ついに潜入、モスクワ日本語ラジオ放送局”ロシアの声”

建物を見つけられずプチ迷子になっておりました(^^;
 皆さんは"Голос России"(ロシアの声)と呼ばれる日本語で聞けるロシアからの放送局をご存知でしょうか?実はこの”ロシアの声”放送局、かなり前から存在しておりまして、一時期は日本語放送打ち切りの危機をもあったのだそうです。それでも、ロシア語やロシアを愛する日本人の方たちのためになんとか続けてこられました。
 内容も聞いてもらえれば分かりますが、ロシアのニュースを日本語に訳してラジオに流したり、曜日ごとにそれぞれ目玉コーナーがありましてかなりためになる番組です。
ちなみにロシアの声の周波数は、短波で11755、9490、7315、また中波で720と630(キロヘルツ)となっております。
 すばらしいことにインターネットでもこの番組聞くことができます。アドレスはhttp://www.vor.ruとなっておりますので是非聞いてみてくださいね。



他には有名なラジオ局の名前も・・・。 もちろん国営放送の”ロシアの声”もあります。
 早速、招待されてラジオ局の建物へ・・・と、実はこのとき、カメはいきなり迷子になってしまったのでありました(^^;といいますのも住所的にはあってる建物が2箇所あって、かなり複雑なつくりになっております。一説によりますと占拠されないためのつくりなんだそうですが・・・紛らわしい。

 早速、入り口を通り、中に入ってみるとロシアでは当たり前の警備員が立っております。ここで、一般の人は入ることを禁止されておりますが、今回の場合は”ロシアの声”スタッフの方とアポを撮っておりましたので通行証を発行してもらいまして入ることができました。
 
 中に入りますとこんなに(写真右)のように広々しており、エレベーターなんかたくさんありますが、スタッフの方曰く”この中で動いているのは2,3台くらい・・・”だそうです(^^; いや、みかけだおしっすか(^^;;;





 1階にはこのエレベーターのほかに、売店がありまして、ロシアのほとんどの新聞を買うことができたり、冬用のコートを預ける場所もあってかなり便利なつくりになっております。
 いろいろと見学しているうちに左写真のようなものを見つけてしまいました。これは、”ロシアの声”の歴史がつづられておりまして、日本語部署以外にも違う言語の部署についても載っておりました。

 さすが、かなりの歴史を誇っております。
エレベーターから降りるとそこはカフェでした。 ここにはいろんな部署があります。 モンゴル語放送やベトナム語放送もあります。

 案内されたスタッフ控え室に入ると机の上には辞書や多くの参考資料が!!そうなんです。実は、ここで放送分の原稿を出番がくるまで一生懸命に訳しているのです。

 もちろん訳している内容は新聞の内容なので難しいとは思うのですがカメが見ている目の前でスラスラと訳していっております。これはすごいとしか言いようがありません。

 もちろん訳している途中で新しいニュースが入ることもあります。(写真右)

さて、これはいったいなんでしょう?
実はこれ、ロシぴろの”今日のモスクワ”のタイトルのもとになった雑誌”今日のソ連邦”です(笑)
こんなものまであります。

さて、ここで”ロシアの声”の個性豊なメンバーを紹介させてもらいます。

日向寺さん
この”ロシアの声”日本語放送局の大御所です。
リスナーの皆様にはおなじみの方だと思います・
なんと日向寺さんはモスクワに
15年も住んでおられるそうです。
野崎さん
日本でも有名な”ユーゴ・ザーパッドナヤ劇場”
の女優さんで、モスクワには5年も住んでおります。
劇場にも行かせていただきましたがすごいかったです。
この野崎さんにインタビューをしていただきました。
山上さん
おそらくラジオのリスナーにはおなじみの
声の方だと思います。
山上さんもロシアに5年住んでおりましてピアノが
得意です。只今バヤンの練習中(笑)
奥野さん
ご存知、”洞窟修道院”というロシアサイトの
オーナー兼ロシぴろの情報提供者でもあります。
平野さん
”ロシアの声”のリスナーからスタッフになった方で、
翻訳は”ロシアの声”内でもピカ一になります。
高田さん
”ロシアの声”&このロシぴろのアルバイトの方で
実は自己紹介のカメの似顔絵を描いた人でもあります。
今度は収録現場に移動してみましょう
 ここには収録するための機材が一式そろっておりまして、収録スタジオで喋った声を録音して編集してからリスナーの耳にお届けします。僕も実際にスタジオに入るまで生放送で流しているのかとおもいましたがそうではないみたいです。
ここにランプがともれば収録中 もちろんニュースを読むのは奥野さんと山上さんの二人
 写真を見てもらいましても分かります通り、ニュースを読むのはおなじみのお二人、奥野さんと山上さんです。この原稿を控え室で一生懸命に訳していたんですね。
 途中、咳とかが録音されるとすぐさま収録を止めて、編集しなおします。こっちまで窓越しに緊張が伝わってきます。


 これはいったい誰だと思います?実は、ニュースを読み終わった後、インタビューのために収録スタジオにインタビューをしてくれます、野崎さんと一緒に入ったカメです。
 写真ではかなり分かりにくいと思いますが、中ではかなり緊張しておりました(^^;
 元々あまり喋るのが上手なほうではないカメですが、ここはさすがプロといいますか、慣れているといいますか野崎さんが上手にフォローしてくれてなんとか収録終了することができました。時間は15分もらったのですが、その時間内におさまる13分。さすが野崎さんです。

 ちなみにインタビューの内容は放送の時のお楽しみです(笑)ちゃっかりとロシぴろの宣伝もしてしまったカメでした(爆)

 収録が終わりますと、挨拶を兼ねてロシア人スタッフの控え室に行きましたが、そこでは日本語が堪能はレーヴィンさんという方ともお話しすることができました。
 かなり堪能で、カメもロシア語で喋っていいのか日本語で喋っていいのか困りました(苦笑)

 ここは日本人スタッフの控え室とは違い窓の外の景色はかなり綺麗でした。




”ロシアの声”スタッフの皆さん今回はどうもありがとうございました。


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