほどに、かの有名なカーネルおじさんが立っているのですぐわかると思います。 話のネタに行ってみてはいかがでしょうか。 |
ロシアも日が長くなってきました。(5/26 カメ) |
みなさん、左の写真、一体このときロシアは何時だと思いますか? 5時、6時?・・・いいえ、実はこのときはすでに10時なのです。おそらくみなさん、学校の理科の授業で習ったと思いますが、地球の地軸は斜めになっておりまして夏と冬の昼と夜の長さが違ってくるのです。 北の国であるロシアではそれが特に如実で、冬は早くから暗くなって遅くに夜が明けますが、夏は早くから明るくなって、夜遅くまで明るいままなのです。 モスクワよりもっと北に位置するサンクト・ペテルブルグの方は一日中日が沈まない、”白夜”も存在しております。僕はまだ経験したことがありませんが、おそらくロシア好きなみなさんでしたら経験された方も沢山おられるかと思います。 夜10時でもこのように明るいため、最近では結構、夜出歩く人も多くなってきております。 ただ、明るくても人通りの少ないところには気をつけましょう。 |
ロシアに進出、本格ジャパニメーション(5/24 ひよこ) |
参りました・・・。 ロシアのTV局ORTで、こんなアニメ映画が観ることができるとは!私がいつもチェックしている『TVガイド』(TV番組表が載っている週刊誌)にも、その放送についてはなにも載っていないのです。その放送についての番宣(ロシアのTV局は、番宣をよくやってます。)も、みていなかったので、すっかり眠たくなった深夜1時に始まった放送は、私にとっては文字通り、寝耳に水でした。 Королевский десант「王立降下部隊」・・・この映画タイトルじゃ、なんの映画だかわかりません。「長篇本格的ジャパニメーション」、「80年代後半の作品」「音楽は坂本龍一」と言えば・・・。 「王立宇宙軍 オネアミスの翼」です。 十数年前に映画館に観に行ったのを思い出しながら、モスクワくんだりでこの映画を観ることができようとは・・・と何だか感慨深く見入ってしまいました。 アニメ映画「オネアミスの翼」は、もう知らない人も多いかも知れませんが、その当時かなり話題になったアニメ映画ですよね。制作費8億円、3000人のアニメーターが制作にあたったとか。製作会社は「新世紀エヴァンゲリオン」のGAINAXという会社だそうです。ひよこの場合、「エヴァンゲリオン」を観ていないので、あんまりピンとこないのですが(^^;)。 その完成された世界が面白い「オネアミスの翼」。主人公のシロツグは「人類初の宇宙飛行士」になるのですが、「宇宙飛行士」というのもロシア人の心をくすぐる題材だったので放送が決まったのかも??なんといっても本当の人類初の宇宙飛行士ガガーリンを生み出した国ですから。 フィルムはアメリカからきたもののようでしたが、完全吹き替え(数人が何役も務めるような、かぶせ吹き替えではない)で、かなり気合いが入ってました。主人公シロツグの声がどことなく森本レオに似ていたのも、私としてはすっごく嬉しかったです。 ちょっと気になったのが主人公のシロツグが「シロ」という名前になっていたこと。「シロツグ」の発音は外国人には難しいのでしょうか?しかもロシア語では発音が「シーロШиро」になっていて、間の抜けた感じ。 この「オネアミスの翼」TV放映は、ジャパニメーションのロシア進出を暗示しているのでしょうか?このような本格的アニメ映画がTV放映されたのは、初めてのことではないかと思います。 深夜1時の放送というのが、マニアしか見ない時間帯というのが悲しいですが、まぁ、はじめはそういうものでしょう。 これからも本格的なジャパニメーション映画がロシアのTVで放送されればいいなぁと思います。 |
ロシアの遊園地(5/23 カメ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最近、春の陽気がでてきたこのモスクワ。さて、そのような冬の間どこにも行けなかったモスクワ留学生のみなさんはこの春、どこに出かけますか? 前にもお話しましたとおり、カメのオススメスポットを今回紹介します。 散歩がてらにいかがでしょうか? ロシアにももちろん遊園地が存在しておりまして、”ベーデンハー”(VDNH)という地下鉄の駅のところにある全ロシア展覧会センターは日本でいう、遊園地みたいなところでいろいろなアトラクションは勿論のこと、昔は多くのパビリオンがあったのですが、今はその中にはお店がたちならんでいる状態となっております。 ちなみに写真はその入り口で、かなりインパクトがあります。 入り口につく前には左写真のようなロシアならでわのかわいいマトリョーシュカキオスクが立っておりまして、なんか遊園地のような雰囲気を醸し出しております。 右写真は入り口付近の花壇で、春の陽気でチューリップまできれいに咲いております。
ちなみにこれがゴンドラの中から見た景色です。
ここで昼食にしましょう。 この遊園地、野外レストランが至るところにありまして、メニューは勿論”シャシュリク”と呼ばれるロシア版バーベキューみたいなものを頼むことができます。しかもこのシャシュリク、いろんな種類の肉がありましてなかなかおいしいです。 付け合わせには多数のサラダがありまして、写真に写っておりますのは韓国サラダと呼ばれる、人参の千切りを辛くつけた者になりますが、これはこれでまたおいしいのです。 ちなみにロシアらしくパンも数切れ付いてきます。
かなり楽しめること請け合いです。 |
ロシアのスポーツ関連雑誌。(5/221 カメ) | |||||||
ロシアと言えばサッカー、ホッケー、フィギュアスケートと数多くのスポーツスターを排出している国としてかなり有名です。 そんなスポーツ大国らしく、スポーツ専用の雑誌もちゃんと存在しております。今回、洞窟修道院のwebマスターである奥野氏の情報で、このような雑誌の存在を知りました。(奥野氏、感謝です。) 日本の雑誌とは少々、内容が違ってており、スポーツグッズはもちろんのこと、スポーツ選手のインタービューあり、プライベートな事あり、果てはヌードまであるという力のいれよう(^^; 写真をふんだんに使っておりましてなかなか見やすい作りとなっております。 いきなりページを開けて眼に入るのがこのコーナー。なんと、スポーツ観戦をしている人でランダムに選ばれてこの雑誌に載るのですが、その写真が自分だったら編集者に連絡すると、なんと500ルーブルがもらえるという企画。 もちろん500ルーブルを手にした人は写真入りで次の号に載るので、アイディア的にはとても面白いと思います。 もしかした留学生の中で載る人もでてくるかも・・・。
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ロシアはまた冬に!?(5/21 カメ) | ||
季節の移りかわりが激しいロシア、そのロシアに今度は冬がやってきました(T-T) 左の写真、ただ雨が降っているように見えますが、よく眼を凝らしてみるとなにやら白い物が・・・、そう、雪なんです!!と言いたいところですが実はこれ、なんと雹。ここ最近、妙にモスクワのほう寒いと感じましたが、なんとこんな物が降ってきました ちなみにモスクワではここ最近からお湯がでない地域もちらほらとでてきておりますが、この寒さの中、水風呂を入る勇気はだれがもっているのでしょうか?(笑)
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ロシアのエレベーター(5/19 カメ) |
みなさん、さて左の写真は一体なんだと思いますか?なんか古ぼけておりますが、実はこれ寮のエレベーターなのです。 寮の建物自体、14階建てですのでさすがに階段での上り下りはきついのでみんなよくエレベーターを利用しております。 今回はこのエレベーターについてのことで、見る限りではなんの変哲もないただのエレベーターと思われますがところがどっこい・・・ 日本では考えられないような落とし穴が潜んでおります(笑) 右の写真を見て下さい。なにか違和感がありませんか? 絵柄でもわかりますように左のボタンが”開く”ボタン、右のボタンが”呼び出し”ボタン・・・、はて?なにか足りないような・・・そう!!なんと”閉じる”ボタンがないのです(笑) 日本では絶対ついていますよね?しか〜〜〜し、ここロシアではそのようなボタンは存在しておりません。 そのため、行く階のボタンを押すとそのまま閉まるまで待ってないといけません。しかもその閉まるまでの時間がまたながい・・・(^^; もし、各階で止まることになると一番下まで行くのに階段を使った方がはやいのではないかと思われます(苦笑) うちの寮のエレベーターだけかと思ってほかの建物のエレベーターに乗って調べてみたこともありましたがほぼ、全部のエレベーターにこの”閉じる”ボタン、ついていませんでした(^^; 友人曰く”開く”ボタンの隣に”呼び出し”ボタンだと、間違えて”呼び出し”ボタンを押してしまいそうになることがよくあるそうです(^^; まぎらわしいですね〜(笑)みなさんもご注意ください。 5/20 エレベーターについての追加補足になります。(ヨッシーさんからの情報) 旧ソ連時代に建てられた建物には、付いていないものが多いのですが、ソ連が崩壊してからは、ソ連のエレベーター産業そのものが立ちゆかなくなって、新しい建物では、SINDLAR,KONE,OTICEなどの西側のエレベーターが良く採用されています。 これらの西側のエレベーターには、ちゃんと「閉」のボタンが付いています。ロンドンや、パリでは、エレベーターに「閉」のボタンが付いていない(古い建物を中心として)ことが多いのですが、それらの都市に比べると、新築、改修の建物が多い分、モスクワの方が「閉」ボタンが多く付いていると思います。 モスクワのエレベーターの特徴としては、日本でも、他の欧米諸国でも見られる「B1][B2]と言う表現の代わりに、「−1」「−2」と言う表現が一般的である点、また、他の欧米諸国では、1階をグランドフロアと呼び、2階をファーストフロアと呼ぶために、1階を「0」、2階を「1」、3階を「2」と表現することが多いにもかかわらず、モスクワでは日本と同じく、1階を「1」、2階を「2」と表現する点です。 数学的に考えると、3,2,1,−1,−2となる日本やロシアはおかしくて、2,1,0,−1,−2となる欧米式の方が正しいといえますが、そこは習慣ですから、日本人から見ると、ロシアの表記の方が違和感がありません。 |
ロシアで忍者ショーが・・・。(5/18 カメ) |
ロシアでは日本ブームと言うことで沢山の日本食レストランが運営されておりまして(値段は日本より高い(^^;)復活祭前の断食メニューまででてくるという事を書きましたが、今度はなんと忍者ショーなるものもあったらしいです(^^; 残念ながら見に行くことはできませんでしたが、5月4,5日に開かれたらしいです。 内容としては忍者の武器と技を披露するというのが目的みたいで、忍者剣(忍者用の短剣)、手かぎ、鎌、補背(どういう字を書くかわかりませんが忍者の帯”ホゼ”と書いてあります(^^;)、サイ、十手、そしてなぜかヌンチャクまで・・・(^^;ちなみに説明ではブルース・リーも愛用と書いてあります(笑)(この説明ではブルース・リーが日本人と勘違いされるおそれが・・・(^^;) 注意書きには”この忍者ショーには花火や爆発が使われます。”と書いてあることからかなり大がかりなショーになったのではないでしょうか。しかし、花火や爆発って・・・(^^;というか、”なんとか戦隊ショー”みたいな感じなのでしょうか?(笑) しかもこのショーのために日本の庭付きの家を舞台装置として作ったらしいのですが・・・果たしてどんなものだったのか。とても気になるところです。 誰か見に行った方がおりましたらご報告お待ちしております。 |
大予想!『スターウォーズ エピソードU』(5/16 ひよこ) | |||
カメさんも書いてくれているとおり、ロシアでは『スター・ウォーズ エピソードU“クローンの攻撃”』が、本日公開されました。 正確に書くと、ワールド・プレミア上映にのり、5/16のモスクワ時間0:00に、モスクワでは12の映画館で公開上映されました。16日の朝の回からは、20の映画館で上映され、すでにモスクワでは30以上の映画館で『スター・ウォーズU』の公開予定が決まっているとか・・・。
しかしなぜ、『スター・ウォーズ エピソードT』では各国よりも1ヶ月ほど遅かった公開が、『エピソードU』ではアメリカ各国と足並みを揃えワールド・プレミア上映となったのか? これは、海賊版天国ロシアを足止めにするというジョージ・ルーカスの思惑が絡んだのでは・・・と予想するひよこです。 有名な話ですが、『エピソードT』で最も早くビデオが発売されたのはロシアだとか。米国映画館で公開された『エピソードT』をハンディビデオに録画、そのままビデオ化されてしまうのがロシアです。 ロシアの『エピソードT』公開上映よりも前にビデオが発売されていました。もちろん海賊版。『ハリー・ポッター』も公開上映される前にビデオが発売されてました。これまた海賊版。 海賊版に儲けられては、ジョージ・ルーカスもたまったもんじゃありませんよね。 ロシアの『エピソードU』公開にあたっては、この他にも問題があったようです。 モスクワの中心に位置する「プーシキンスキー」映画館。ここで5月9日の戦勝記念日のお祝いに(?)、世界に先駆け『エピソードU』が上映されるという噂がながれたのです(おいおい)。 これにはルーカス監督も烈火のごとく怒!(か、どうかは知りませんが)まぁ、この非公式上映事件は未然に防がれたそうです。 映画の前評判は高く、16日の公開についてもニュースや新聞で何度も報道される騒ぎ。映画関係者の間では「『ハリー・ポッター』や『指輪物語』を上回る興行成績になるだろう」と予想されていて、もしかするとロシアでも空前の大ヒットとなった『タイタニック』に並ぶ・・・かもしれない、とまで言われています。 しかし!ここでロシぴろでは大胆予想!! ロシぴろを代表する『スター・ウォーズ』大ファンであるgonzaさん。「スター・ウォーズ“サガ”」を語らせたら、話の留まるところを知りません。 彼の予想は大胆不敵。「『スター・ウォーズU』は、『タイタニック』にはならないだろう。」 「なぜなら、ほとんどのロシア人が『スター・ウォーズ4・5・6』を観ていないから。」 そう!ほとんどのロシア人が『スター・ウォーズ』最初のシリーズを観ていないのです。 『エピソードT・U・V』は『4・5・6』の親の代の話。『4・5・6』に関わってくる事件・伏線が文字通り星のように散りばめられている作品といえるでしょう。『T・U・V』で起こる事件が『4・5・6』に、どのように関わってくるのかを考える、予測するという楽しみがあり、そこが『エピソードT・U・V』の醍醐味なのだとか。 確かに『エピソードT』では、その後の展開に関係する伏線が張り巡らされ、すこし秘密めいたシーンが多くあったと思いませんか?こういう秘密めいたシーンを楽しめるのは『スター・ウォーズ』最初のシリーズを観ている人々なのです。 → すなわち、「ロシアでは『スター・ウォーズU』の大ヒットはない!(そこそこヒットくらいじゃないかな)」 けっこう、読み深いですね。gonzaさん。 ところで、『スター・ウォーズ4・5・6』ですが、ロシアでもビデオで発売されました(これは海賊版じゃありません)。そこそこ売れたようですが、なにせ3本セットというのと、少し割高だったという点で、普及率はいまいち?! 先日、「スター・ウォーズ」のドキュメンタリー映画と『エピソードT』のTV放映がされましたが、『4・5・6』のTV放映は、まだ折り合いがつかず交渉中とか。映画館での上映を準備しているという噂もあるようです。 一度、『スター・ウォーズW“新たなる希望”』−まさにシリーズ最初の映画です−が、モスクワの映画館で上映されたことがありました。古びた、でも由緒ある映画館イリュージョン。駅からも遠く、歩いて20分ほどかかるところにある映画館でしたが、たった1回の上映に映画館は満席。海外巡業を回ってきたフィルムなのか(?)映像も傷だらけ。椅子も固くて居心地のいい映画館ではありませんでしたが、たくさんの子供たちは目を輝かせて息を飲んで観ていました。終わったときには拍手と「おもしろかった〜。」の声。 「これこそ『スター・ウォーズ』の魔力!」という言葉が思い浮かぶ、忘れられない映画鑑賞となりました。 さて『スター・ウォーズ エピソードU』は、モスクワの観客に、どんな風に受け入れられるのでしょうか? |
もちろんロシアでも上映”スターウォーズエピソードU”(5/15 カメ) |
今、ホットな話題と言えばやはり世界中で話題になっております”スターウォーズエピソードU”の上映でしょうか。勿論ロシアでも5月16日から上映が決まっておりましてロシアでの人気の高さも伺えます。 テレビでも前にひよこさんが書いてくれましたようにこの”エピソードU”を意識してか、”エピソードT”も放映されておりました。 写真は最近ロシアで発売されました”エピソードU”のロシア語翻訳本なのですが、表紙からしてかなりカッコイイっす。ロシアでも翻訳本が沢山でておりまして、”ハリーポッター”シリーズはもちろんのこと、前は”Xファイル”などでておりました。 ちなみにこの本、評価は星4つ(5つ星中)で、かなり評価は高いです。余談になりますが、”ビブリオ・グローブス”というモスクワで大きな書店での翻訳本売り上げではH. Murakami の”ダンス、ダンス、ダンス・・・”が6位に入っておりました。 おそらく関連グッズ(マトリョーシュカ等)も販売されると思いますがどのような絵柄になるのでしょうか? 多分、上映されると同時にビデオ、MPEG4も露店に並ぶのではないかと思われます(^^; |
ロシアに春がやってきました。(5/14 カメ) |
モスクワの方もかなり暖かくなってきておりまして、冬の間つもっていた雪もとけ、青々とした木々の息吹を感じる季節となりました。 うちの寮でも散歩できるくらいの庭がありまして、そこで日光浴をする人の姿も見かけるようになりました(さすがに全裸は居ませんが(笑)) 写真左はそ庭で読書をしたり、敷物をしいて日光浴をしたりしてる人たちです。(ちょっと小さすぎて見えにくいかもしれませんが・・・) もっと暖かくなると庭も人いっぱいになって、なぜか子供も走り回留事となります。 あと、面白いのがこの寮、いろいろな外国人が住んでおりまして。その国特色の遊びをみんな遊んでおります。 写真はインド人たちが野球みたいなものをしているところで、野球とは少しルールが違っておりますが玉をバットで打って走るところは野球を思わせられます。 そして、ロシアでもゴム飛びは存在しておりまして、ロシア人たちがやっているところも目撃しました。 |
燃えました!アイスホッケー・ロシア(5/12 ひよこ) | ||||||
5/10の朝、ロシアには嬉しいニュースが舞い込みました。 ご存知の方も多いと思いますが、スウェーデンで行われていたアイスホッケー世界選手権・準決勝で、ロシアチームは見事フィンランドを破り、決勝進出を決めたのです。これは1993年以来の快挙だとか・・・。 5/9、強敵フィンランドを破り、約10年かかって決勝進出を決めたロシアアイスホッケーチームに明朝のロシアはにわかに沸き立ちました。 しかもロシア対フィンランドの準決勝は、手に汗にぎる試合。 第3ピリオドが終わった時点で2-2。延長時間でも双方ゴールが決まらず、フィンランドの再三のシュートもゴールをはずれ、ロシアは、なんとかビューリット(ペナルティーシュートのことだそうです。すいません・・・詳しくは知りません。)にまで持ち込みました。 ビューリットでは、ロシア・ゴールキーパーのマキシム・ソーコロフが大健闘。彼はフィンランド選手達の鋭いシュートを次々と防ぎ、ゴールを許しませんでした。ロシアホッケーファンは「彼が立っている間は、決してゴールはない。」といっています。 そして、この長い試合を最後に決めたのは、ロシアチームのヴァレリィ・カルポフ。 ロシアは、3−2(ビューリットを含む)で、9年ぶりの世界選手権決勝進出を決めたのです!
世界選手権決勝−5/11のモスクワ時間21:00に、ロシアでは生中継がTV放送されました。 ロシアースロバキアの決勝戦です。 ロシアは最初から、かなり圧され気味。ホッケー、ド素人のひよこでさえも、はらはらドキドキ。あぁ、もう見ていられない・・・。 しかも、裏番組で「スター・ウォーズT“ファントム・メナス”」が放送されているのです。これは、5/16の「スター・ウォーズU“クローンの攻撃”」ワールド・プレミアを見越して・・・というのがみえみえの放送。それが分かっていても、やっぱり見てしまうぅ。「スター・ウォーズ」をみたりホッケーをみたり、とにかく落ち着かない。あぁ、試合も落ち着かない〜。
あっという間に、スロバキアにゴールを決められ2-0という大差がついてしまいました。反撃を試みるロシアチーム。何とか1点を返しますが、その後スロバキアに再びゴールを決められ3−1の絶体絶命。 あぁ、一体ロシアチームはどうなるのー。 最終ピリオド−スロバキアは守りの体制。ロシアはシュートをあびせかけ、ゴールを狙い、15分で2ゴールを決め、3−3にまで持ち込みました。 しかし、終了ホイッスルが鳴る2分前。スロバキアは見事にゴールを決め、4−3で試合は終了しました。 残念ながら、ロシアは準優勝で世界選手権の幕は閉じましたが、ロシアホッケーチームの大健闘はロシア人の心を熱くしたのはいうまでもありません。 銀メダルを獲得したロシアホッケーチームに、感動の拍手を贈りたいですね。
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ロシアの日本文化紹介雑誌(5/11 カメ) |
左の雑誌、何だと思います?実はロシアでの日本文化を紹介している雑誌なのです。もちろん、タイトルも日本語で”にっぽにあ”と大きく書かれております。 この雑誌、すべてカラーで日本の文化のことに書かれておりまして、文化と言いましても最近の日本での流行とか、食べ物とかいろいろな情報がなんとロシア語で書かれておりますので日本語を勉強しているロシア人とか、またロシア語を勉強している日本人には最適な読み物といえます。(ロシア語の方も簡単なロシア語で書かれてありますので勉強にも最適ではないでしょうか。) 表紙の方も毎号日本の有名人で飾られておりまして、最初のページはその表紙芸能人の説明から入っております。 中をみますと最近のホットな話題の日本のサッカーについても書かれております。 ちなみにJリーグについても書かれてありましたが、ロシア語でも”ジェイリーグ”と発音します(笑) しかも日本では全然普通な”布団圧縮袋”に関しても、見開き1ページに写真がバーンとでて”いったいこれはなんでしょう?”と言う風にクイズ形式で説明したりして、読者の興味を引きながら説明しております。 (ちなみに左の写真で説明されておりまして、ロシア人にはない概念で興味が有るのではないかと思います。) それと忘れてはいけないのが日本食についてですが、もちろんここにも紹介されております。なんと作り方まで載っておりまして至れり尽くせりの雑誌です。 おそらく旧ソ連圏どこでもありますので見たことがある人がいるのではないでしょうか。 |
ロシアの復活祭。(5/10 カメ) |
パソコントラブルのせいで少々、記事にするのが遅れてしまいましたが、ロシアの伝統的なイベントと言えば、日本ではあまりなじみのない復活祭(ロシア語では”パスハ”と言います。)があります。 もちろん、ロシア正教でもキリスト教系ですのでイエス・キリストの復活祭を祝います。 前にも記事にしましたがロシアでは復活祭までには断食をする習慣があります。おそらく断食というイメージは全然なにも食べないというイメージがしれませんが、ロシアで言う断食とは肉類や乳製品を一切断って、野菜や果物しか食べないことを断食と言います。 そのために日本の意識ではおかしい、野菜寿司やらフルーツ寿司やらがでてくる訳なのです(^^; この日は派手に祝うと言うよりも、家で静かに祝うことが多いのですが、もちろん教会にも行きます。 ちなみにこのパスハのときには待ちでは右写真のような特別なパスハ用のパンが売られております。(普通はこのようなきれいなパッケージに入ったものではないのですが、最近ではパッケージにも凝っております。) 上はチョコでコーティングされておりまして、中にはレーズンがはいっており、結構おいしいです。 あと、忘れてはいけないのが色つき卵で、こちらのほうはあまり売ってるのを見たことがないので各家庭で着色するのではないでしょうか。 ちなみにこのときに面白い遊びがありまして、それぞれが自分の卵を選び、お互いにぶつけ合って、一番最後まで残った人が今年1年は運がいいという遊びも存在しております。 みなさんもロシアに来たときにはこのパスハ、祝ってみませんか? |
ロシアでの戦勝記念日の記念花火。(5/9 カメ) |
今日はロシアでは戦勝記念日ということで国を挙げての一大イベントとなっております。 そこで今回はロシアからホットな写真を一つ。 昼間はパレードとかいろんなイベントがありましたが、夜はまたロシア国民が楽しみにしている花火大会がありました。ロシアの花火は日本みたいに夏の風物詩というわけではなく、祝日の時にあげる時がほとんどです。 この記事を書くついさっきまで花火があがっておりましたのでロシぴろ読者のみなさまへいち早く報告します。 この花火、毎年5月9日にあがっておりまして、おそらくモスクワ大学へ留学している人たちなら大学から近い、雀ヶ丘で見ている人が多いのではないでしょうか? 今年は寮から見ることになりましたが、寮からでも充分花火のきれいさを見ることができました。 しかも、この花火、一方の方角だけではなく、いろいろな方角で見ることができて、なかなかきれいです。 このようにロシアで見る花火はまた格別な思いでとなるでしょう。 ちなみにこの花火を見るために寮の上まであがりましたが、寮内はこの花火のためかなり騒がしく、あちらこちらから奇声が聞こえてきます(笑) どうやら外国人の人も花火は好きらしいです。 |
ロシアにプリクラが。(5/4 カメ) |
日本の女子高生に一時期大ブームになった”プリクラ”、なんと、ロシアにも存在していることが判明!!おそらくモスクワ留学生の方でどこに存在しているかわかる人がいるかもしれません。 ロシアといっても、存在している台数はかなり少なく、僕が知っているだけでも3台ほどしかみたことありませんのでそれほどポピュラーでは亡いのかもしれませんが・・・。 実際のプリクラの撮り方もロシアらしく、まず 1.隣のカッサ(料金支払い窓口)でお金を支払ってコインをもらいます。(しかもそのコインよく見ると韓国の500ウォン(笑)) 2.写真やの受付でそのコインを係員に渡します。 3.好きなフレームを係員に言って設定してもらいます。 4.そして日本と同じように撮るだけです。 ただプリクラを撮るだけでこの仰々しさ(^^;さすがというべきでしょうか。 ちなみに僕が発見したのはカメラやの中ですので場所によっては撮り方もちがうかもしれません。 気になるフレームは、ロシアならではのというのは存在しておらず、どこにでもあるオーソドックスなタイプ。しかも機械の型自体も旧タイプのものですがロシアの記念にでも撮ってみてはいかがでしょうか? プリクラの機械の周りにはロシア人たちが撮ったプリクラが日本と同じようにたくさん貼られておりました。 |
イリーナ・スルツカヤへのインタビュー。(5/2 カメ) | |||
あの激動の冬季オリンピックの主役イリーナ・スルツカヤがオリンピックの様子とそのときの自分自身のことについてかたります。 まず、イリーナスルツカヤのことから イリーナ・スルツカヤ(フィギュアスケート選手) 1979年2月9日モスクワ生まれ 身長:160センチ 体重:48キロ 四歳の時からフィギュアスケートを始める。 トレーナー: ジャンナ・グロモワ 振り付け師:ジュゼッペ・アレーナ ロシアチャンピオン(3回 1999-2000、2000-2001、2001-2002) ヨーロッパチャンピオン(4回 1996、1997、2000、2001) 世界大会銀メダル受賞者(3回 1997、2000、2001) ソルトレイクシティ冬季オリンピック銀メダル受賞者(2002) 趣味:ぬいぐるみ、読書
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ロシアの日本映画祭。(5/1 カメ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
またまたこの季節がやってきました。毎年、日本大使館が主催しております日本映画フェスティバルがありまして、今年も今月の24-26日まで映画が上映されることとなっておりますが今年はW杯のこともあり、日本と韓国の映画を上映することになりました。 ちなみにこちらが予定表になっております。
とりあえずは見に行きたいと思っておりますが、いままでの映画を見た人の話ですと映画によっては弁士が一人でしゃべっているという映画もあるそうです。ほかは字幕でみれるみたいですが。 肝心の場所になりますが Большой зал центрального дома предпринимателя (ул. Покровка, 47/24, тел 917-90-70) となっております。 ちなみに入場無料で、詳しいことを知りたい場合には 926-55-84か937-49-06に電話をすれば教えてくれます。 モスクワに住んでおりますみなさん、行ってみてはいかがでしょうか。 |