めるのロシア日記 調子悪くてあたりまえ

ウラジオストック風景

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2007年5月4日(金) 猫はたま、犬はポチ

我が家に子猫がやってきました。

オトーサンの帽子に入ってやってきました。



名前は、

「名前はどうしましょうカナ?」
「猫は たま と決まっとる。」
「タマ・・・デスカー?」
「そう。日本には磯野家という不老不死の家族があってな、そこの飼い・・・」
「タマー、タマー、タマチャーン!!」  ←ぐりぐりしている。
「コラ聞け!」
「タマでイーヨ。タマ〜。」
「・・・そうか。」

あっさり決まりました。

◎  ◎  ◎  ◎  ◎

たまがウチにやってきた理由はこうです。

両親の仲良しおとなりさん、マリシュコ夫婦は猫が好きで、マーシャというペルシャ猫を飼っています。
そのマリシュコさんが、
今度うちのマーシャに子供が産まれるんだけど、知らない人に売ったりあげりしたくないから
是非お宅で一匹飼って欲しいと言ってきました。

両親のところにはもうキティ爺がいるので、どうしようかなーと思ったそうなんですが、
猫をあげるというのはマリシュコさんにとって重ーい意味を持つことで、
相手にキラキラの親愛の情を示している場合にのみ起こるらしいです。

両親は別の意味で重ーい気分になったそうですが、おとなりさん。
断って気まずくなるのも嫌だし、ま、息子のとこにでもやればいっか。と、もらうことにしたらしい。←もちろん息子に相談なし

産まれてすぐに、用事で両親の所に行ったら
隣で猫が産まれたよ、かわいいよ、見る?というので何も知らずに見に行った我々。

子猫が3匹いました。
「どの子が好き?」 というのでマーシャと同じミルクティ色のが好きかなァ、と言って帰ってきたのですが、
私が帰省している間に「両親が猫をモライマシター」と、画像が送られてきました。
あのミルクティ猫がキティと並んで写っています。

へぇ〜、キティももうトシだから(15歳)もう一匹いてもいいんちゃう?と思っていたのが
トイレの躾をしとけば楽だから私が帰る前に両親の所へ連れてきた、というので
「それは、いったいどゆコト??」
「だからオカーサンが・・・ごにょごにょ・・・」

我が家の全部はこういうコトで進んでいくのであります。

「ワタシもネ、ホントは毛の長い猫は好きじゃないんデスヨー。でももう来ちゃったし。」
「で、どーするんッ!!」
「ダケドなんかネ、両親はもうすごいかわいがってるカラきっとそのまま飼うと思いマス。」

というのでとにかくロシアに帰ってからと思ったのですが、↓帰ったらこうなってました。

「この猫はトイレを覚えないので、もうどっかにあげようかと思ってるんだけど・・・」 ←オカーサン

なんですと??

両親のところにきて1ヶ月。

める家にはずーっと猫がいるのですが、どの猫もすぐにトイレを覚えたので、
あれしてもこれしてもどうしてもトイレを覚えないミルクティに両親はお手上げとなってしまい、
もうウチに回しても同じだろうから誰か一軒家の人に飼ってもらおうと思っている、という話でした。

うーむ。

しかし、この猫はマリシュコさんがキラキラでくれた、『める・マリ友好の証』 ではなかったか。
そんな簡単に条約破棄していいのであろうか。
戦争になるのではないか。
いや、すでに戦闘態勢なのか?

など思いを巡らせるに、
ここは予定通り、というか勝手に決められていたコース通り、息子が平和を守るべきでは?
もしかしたら優しくて気が利いて美人で巨乳の日本人のヨメが躾けたら ←大ウソ
ちゃんとトイレも覚えるのではないかと幻想を抱き、連れて帰ることにしたのです。

そしてミルクティは『たま』になりました。

さて、たまですが、
さっきオッサンのスリッパの上にうんこしました。

「おう、セリョージャー!今どこ?あ?ウスリースク?あのさ、今日ウチに猫来たんだけど、
どこでもうんこしちゃうから困ってんの。オマエんとこで飼ってくれない?」

「猫のうんこ?オレ、今ラリー中だから。あーーーッ、チクショー マッドにはま・・」 ブチ。


・・・・たまチャンの運命やいかに?

2007年5月29日(火) 節ちゃんとピロシキ

雨。 8:00の外気温8℃、室内18.8℃、湿度60%

さぶい、さぶい、さぶいよおおおおーーーー
ゆうべなんか4℃でした、さぶすぎです。

モスクワは34℃!!
もし37℃まで上がったら最高記録だそうです。
ボロネジ32℃、ニジニノブゴロド31℃、おかしっちゅうねん
どーなってるん?まだ5月やん?
7月くらいに冬来たりして。

ええーーと、そんで、
コンプュータがクラッシュした訳ちゃうんですが、
連載休止した訳ちゃうんですが、

ま〜〜、

節ちゃんでも。

まひとつ〜〜、

ピロシキ

・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。

すいません。


<本日のプューご飯>
ワラビの胡麻和え、白菜とハムのスープ煮、豚肉とニンニク茎の炒め物、昆布としいたけの佃煮、ポテトフライ

2007年5月30日(水) 気になる二人

雨のち曇り。 8:28の外気温11.1℃、室内19.4℃、湿度62%

さぶい、さぶい、さぶいよおおおおおおーーーーー  ←今日は「お」が6つ。

ニュースからしょっちゅう聞こえてくるモスクワ、ジャラー(炎暑)とかレコードという言葉を聞くと
キーーーーッッッ!となります。
エアコンは去年の3倍の売り上げだそう。(そうやろうとも)

さて、きのう突然『エコタンク』を出したのは、
オッサンの同級生に偶然会ったせいです。
その人はちーちゃくて丸っこい東洋人で、学生時代のあだ名が『韓国のちーちゃいタンク(戦車)』
それでなんとなく思い出して・・・・
ただそれだけなんですが・・・(すいません)

ところでエコタンクの二人はピンキーとパープルですが、いま、実に気になっている別の二人がいます。
アルファとブラボー。

まだ見たことはありません。
見た人によると最近一番笑えた最高作だそうです。
ほかの人は佐原とか今田とか長谷川とか服に名前札が付けてあるそうですが
アルファとブラボーだけは「アルファ」と「ブラボー」なんだそうです。←なんのコト?

最初その話を聞いたのは日本人会会報の編集委員会の時でした。
そのビデオを観た人達がいかに面白いかを力説してたんです。
あんまり面白いDVDというので
「それっていつ劇場公開したん?」ときくと、
「するわけないじゃん!」 
「?」  

そのあと、迎えにきてくれたオッサンも一緒にみんなでゴハン食べに行き、
そのビデオの様子を振り付きで説明してもらって、「この手の動き、何かわかる?」と言われ
「ホフクゼンシンじゃないデスカー」  ←匍匐前進?
「そうそう!」
などと盛り上がり、みたくてたまらなくなってしまったんですよ。

その週末に今度は日本人会総会後の懇親会で前方直視や外出前の服装チェックなどを  
ビデオの持ち主、黒ひげ軍曹から再現してもらいまたまたおおいに盛り上がりました。
それでど〜〜しても観たくなり、

「それってどういうやつなんですか?」
「江田島教育です」 
               
と教えてもらったら、あとはワクワク、グーグル先生におまかせポン!

ところが江田島教育、アルファ、ブラボー、前方直視などのキーワードでお尋ねしても
お答えは海軍兵学校や江田島基地などばかりでどうも面白いビデオに当たりません。
落ち着かないほど気になり、仕方なく軍曹に、「あの〜市販されていないんでしょうか?」ときいたら
「これです」とURLを教えて下さいました。

が。

『海上自衛隊幹部候補生〜江田島の青春〜』


ホンモノじゃん!!!!

「これがそんなに面白くて笑えるんですか??」
「いえ、このビデオは厳粛なものですので我々はとても笑えません。
彼女達だけが腹を抱えて笑っていました・・・あの人達には実際に部隊に入ってもらう事とします。」

そうだったんですか・・・・。

それでとりあえず今度はヤフオクをぽちっとして中古2000円を発見、
ウォッチリストに追加したんですが、今みたら・・・・落札されてた!!! (マジ買う気?)

仕方ないので近々軍曹が催される予定の『地獄の訓練擬似体験ディナー』で拝見させてもらう事にします。
軍曹殿は、犬は怖いが料理は上手です。
私はディナーだけ、ホフクゼンシンが漢字で書けるウチのロシヤ人はヂゴクの訓練体験だけお願いします。(擬似はなし)

まってろよ、アルファ。
もうすぐだ、ブラボー。


<本日の夕ご飯>
カタクチイワシの洗い(うまいッ!)、カタクチイワシと玉ねぎ+ワラビのかき揚げ(うまいッ!)、野菜サラダ

2007年5月31日(木) 100回洗えば鯛になる

相変わらずお天気悪いです。

しかし確実に夏は近づいているんです、
市場にイワシが出回っていますから。

このあたりに今時期出回るのはカタクチイワシ(анчоус・アンチョウス)です。
ちりめんじゃこや煮干のオトナですね。
新鮮なら生でもおいしいので夕べは洗いにしました。

「イワシは100回洗えば鯛になる」

洗えば洗うほどおいしくなるそうですが、水が冷たくて冷たくて!
10回くらいでかんべんしてくれ〜〜

小さいので手間が面倒ですけどなかなか生魚を食べる機会がないので
ぶーたれずに黙々とやります。

きれーに大皿に盛り付けました。
薬味は柚子胡椒。

「うまいッ!これ本当にアンチョウスデスカ?」
「本当にアンチョウスですよ」
「市場で買ってみんなどやって食べるのカナ?」
「うち以外だれもこやって食べてへんとは思うけど」

新鮮なうちに全部食べきりたかったので
玉ねぎと掻揚げもしました。

「どお?玉ねぎ揚げすぎてへん?しゃくっと歯ごたえないとおいしないから」
「ワタシはそんな細かいことワカリマセン、グルメじゃないもん。
・・・・・うーん、玉ねぎがしゃくっとしてうまいッ!イワシの旨みがじわ〜っと
端っこのほうがカリカリでえ、」
「はいはい。」

このイワシ、1キロで100円もしません。
安くておいしくてほんといい魚。

そしてイワシが来ると、もひとつモゾモゾしてしまうのは。

しまうのは?

サーモンの季節も来たということです。 (ウラアァァァァーーーー!!)

というわけで週末はサーモン釣り!

ワクワクしながら6月に突入。

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