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2020年06月30日

ミリオン・ズビョースト 第104号

  函館校の学報であり、函館日ロ親善協会の会報であるミリオン・ズビョースト/百万の星 第104号を函館校のページに掲載しました。
  今回の巻頭言は、先日、学校法人函館国際学園理事長に就任した渡辺 善行氏による「漁夫生涯竹一竿(漁師は一生を竿の一本で終える!)」です。禅語のひとつで「これさえあれば生きていける」という意味です。しかし、この句には前半部分もあります。受験生の頃にさかのぼり、現在に至るまで渡辺理事長がこの句から何を思い、何を大切にすべきか考えてきたことがうかがえます。
 そのほか、4月に入学した1年生たちの寄稿もあります。入学式はなんとか終えたものの、新型コロナウイルス感染症の影響で遠隔授業となり、不安もあったようですが、これからのロシア語学習や学校生活を楽しみにしていることを感じる文章となっています。是非、ご一読ください。

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日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

2020年06月01日

2020年オリジナルカレンダー 6月は??

<6月>ツァリーツィノ宮殿(モスクワ)
 6月の写真はモスクワのツァリーツィノ(Царицыно)公園内にあるФигурные ворота(幾何学模様のある門という意味)です。この門の白いアーチの装飾がぶどうの房のように見えるため、Виноградные ворота(ぶどうの門という意味)とも呼ばれます。
 ツァリーツィノはエカチェリーナ2世がこの土地を気に入り購入したことから建設が開始されました。ここには宮殿もあり、公園の初期の計画は建築家ワシリー・バジェーノフが行いました。女帝はその宮殿を好まなかったため破棄されましたが、この門を含めいくつかの建築物は残されました。次の計画はマトヴェイ・カザコフによって行われましたが女帝の死後、パーヴェル1世はここを放置したため未完成のまま200年が経過しました。2005年から2007年に修復プロジェクトが実施されついに完成形となりました。
 

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