2019年オリジナルカレンダー11月は??
<11月>救世主ハリストス大聖堂(モスクワ)
モスクワの地下鉄クロポトキンスカヤ駅を出ると目にとびこんでくる救世主ハリストス大聖堂は祖国戦争の勝利を記念して19世紀に建てられました。当時のロシアで最大の建築物であり、モスクワのどこからでも大聖堂のキューポラ型の屋根が見えたといいます。しかし革命後に宗教弾圧の対象となり爆破され、その後「ソヴィエト宮殿」の建設が始まるものの計画は頓挫し、温水プール「モスクワ」へと生まれ変わりました。ソ連崩壊後に再建が決定し、現在の大聖堂は2000年に完成しました。新しい建物であり、観光地としても有名ですが、内部は正教会の厳かさが保たれ、モスクワ中心の繁華な雰囲気とは違った空気を感じることができます。
モスクワを訪れた際には、紆余曲折を経て復活したこのロシア最大の大聖堂に足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
コメントを投稿