ロシア留学生必見!!ロシアでインターネットに接続するには?

やはり最近のロシアもIT化が進み、インターネットにつなげることができましたが、実際どのようにつなげたらいいかわからない人も多いと思います。インターネットカフェでは日本語も打てないしいちいち通うのが面倒くさいというパソコンをおもちの人に朗報です。


カードの徹底比較検証!!
ロシアでは多数存在しておりますインターネットカード。さてこんなにたくさんあってはどんなカードが一番いいのか使ってみるしか方法はありません。そこで次のような比較をしてみることにしました。

エルビス・テレコム MTU ゼブラ・テレコム タスコム
http://www.telekom.ru/card/ http://dialup.mtu.ru http://register.zebratelecom.ru
new/user guest/mtu zebra/zebra guest/tascom
接続状況
とてもいい接続状況で、プロバイダへのつながりもテストでは一番いい。ただ、時々接続中に切断されることがある。
接続状況
かなりいい指数を出す。プロバイダへのつながりへもスムーズにいき、接続が切れることもあまりない。時々、データを受信する途中で止まってしまったりする。
接続状況
時々登録に問題がある。回線がピークのときはプロバイダへの接続がなかなかつながらないことも。接続は大体一定のスピードである。
接続状況
プロバイダへの接続平均回数をみると一番接続切断確立が高い。
登録
特に問題はなくすぐ終わらせれる。契約書も短いもので”使用規則”という名前の簡単なものである。
登録
最初に登録するときには難しい。登録についての説明情報を探すのにとても時間がかかってしまう。おそらく1回目でゲストとしてサイトに入って登録情報を探している中で時間切れになってしまうだろう。
登録
ゲストとしてサイトに入る時間は無限で、サイト内の登録についての情報も味気ないが、はっきりと明確に書かれてある。
登録
カードに”オペレーターを通しての登録も可能です”と書かれてあるのだが実際にはそのようなサービスは行われてない。
ヘルプサービス
詳しく説明してくれるが時々つながらないときがある。
ヘルプサービス
テストでは一番悪かった。良くある質問に付いてはテープで答えてくれるのだが、オペレーターと話さないといけない問題となると15分ほど待たされることもある。よく考えられていると思われるが使いにくい。
ヘルプサービス
1日中働いており、1回目のベルで受話器を取ってくれる。回答も明確である。
ヘルプサービス
すぐにつながるって、1日中働いている。


図1 基本情報

エルビス・テレコム MTU ゼブラ・テレコム タスコム ロシアオンライン ツェンテル シティーライン コムスター
カードの額面価格 10 5 5 5 10 5 5 5
カード情報
プロバイダーe-mail - - - - + - - +
モデム反応 4 4 1 3 1 3 2 4
ヘルプサービス/1日中 2/+ 2/+ 1/+ 1/+ 1/+ 1/+ 1/+ 2/-
残高情報有/無 - + + - + + + +
IP電話情報
1度使用後の有効期間 期限なし 期限なし 1ヶ月 期限なし 31日 期限なし 6ヶ月 6ヶ月
カード種類 10, 30 5, 10, 25 5, 10, 25, 50, 100 5, 10, 25, 50 10, 20 5, 10 5, 10, 50 5, 10, 20, 50, 100
プロバイダーサービス
メール容量
ウェブサイト容量
2MB
-
5MBまで
30MBまで
5MBまで
10MBまで
5MBまで
10MBまで
5MBまで
15MBまで
1MB
5MB
20MB
3MB
サイト情報保存期限 1ヶ月 3ヶ月 1ヶ月 期限なし 40日 2ヶ月 40日 6ヶ月
追加メール容量 - + - - - - + +
追加サイト容量 - + - - - - + +


ロシアオンライン ツェンテル シティーライン コムスター
http://start.online.ru http://dialup.cnt.ru/cards http://reg.cityline.ru dp.comstar.ru
register/russia guest@guest/guest keg/reg dpguest/dppass
接続状況
カードにはプロバイダへの接続番号は1つしか書かれていない(実際には13もの番号がある)。カードに書かれてある番号につないでみたがつながるのは本当にときたまだが、つながると一定のスピードで切断されにくい。
接続状況
切断回数の多い”リーダー”と呼べるカード。プロバイダへのつながりもテストでは悪いカードのうちの1つとして評価された。
接続状況
プロバイダへの接続結果はそれほど悪い結果ではなかった。時々接続が切断されるときがある。
接続状況
プロバイダへの接続時間指数で悪い指数を出す。時々接続切断がある。
登録
ゲスト時間に制限はなく、登録もそれほど難しくはないのだが、評価を下げているのは詳しい情報をカードに表記されてないことにある。
登録
カードの銀で隠されている下にログインIDとパスワードが書かれてあるのでわざわざ登録しなくてもいいので便利である。
登録
登録にかかる時間は大体4分ほどである。評価を下げているのはカードにはゲスト時間は15分ほどと書かれてあるのだが実際には11分もない。
登録
登録過程はかなり難しい。そしてゲスト時間も制限あるのだがそのことについては書かれていない。
ヘルプサービス
オペレーターが電話で答えてくれるので電話をかけやすい。もし質問がよくあるものなら録音テープの回答に切りかえる。
ヘルプサービス
1日中やっている。オペレーターまですぐつながるのだが質問内容によってはオペレーターが答えられずマネージャーにまわされる。
ヘルプサービス
1回目の電話のベルですぐにつながるのでつながりの面での問題はない。いくつかの質問の回答に関しては不明瞭である。
ヘルプサービス
1日中働いてはおらず、休日と祝日は休みである。

注)ゲスト時間とありますが、カードに書かれておりますIDとパスワードを使えばそのサイトに入るのは無料というシステムになっており、もちろん制限時間もあります。

<新情報>
噂によりますとCitiylineのプロバイダが潰れ、残っていたカードも使用不能となったという情報が入りました。もちろんCitylineのメールアドレスも閉鎖となってます。
一説によるとハッカーの仕業ではないかという話もでております。


図2 料金表と評価

エルビス・テレコム MTU ゼブラ・テレコム タスコム ロシアオンライン ツェンテル シティーライン コムスター
料金結果
名称 Интернет карта10 Коммутируемый доступ Бизнес Повременной доступ РОЛ10 Почасовой Почтовый Интернет карта5
価格 ドル/時間 9-10時間
無料-午前2時から午前6時まで
0.75-9:30から20:00まで
0.90-20:00から02:00まで
0.35-02:00から9:30まで
0.75-1日中 0.65-09:00から22:00まで
0.75-22:00から02:00まで
0.30-02:00から09:00まで
0.4-10:00から02:00まで
無料-02:00から10:00まで
0.38-01:00から07:00まで
0.75-07:00から01:00まで
5-4時間 1.048-08:00から20:00まで
0.524-20:00から02:00まで
0.374-02:00から08:00まで
0.524-08:00から02:00まで
平均金額
ドル/時間
08:00から22:00 0.90 0.74 0.75 0.63 0.34 0.75 1.25 0.97 0.43
22:00から08:00 0.36 0.57 0.75 0.48 0.16 0.49 1.25 0.52 0.43
評価
総合評価 4.3 4.1 3.9 3.7 3.6 3.5 3.4 3.1
接続状態(60%) 4.1 4.1 3.5 3.4 2.9 2.8 3.6 2.4
接続までの時間(50%) 4 3.7 3.5 3.3 3.1 2.7 3.2 2
接続回数(35%) 4.3 4.5 3.2 3.7 2 3 4.1 2.5
接続切断状態(10%) 3.5 4.5 5 2.5 5 2 3 3.5
接続スピード(5%) 5 5 3 3.5 2 4 5 3.5
料金(25%) 4.6 4.6 4.5 4.7 5 4.6 3 4.7
登録(10%) 4.8 3.5 4.3 2.5 3.5 5 3.5 3.5
ヘルプサービス(5%) 4 3 5 5 5 4 4 3

テスト結果

接続状況と値段を考慮した結果一番いいプロバイダと思われるのがエルビス・テレコムでした。このプロバイダのカードには初心者でもわかりやすいように細かく登録のプロセスやインターネットへつなげるための下準備についても書かれております。
MTUはちょっと高いのですがプロバイダとの接続は早いし、接続状況もかなりいいです。
ロシアオンラインはお金が少なくて、我慢や時間がたくさんある人向けのプロバイダです。でも、その分、値段は一番安いプロバイダではないでしょうか。
コムスタ値段が安くて接続状況レベルもそれほどよくはありません。
シティーライ値段は少々高めで接続レベルもだんだんと良くなってきているが、他のサイトの料金表をみてみると選択肢はたくさんあるのではないか。

雑誌”スプロス”調べ


インターネットカード裏話
僕個人の経験からすると留学生で使用されるプロバイダは”MTU”と”Citiyline”が多いようです。上記の調べでは触れられておりませんが。”Citiyline”もカード度数によって使用目的が別れており。高いカードになればなるほどお得になっております。たとえば、14度数(14ドル)のものを買うと夜中2時から朝9時までは1ヶ月間使い放題とか、36.6度数(36.6ドル)だと、昼間50時間、夜中50時間期限なしで使えるものもあります。ですから一概にはどれが悪いとも言えないと思います。ただ、最近の情報では”Citiyline”がつながりにくくなったという話も聞いております。
”MTU”の場合は結構登録が不便で、自分のIDとパスワードを作ってそれ以降は自分のページに買ったカードの番号を入れて続けて使うような方法を取っております。ただ、上記でもありましたとおり、接続は結構早めなのでいいのかもしれません。


さて、実際につなげてみましょう。
詳しいつなげ方については僕が持っております”MTU”のカードを参考にしてこちらのページでつなげてみることにします。大体の手順としましては”カードを買う”→”パスワードを削る”→”カードに書かれてあるプロバイダにつないでみる”→”登録をする”(これはカードによります。カードによってはすでにIDとパスワードが記入されているものもあります。)→”受け取ったIDとパスワードでインターネットに入る”というような感じとなります。


カードはどこで売ってるの?
恐らく町を歩いておりますといろいろなところでカードを見ると思いますが絶対売っているところですと携帯を扱っているところでしたら大体のカードを買うことができるでしょう。その他にもキオスクや、写真屋でもたまに見かけることがあります。もちろん場所によっては値段が違いますので安いところを探すことをお勧めいたします。僕が知っている安いところはメトロ”トゥーシンスカヤ”からバスで”ミーチンスキー・ラジオルィーノック”と呼ばれるところで、そこではカード以外にもパソコン部品を購入することが出来ます。(ちなみにうちのパソコン部品もそこで購入)


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